メアリーノートンのレビュー一覧

  • 空をとぶ小人たち

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    この物語はいいなぁ・・・・・。  大人になった今、こうやって読み返してみる(ひょっとするとこの2冊は初めてかもしれないけれど)と、本当に大切なことが数多くこの物語には含まれていると感じられます。  自らの手を使って工夫をしながら生活を豊かにするということ、自分の力で自分の生き様を守り構築していくということ、生きていくためにそして生活を継続させるために何かを選択する際に必要な覚悟について、勇気と無謀の違いについて・・・・・・そういうことが、この小人一家を見舞う災難とそれに伴う冒険の描写の中でさりげな~く書かれているのが、とにかく好印象です。

    (全文はブログにて)

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    2010年08月11日
  • 川をくだる小人たち

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    この物語はいいなぁ・・・・・。  大人になった今、こうやって読み返してみる(ひょっとするとこの2冊は初めてかもしれないけれど)と、本当に大切なことが数多くこの物語には含まれていると感じられます。  自らの手を使って工夫をしながら生活を豊かにするということ、自分の力で自分の生き様を守り構築していくということ、生きていくためにそして生活を継続させるために何かを選択する際に必要な覚悟について、勇気と無謀の違いについて・・・・・・そういうことが、この小人一家を見舞う災難とそれに伴う冒険の描写の中でさりげな~く書かれているのが、とにかく好印象です。

    (全文はブログにて)

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    2010年08月11日
  • 野に出た小人たち

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    第1作の「床下の小人たち」の最後で永年住みなれた大きな家を追い立てられた「借り暮らしの人たち」が野原へ脱出し、危険と隣り合わせの自由な世界の中でアレヤコレヤと珍騒動が持ち上がるのが「野に出た小人たち」なんですけど、この第2作では「借り物」をする相手(≒ 人間)がほとんど出てこないためにちょっと1作目とは雰囲気が異なります。  この「野に出た小人たち」から登場する正体不明(?)の小人族の1人、スピラーがいい味を出しています。  なんていうか、生命力にあふれた「タフガイ」っていう感じなんですよね~(笑)

    (全文はブログにて)

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    2010年08月11日
  • 小人たちの新しい家

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    第4冊の21年後に書かれた完結編~お宝を失ったプラター夫妻はポットのリトルフォーダムを舟から見張って小人たちを取り戻そうとするが,小人たちはその晩に脱出していた。スピラーの提案で誰も住まない牧師館へ引っ越しを始めていたのだ。ミス・メンチスは心配で巡査に相談するがまともに取り合ってはくれない。牧師館に住めそうな場所は見つからないのだが,オーヴァーマントル家で棚から落ち脚を折ったピーグリーンと出逢い,図書室の床下から窓際の作りつけのベンチの中に案内されて,開け閉めできる換気用の格子戸を発見し,新たな住処を手に入れる。プラター夫妻はリトルフォーダムに踏み込み,小人たちが住まいにしていた模型の家を捜索

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    2010年07月29日
  • 野に出た小人たち

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    「床下の小人たち」の続編。床下にひっそりと住んでいた小人の一家が野原へ出るおはなし(母親がヒステリックなのにみんなが穏やかなのが偉いと思ってしまう)。前回同様おもしろいです。

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    2009年10月04日
  • 床下の小人たち

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    ジブリ作品『借り暮らしのアリエッティ』の原作本。原作のキャラクターたちは結構物言いが激しくヘビーなのね、とギャップに驚いた。
    小人たちの生活道具が何から作られているか、どんな暮らしや考え方をしているのかが想像しやすく、面白かった。

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    2025年10月19日
  • 床下の小人たち

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    人間から物を盗むのではなく、「借りる」(借り暮らし)生活をする小人たちの話です。(借り暮らしのアリエッティの原作)
    狭い価値観から広い価値観に変わることによって今までのものの考え方が変わり、もう少し明るい希望の持てる未来を感じることが出来ると読んでいて思いました。

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    2025年01月30日
  • 野に出た小人たち

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    ネタバレ

    床下の小人たちで感じた疑問が解ける部分がいくつかある。
    ただ、描写がまどろっこしい。絵がないとわからないよ…。
    相変わらずホミリーはすぐ金切り声をあげたり悲観的なことばかり言うし、最初はスピラーを汚らしいと追い払うし、なんかイラッとするキャラ。

