リアリティ+(プラス) 上 バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦

リアリティ+(プラス) 上 バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦

この世界は本物か? 現代の代表的哲学者によるテクノロジーと「心の哲学」探求の最先端

私たちがいるこの世界は本物なのだろうか? それが「確か」だとなぜわかるのか?
テクノロジーが急速な発展を遂げるなか、古くて新しい哲学的難問があらためて問い直されている――
現実(リアリティ)とは何か、どのようにしてそれを知ることができるのか。「シミュレーション仮説」「可能世界」「水槽の中の脳」など、さまざまな思考実験を通じ、見えてくるものとは。
現代哲学の第一人者チャーマーズが、哲学とテクノロジーを大胆に融合させ、新しい現実(リアリティ)、新しい世界観を提示する。

【内容】
序章 テクノフィロソフィーの冒険
第1部 バーチャル世界に関する重要な問い
第1章 これは実在するのか?
第2章 シミュレーション説とは何か?
第2部 知識を疑う
第3章 私たちに知識はあるのか?
第4章 外部世界は本当にあるのか?
第5章 私たちはシミュレーションの中にいるのだろうか?
第3部 リアリティの定義
第6章 リアリティとは何か?
第7章 神はひとつ上の階層にいるハッカーなのか?
第8章 宇宙は情報でできているのか?
第9章 シミュレーションがビットからイット説をつくったのか?
第4部 VRテクノロジーがつくる現実世界
第10章 VRヘッドセットは現実をつくり出すのか?
第11章 VR機器は錯覚を生む機械なのか?
第12章 ARは真の実在なのか?
第13章 ディープフェイクにだまされないためには

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  • リアリティ+(プラス) 上 バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦
    2,640円 (税込)
    この世界は本物か? 現代の代表的哲学者によるテクノロジーと「心の哲学」探求の最先端 私たちがいるこの世界は本物なのだろうか? それが「確か」だとなぜわかるのか? テクノロジーが急速な発展を遂げるなか、古くて新しい哲学的難問があらためて問い直されている―― 現実(リアリティ)とは何か、どのようにしてそれを知ることができるのか。「シミュレーション仮説」「可能世界」「水槽の中の脳」など、さまざまな思考実験を通じ、見えてくるものとは。 現代哲学の第一人者チャーマーズが、哲学とテクノロジーを大胆に融合させ、新しい現実(リアリティ)、新しい世界観を提示する。 【内容】 序章 テクノフィロソフィーの冒険 第1部 バーチャル世界に関する重要な問い  第1章 これは実在するのか?  第2章 シミュレーション説とは何か? 第2部 知識を疑う  第3章 私たちに知識はあるのか?  第4章 外部世界は本当にあるのか?  第5章 私たちはシミュレーションの中にいるのだろうか? 第3部 リアリティの定義  第6章 リアリティとは何か?  第7章 神はひとつ上の階層にいるハッカーなのか?  第8章 宇宙は情報でできているのか?  第9章 シミュレーションがビットからイット説をつくったのか? 第4部 VRテクノロジーがつくる現実世界  第10章 VRヘッドセットは現実をつくり出すのか?  第11章 VR機器は錯覚を生む機械なのか?  第12章 ARは真の実在なのか?  第13章 ディープフェイクにだまされないためには
  • リアリティ+(プラス) 下 バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦
    2,530円 (税込)
    VRは“真の実在”なのか? さまざまな思考実験をもとに新たな「現実」に迫る! はたして私たちは自分がいまシミュレーションの世界の中にいる可能性を排除できるだろうか。すなわち例えば、『マトリックス』のネオのように、自分では気づかずに機械の生み出す仮想の世界を生きている、という可能性を排除できるだろうか。そして、もしそれができなければ、いかにして私たちは自分がいま生きている世界が偽りのバーチャル世界でないことを確かめられるのだろうか。これが本書で取り組まれる中心的な問題である。チャーマーズはこれにさまざまな角度からアプローチするのだが、彼は究極的には《私たちは自分がシミュレーションの世界を生きている可能性を排除できない》という点を認める。 ――山口尚 本書「解説」より 【内容】 第5部 心と意識の問題  第14章 バーチャル世界で、心と体はどう相互作用するか?  第15章 デジタル世界に意識は存在しうるか?  第16章 ARは心を拡張するのか? 第6部 倫理と価値の転換  第17章 バーチャル世界で良き生を送ることができるのか?  第18章 シミュレートされた命は重要か?  第19章 バーチャル社会をどのようにつくるべきか? 第7部 シミュレーションの中の真実  第20章 バーチャル世界で私たちの言葉はどういう意味を持つか?  第21章 塵の雲はコンピュータプログラムで動いているのか?  第22章 実在は数学的構造なのか?  第23章 私たちはエデンの園から追放されたのか?  第24章 私たちは夢の世界のボルツマン脳なのか?

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    Posted by ブクログ 2023年08月20日

     バーチャルリアリティ(VR)に関する本となるといかにも自然科学主義・還元主義的なものを連想してしまうが、本書のテーマはなんと〈形而上学〉である。「この世界には我々に現前してくる以上のものが備わっている」という形而上学的テーマに、科学革命以降のパラダイムを存分に適用しながら丁寧に取り組んでいく。〈テ...続きを読む

    0

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