高橋則明のレビュー一覧
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感染力と致死性が高いウイルスは、人間にとって脅威だ。この微生物は、一体どのようなものなのか?なぜパンデミックを引き起こすのか?気鋭の生物学者が、ウイルスの謎に迫る書籍。
ウイルスは、19世紀後半に発見された。ウイルスはラテン語で「毒」を意味し、既知の微生物の中で最小である。110年前に発見されたばかりなので、まだわからないことが多い。
ウイルスは、あらゆる細胞生命に宿っており、海にも陸にもどこにでもいる。その数は膨大で、海水1mlあたり2億5000万のウイルスがいた、との研究報告がある。
ウイルスは、既知の生物の中で最も頻繁に変異する。そして大量の子孫を作ることで、親よりも強い子どもが出 -
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・物事をシンプルなまま保つ能力、そして物事が複雑になるのを防ぐ能力も貴重になる
・シンプルさは単なる目標ではなくスキル
・率直さはシンプルでありあいまいな言い方は複雑
・物事を未解決のまま残しておくと、人は先のことを考えるよりも、過去を振り返ることに多くの時間をかけてしまう
・彼はリアルタイムさの正直さを好んだ。何か気にかかることがあればその場で告げた
・今あるプロセスに注目して、それを強化するのではなく、どうすれば減らせるかを考える
・あらゆる人を喜ばせようとすると、誰も満足させられない
・選択肢がないことは決して大きな問題になっていない
・シンプルさは人を引き付ける -
Posted by ブクログ
無料やフリーの存在って
もう当たり前の存在ですよね?
無料登録、無料アプリ、無料期間、、、
色々あるんですけど、あらゆるサービスが無料化していっています。
たぶん今の時代ほとんどのものが無料で使えます。
じゃあなんで無料のサービスなんてするの?ってことですよね。
僕もブログで無料で誰でも努力すれば3ヶ月で月利11万円を稼ぐことができて、
その後も資産化されるコンテンツを公開しています。
無料メルマガに登録すれば、
マニュアルも無料で配布しています。
「それも有料化すればええやん?」ってよく言われますが、
僕はギブの精神でやっていて
来るものは拒まず、去るものは追わないスタイルで -
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日垣隆氏が強くお勧めしていたので読んでみる。
本書が書かれたのが2009年。そんなに昔ではないけれど、インターネットを取り巻く環境は大きく変化していて、既に古くなっている部分もあるが、本質は今でも変わらない。今まではお金になっていたビジネス(デジタル)も、いずれは無料化されてしまう。
無料化されてしまうものに拘るのではなく、それを手子にして新たな価値の創出出来るか否かが今(現代)のビジネスに問われている。
過去のビジネス展開における成功例・失敗例については詳細に触れられているが、価値創出の具体的手段迄は、まだ著者も試行中のご様子。読者の工夫に委ねられている。 -
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ネタバレアップを世界一の企業とした考え方を解説した書。シンプルという秘密を世界に開示したところで、名だたる世界的企業は大企業が故に真似をすることが出来ない。そこにはただシンプルに考える。徹底的にムダを削ぎ落とす。そこにムリという考えは存在しない。世界を驚愕させたThink Differentキャンペーン。そこに至る経緯、アップルを再生させたジョブズのブレない哲学と、サポートする人々の献身的な努力。シンプルは全ての人を魅了する。
説明
内容紹介
複雑に考えて仕事する自分を、誇りに思っていないか。
「シンプル」は現代ビジネスにおける最強の武器だ
スティーブ・ジョブズのもとでアップルの「Think -
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1.以前、スティーブ・ジョブズの本を何冊か読み、興味を持ったので購入しました。
2.この本は、スティーブ・ジョブズと共に長年仕事をした広告代理店のケン・シーガルからみたジョブズ(アップルも含む)の仕事ぶりです。ジョブズがシンプルさを常に大切にしており、それを実現するために10この行動を実践してきたと述べています。その行動はそれぞれ章立てされており、現代の多くの企業が見直さなくてはならない部分だと改めて実感させられます。ジョブズを長年間近で見てきた方が書いているので、かなり分厚い本となってますが、新たな気づきを与えてくれる一冊になると思います。
3.外国人特有の遠回しにかつ小説的な書き方で理 -
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店頭に並んでいることきにはなったものの、その当時はBtoBがメインだったのであまり関係ないと思って読まなかった。今更ではあるが、BtoCには大きく関わってくる内容ということで、読んでみた。
ところで本書の著者は、「ロングテール」の著者だったのね。知らなかった。
「どうしてグーグルではフリーがあたりまえなのだろう。なぜなら、それが最大の市場にリーチして、大量の顧客をつかまえる最良の方法だからだ。シュミットはこれをグーグルの『最大化戦略』と呼び、そのような戦略が情報市場の特徴になるだろうと考えている。その戦略はとても単純だ。『何をするにしても、分配が最大になるようにするのです。言いかえると、分配の -
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無料からお金を生み出す新戦略として、いろいろな無料で儲けてる事例などを挙げながらこれからの経済取引を考える本。
これまではアトム経済、物質のやり取りが中心だったが、これからはビット経済、情報のやり取りが中心だ。情報は費用ゼロで取引先を増やせるから必ず”無料”と戦わなければならない。といった始まり方をするのだけれど、内容はアトム経済ビット経済の区分けがそれほどはっきりとしてるわけでもなく、きちんとまとめられた考え方とは言い難い内容。
様々な事例をもとにいろいろと書いてあるが、「費用」と「利益」が直接つながらなくなっているという話に集約できると思う。
今後ますますこの”フリーミアム”が深化して -
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生まれ変わったら男がいい、女がいい。という話題を良く耳にするが、傲慢すぎる。生まれ変わったら、我々はほぼ100%微生物である。
そんな微生物の中でも特に小さいが、時にパンデミックを引き起こすウイルスについて、ウイルス研究の第一人者でもあり、世界各地の「新型ウイルスが発生しそうな場所」を巡り、パンデミックの兆候を常に調べている著者が書いたこの本。
私としては、無力以外の何者でもないので、ただ頑張って下さいと祈るぐらいしか出来ないのではあるが、もしもパンデミックが起こった場合に備え、正しい知識を持ち合わせておくために、この本を読んで損は無い。 -
Posted by ブクログ
まず著者Nathan Wolfe の圧倒的なバイタリティに敬服。スタンフォード大生物学教授という堅物そうな肩書きからは想像し難いが、ウィルスと人間の邂逅するフロンティアを求めて世界中の辺境を流転する冒険家なのだ。しかしその一方で、既存のネットワーク・インフラを駆使して世界規模のウィルス・モニタリングシステムを作り上げようと奮闘する夢想家でもある。
本書前半から中盤にかけては、人間の進化と生活様式の変遷に沿いつつ、さまざまな実例に触れながら、パンデミック - ウィルス感染症の爆発的流行 - が生じる素地がどのようにかたちづくられたかが語られる。終盤ではウィルスの便益的活用の可能性とともに