作品一覧 2017/05/08更新 シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき 試し読み フォロー シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき 試し読み フォロー 人類の未来 AI、経済、民主主義 試し読み フォロー 1~3件目 / 3件<<<1・・・・・・・・・>>> レイ・カーツワイルの作品をすべて見る
ユーザーレビュー シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき レイ・カーツワイル / NHK出版 レイ・カーツワイルの見立て通りに進むとは思えない(技術的な問題というより我々人間が倫理的に追いつけないだろうという点で)が、示唆に富む未来予測だと思う。 Posted by ブクログ シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき レイ・カーツワイル / NHK出版 シンギュラリティとは『人工知能(AI)が人類の知能を超える転換点(技術的特異点)』と認識されているが、最初に言い出したのは著者らしい。長い間積読状態にしていたこの書籍を手に取ってみて驚いたが、彼はそんな単純なことを言っているのではなく、「シンギュラリティとは、われわれの生物としての思考と存在が、自ら...続きを読むの作り出したテクノロジーと融合する臨界点であり、その世界は依然として人間的ではあっても生物としての基盤を超越している」と述べている。もっと深い本だ。よく読むべき一冊。 Posted by ブクログ 人類の未来 AI、経済、民主主義 ノーム・チョムスキー / レイ・カーツワイル / マーティン・ウルフ / ビャルケ・インゲルス / フリーマン・ダイソン / 吉成真由美 ノーム・チョムスキー、レイ・カーツワイル、マーティン・ウルフ、ビャルケ・インゲルス、フリーマン・ダイソンといった政治学教授、発明家、経済ジャーナリスト、建築家、数学者といった知の先端をいく人たちへのインタビュー集。 AIが指数間的に成長していく未来を描くレイ・カーツワイルの話が一番面白かったし再読し...続きを読むたい。 どの人たちも専門分野以外にも深い知識を持っているのが参考になる。 インタビュアーの吉成さんの質問が全部的確で勉強量も含めて頭の良さがにじみ出ていると思う。あとがきの見解の「不確実社会では感情に訴えるようなシンプルストーリーはプロパガンダだと思ってファクトチェックを重ねて熱狂を避ける」というところに同意。 各著者におすすめの本を聞いているのがありがたい。 Posted by ブクログ 人類の未来 AI、経済、民主主義 ノーム・チョムスキー / レイ・カーツワイル / マーティン・ウルフ / ビャルケ・インゲルス / フリーマン・ダイソン / 吉成真由美 既存、既成概念にとらわれない様々なそして先端の考えや視点を紹介する一冊だ。アメリカの政治、民主主義、資本主義、AI、建築、宇宙など広く(表面ではあるが)見れる。それぞれのインタビューイーの見解をにわかに支持はできないが、関連著書を読んで深めたい。 とりわけ、 カーツワイル氏の話をにわかには信じられな...続きを読むいが士郎正宗氏が描くGhost in the shell (攻殻機動隊)のような大脳新皮質がクラウドにアクセスするような電脳時代が来るのだろうか。 吉成真由美氏の知的なインタビューにも感嘆する。 Posted by ブクログ シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき レイ・カーツワイル / NHK出版 2005年に書かれた664ページの原書からの抜粋。と言っても254ページあります。 本書はシンギュラリティを定義した歴史的な本です。 まずびっくりしたのは13年前の著書でありながらコンピューターと人間の未来を予測している内容が少しも色あせておらずむしろ新鮮であること。 著書が2045年をシンギュラ...続きを読むリティとした理由が当時のコンピューターパワーから論理的に導き出した説明が詳細に書かれている。 まず人間の脳の処理能力をいくつかの事例(例えば網膜から物を認識するために必要な処理速度から脳のサイズを掛け合わせる)から10の16乗CPSとした。ムーアの法則の考え方に基づいて著者がパソコンレベルでこの処理能力に匹敵するのは2020年とした。さらに記憶容量(10の18乗ビット)がパソコンレベルで手にはいるのが2030年。これだけならパソコンのパワーが人間の能力に追いついただけだが、さらに「知能」という要素を考えると2045年にはコンピューターが人間の能力を超えて根底から覆る。これを「シンギュラリティ」と呼んでいる。 そしてパソコンレベルではないにせよ、人間の脳をデバイスにアップロードできる時期は2030年と見ている。 ここに究極のBigdataとIoT、そして脳を模したニューラルネットコンピューティングとソフトウェアによって大変革が起きる。 これらによる人体を1.0->2.0->3.0と変化すると定義し、ナノボット(ナノサイズのロボット)で人体は大きく様変わり。人の寿命は著しく伸びる。3.0ではテクノロジーと人体は融合することができる。 そして著者は「人間とは何か?」という宗教的とも言える根源の質問を自分に問いかける。 シンギュラリティは一般的に「AIなどのテクノロジーが進化して人間を超える」と理解されがちだけど、著者が言いたいことはそうではなく「テクノロジーと人間が融合することでこれまでにない世界が実現する」ということだ。長生きをして世界の進化を見届けたい、とか、行ったことのない場所に瞬時に行ける体験、とか自己複製が可能になるとか…私には思いつかない驚くことがもっともっと起こるだろう。 Posted by ブクログ レイ・カーツワイルのレビューをもっと見る