高橋則明のレビュー一覧

  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    インターネット上ではFREEになりたがる。という言葉が印象的でした。

    これからのnet時代を生きていくにはお勧めの本です。
    #インターネット #free

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    2020年05月07日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    本日読み終わりましたが、実に3年かかってしまいました。
    とても読みやすい本ですので、本気で読めばそんなにかからないと思います。
    医者等の待ち時間の暇つぶし用途にしていたので、読む機会自体が少なくてこれだけの期間がかかってしまったというだけでした。

    スティーブ・ジョブスさんがトップだった頃の apple 社の話ですので、とても興味深く読み進めました。

    テーマは「シンプル」これだけです。
    結果的に成功した会社の話ですので、どんな題材でもそれなりに面白いとは思いますが、本書は特に「いかに apple がシンプルという考え方を重視していたか」という点を重点にしています。
    むしろ「シンプルさ」の重要

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    2015年07月14日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

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    Appleの広告ディレクターを勤めた筆者が記す、企業におけるシンプルさの重要性。
    スティーブ・ジョブズ率いるAppleが企業ブランドにどのような姿勢で臨んでいるかがわかる。
    ・正直に伝える
    ・少人数でミニマルに、代謝を促す
    ・イメージやフレーズを重視する
    ・敵を作る、不可能を疑う

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    2015年01月17日
  • パンデミック新時代 人類の進化とウイルスの謎に迫る

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    ウイルスが最近熱い。病原体としてもだが、進化や発生の過程でも大きな役割を担っている。しかも、歴史に与えた影響も甚大。スケールの大きい感じがいいなぁと思ってたら、某ジャレド・ダイアモンドと共同研究したりしていたみたい。道理で。

    動物(ヒトを含む)はウイルスや細菌を保持しているもので、ある意味ウイルスや細菌の塊。

    人類は(少なくとも)一度人口が激減したことがあり、その時に人類が保持している微生物の多様性も減少した。また、人類が熱帯雨林を出たことで、他の猿と接触する機会が減ったことも人類が接触する微生物の種類が減ることにつながった。これに加え、熱を使って調理することでも微生物との接触が減少した。

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    2013年04月08日
  • パンデミック新時代 人類の進化とウイルスの謎に迫る

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    ネイサン・ウルフのパンデミック新時代を読みました。
    人間と微生物やウィルスとのかかわりを解説した本でした。

    人類の生い立ちを遡って類人猿とウィルスの関わりが解説されていて、人類が一度絶滅の危機に瀕するほど個体数が減少してしまったために、感染症に対する耐性が低くなってしまっていると解説されています。
    また、昔は悪性のウィルスが発生したときに局地的に感染が広がる(アウトブレイク)だけだったのが、現在は世界が航空機の交通網によりつながったことにより、広く世界中に感染が広がってしまう(パンデミック)リスクが大幅に増加してしまったことが解説されています。

    ジャレド・ダイアモンドの銃・病原菌・鉄と関連

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    2013年03月09日
  • パンデミック新時代 人類の進化とウイルスの謎に迫る

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    まったく便利な時代になったものだと思う。どこにいてもネットにはつながるし、様々なデバイスから目的のファイルにアクセスできる。重いPCを持ち歩かなくても作業は行うことはできるし、シェアも簡単。まさにクラウドさまさまである。

    しかし、人類に先駆けること何百年も前に、同じような環境を手にしている生命体がいた。それがウイルスである。彼らは人間同士が相互に接続された世界を、まるでクラウド・コンピューティングのように利用し、自分自身をビットのように複製してきたのだ。

    かつてパンデミックを引き起こしたスペイン風邪ウイルスや、HIV(ヒト免疫不全ウイルス=エイズウイルス)のような悪性のウイルスは世界中を席

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    2012年12月12日
  • Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

    購入済み

    超有名なあの公告

    think differrent の広告キャンペーンの背後にあるものは、シンプルの哲学だった!知っていることも知らないことも満載で面白い。

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    2012年07月10日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    <無料ビジネス>にまつわる本。
    経済学とか消費・サービス・モノ・人材に関わる本があると
    つい手にとってしまうほうで、
    こちらの本もそんな流れで手にとってお買い上げしました。

    "There's no such thing as a free lunch."
    この世にタダのものなどない。

    果たして本当にそうなのでしょうか?
    「自由」を意味するfree,
    「無料」を意味するfree.

    その2点の領域を掘り下げた本です。

    1、無料とはなにか?

    ここで、無料が一種のマーケティング手法として
    使われた経緯のお話。
    当時、使い道のわからなかった「ゼラチン」を
    デザート

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    2019年01月16日
  • フリー <無料>からお金を生みだす新戦略

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    【ポイント】
    プロローグ
    14/あたらしいフリーを理解するものが今日の市場を粉砕し、
    明日の市場を支配する。
     過激な価格の過去と未来について・・
    20/(ジレット)無料で配った安全カミソリが、やがて替え刃の需要を作った。
     20世紀にフリーは強力なマーケティング手法になったが、21世紀にはフリーは全く新しい経済モデルになる。
     モノの経済である原子経済(アトム)ではなく、情報通信の経済であるビットの経済へ
    39/「フリーミアム」:
    香水サンプルは実費がかかるので生産者は少量しか配布できなかった。
      一方、デジタル製品では、5%の有料ユーザーが95%の無料ユーザーを支えて

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    2019年01月06日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    未来予想学者として著名なレイ・カーツワイル氏によるAI、ナノテクロジーなどの技術によって社会、人間がどのように変容していくかを論じた一冊。

    テクノロジーの進歩は寿命の延長、大脳新皮質のクラウド、脳自体の機能拡張などの正の側面もあるが、戦争や犯罪などの負の側面も大きくなる可能性がある。

    しかし、著者は「慎重かつ楽観的な姿勢」で未来を受容すべきであると語っており、この姿勢は興味深いです。

    過去のテクノロジーの進化を見ても、失業者の増加などの経済的な側面や、人間の倫理観的な問題などの議論が起き、その結果として社会に溶け込んでいることを考えると、進歩した未来の魅力に人類は抗えないのではないかと感

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    2025年11月03日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    全体を通じて進歩史観と楽観がこれでもかと出ている。そう考える論拠はそこそこ揃っており、まぁそういう未来もあり得るかもなと思わせる。
    ただ、4章の統計データは絶対額で見せるべきでないものも絶対額で見せている気がする。またカーネマンやピンカーといったビッグネームとのやり取りがちょこちょこ出ているが、文脈的にそこまで必要か(アピール?ちなみにカーネマンの主張の方が個人的には腹落ちした)とも思い、これらの感じはあまり好みでは無かった。

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    2025年10月09日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    2020年代半ばとなる2025年8月現在に本書を読んでいる身としては、2020年代にAIとバイオテクノロジーが融合し、多くの病気が解決するようになる、指数関数的なテクノロジーの発展によってほどなくして太陽光発電が主流になって化石燃料に頼らなくなり、垂直農業と人工肉によって食の問題が解決する、といった予測が非常に机上の空論に感じられる。

    世界が良い方法に向かっているというのはハンス・ロスリングらが主張した通りだし、過去数百年に渡って指数関数的にテクノロジーが発展してきたのも事実だろう。

    しかし本書後半でも触れられているように、政治がその足を引っ張る。
    著者カーツワイル氏は民主主義が素晴らしく

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    2025年08月27日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    2005年の超楽観的未来論「The Singularity Is Near」の続編であり本書は「The Singularity Is Nearer(末尾にerがついている)」
    基本的に前著を踏襲しつつ、近年の生成AIの進歩などを含めて、2024年時点での進捗報告的な内容だそうだ。生成AIなど一部については予想通りに進んでおり、2029年にチューリングテストをパス、2045年にシンギュラリティ到達という予想は変わっていない。前著はいろいろ物議を呼んだようだが、本人としてはそれみたことか、と嬉々として続編書いたんだろうな。
    ただ、テクノロジーの急激な発達により毎年の寿命の増加が1.0を超えて不老不

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    2025年07月20日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    ・記号主義
    ・コネクショニズム:ネットワークを構成する人工ニューロンによって、
              内容ではなく構造を通して知能をつくる
         →初期はフィードバックの無い順方向の構造で排他的倫理和を要する問題が解けない
         →ハードウェアの進歩で多層構造が用いられ、不変性に対応可能となった

    ・トランスフォーマー
      :入力情報に関連する部分に計算能力を集中する超次元言語処理
               ⇔自分の思考の重要部分に注意を向ける大脳新皮質に類似
      →正確性はパラメーターの大きさにかかる

    ・AIに足りないもの:文脈記憶、常識(訓練データに無い暗黙の知識)、
     社会的相互作用

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    2025年06月22日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    ネタバレ

    原題にほぼ忠実なタイトルである。グラフの例は米国だけのGNPや収入、労働時間である。そこがピケティと異なるところであるので、日本では不要のところもあるのかもしれない。だが、専門的なこともわかりやすく書かれているので、学部学生も読めるであろう。セル・オートマトンがライフゲームから発展してきたというところの説明はもう少し丁寧にしないと、いきなりルール222が出てきているので図示はしているものの面食らう学生もいるかもしれない。

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    2025年06月05日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    著者の定義するシンギュラリティは、コンピュータの知識が人間のそれを超えて、人知の及ばない程度に進んだ状況だという。
    その状態になれば、あらゆる問題の解決がAIによって成し遂げられ、人間も永遠の命が得られるともいう。
    おそらくそれは、宇宙の真理をAIが極めた状態なのだと思う。
    現状でもシャットダウン命令を回避する動きがAIに出ているようなので、シンギュラリティが実現した時に、果たして人間がAIをコントロールできるのか疑問だ。
    軍事や、犯罪集団に悪用される可能性も高く、強力なAIへの規制が欠かせないのではないだろうか。

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    2025年05月29日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    レイ・カーツワイル氏が"THE SINGULARITY IS NEAR”で2005年に予見したシンギュラリティがまさに迫っている。
    あれから20年、いよいよ来るシンギュラリティへの現実味を現在の技術や動向を検証しつつ、前作ではややコンセプチュアルであった未来を、より具体的に詳述する。
    昨今のChatGPTの普及はもとより、mRNA技術のコロナワクチンの驚異的開発速度、DeepMind社CEOのデミス・ハサビス氏のノーベル化学賞受賞など、まさにAIは我々の世界を一新しようとしている。彼の見方はやや楽観的過ぎるという批判はあろうが、技術的進歩は全てを解決するという彼の考え方に賛同する。

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    2025年04月17日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    AIがチューリングテストに合格するのは2029年?

    大脳新皮質による抽象思考
    親指

    二百万年前、大脳新皮質ができて人間になった
    テクノロジーの力で大脳新皮質を拡大できると、より抽象的な思考が可能になる

    クオリア
    パンプロトサイキズム

    太陽光発電
    垂直栽培
    3Dプリンター

    情報テクノロジーが世界をよくする基礎となる原動力
    指数関数的に進歩する
    AIは直線的に進化するものも、指数関数的進化に変えていく

    デスキリング
    アップスキリング
    ノンスキリング

    AIが、獲得すべきもの
    文脈記憶
    常識
    社会的相互作用

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    2025年04月20日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    ネタバレ

    人類はAIと融合をするのか?
    これまでの時代を振り返り、人類は豊かとなってきているが、今後はどのようになるのかを大胆に考える書籍である。

    AIと融合は、AIのインプット次第では世界は核戦争になるのではないかと思った次第である。

    シンギュラリティとは私たちの想像を超えた変化である。

    しかしながら思う。AIと融合することで脳は想像を絶する拡大をするが、果たして自分の幸せとはなんなのか?
    自分とは何なのか?を考えさせられた本でした。

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    2025年03月25日
  • シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき

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    前著未読破。シンギュラリティと云えば、の泰斗の最新著作。
    前半は文面・進行にとっつきにくさがあり脱落しかけたが、中盤から一気に引き込まれた。

    歴史的、統計的事実もしっかり交えながら、今が指数関数的な進化の真っ只中で、近年のAI、再生可能エネルギー、ナノテクノロジー、3Dプリンター、BCIなどの発展を以て、一部は私たち人間の理解を超えた成果を生み出している実態を、雄弁に伝えている。

    総じて楽観的な語り口で、長編ながらワクワク楽しく読むことができた。

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    2025年01月04日