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    2023年08月08日
  • 床下の小人たち

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    映画を見ていたからより想像しやすくこんな感じなんだろうなと思いながら読んだ。
    ファンタジーは何歳になってもワクワクする。

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    2022年09月16日
  • 床下の小人たち

    購入済み

    ジブリ映画観てから読みました。小人の暮らしや小人の考えが具体的に細かに書かれていて面白かったです。
    もし自分の家に借り暮らしの小人たちがいるとしたら・・と想像するとワクワクもするけど、少し怖いような気も。
    翻訳だからか少し読みにくさもありましたが、最後の1文が気になるので続編も読んでみようと思います。

    #癒やされる

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    2022年09月07日
  • 床下の小人たち

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    床下には、借り物暮らしの小人が住んでいる。えっ、もしかして、我が家にも?そう思うだけで何かワクワクする、ファンタジー。
    アリエッティが、男の子と会う場面が微笑ましい。

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    2022年01月29日
  • 床下の小人たち

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    床下の小人たち
    (和書)2010年10月20日 16:04
    2000 岩波書店 メアリー ノートン, Mary Norton, 林 容吉


    「借りぐらしのアリエッティ」の原作ということで読んでみました。

    あまり面白いとは思わなかった。

    小学生の時はコロボックルシリーズを何回も繰り返し読んだ記憶がある。

    コロボックルの方が面白い。

    この本をどう映画化したか、その手法に興味はある。

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    2020年09月26日
  • 床下の小人たち

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    可愛らしい小人の暮らしのお話。冒頭のケイトとメイおばさんのやり取り、かぎ針を無くしたところから小人の物語へとお話が飛ぶ描写が好きです。最後のシーンもとてもドキドキしながら見守っていました。

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    2020年03月21日
  • 床下の小人たち

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    本棚の整理をしていて、懐かしくなり再読。借り暮らしの生活の細々したものがとても楽しかったのを思い出した。続きが知りたくなるお話になっているところが、技ありだなぁ。

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    2020年02月13日
  • 床下の小人たち

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    ジブリの次回作が「借りぐらしのアリエッティ」といい、児童文学が原作だと聞いてその作品を読んでみた。

    宮崎駿氏の翻案はいつもながら見事だが、時として省略が多く(観覧者が感じろということらしい)、原作を追読することで理解や味わいが深まっちゃったりするので、今回は先回りして読んでみよう、というわけ。

    *

    あれどこに遣ったっけ?と小さなものをなくすのは誰しも覚えがあるだろうし、“小さな妖精”(本作の主人公は妖精じゃないけど)の実在も、子供の頃に一度は想像したことがあるんじゃないだろうか。

    そういう意味で、モチーフはごくありきたりだ。主人公の(身の丈20cmに及ばない)少女と人間の男の子との心の

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    2019年06月17日
  • 床下の小人たち

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    ネタバレ

    ジブリ製作アニメ映画『借り暮らしのアリエッティ』の原作本……なのですが、こちらのほうが遥かに面白いと思いました。
    全5冊組のシリーズで、アリエッティたち一家が棲みかにしていた古い屋敷を追い出されるようにして出ていくところまでが描かれています。
    ハラハラドキドキさせるアリエッティの子供らしい無鉄砲さと、妙にみみっちい生活の描写がうまく絡み合いリアリティを感じさせます。
    続きがとても楽しみです。

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    2017年03月31日
  • 床下の小人たち

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    人間の使う道具を、借り暮らしが家具や食器や色々なものとして使っている様子が目に浮かぶようでワクワクする。
    軽くぼやかして終わるところが外国文学っぽい。

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    2015年11月23日
  • 床下の小人たち

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    ネタバレ

    「つまりは、だれだっても、人間から、ほんとに、いいことをされたってためしがないってことさ。」

    数十年ぶりの岩波少年文庫。ひらがなばかりで読むのに時間がかかった。映画ではアリエッティの家族と人間は相容れなかったが、この物語では家族ぐるみでと少年と仲良くなっている。人間から躊躇なく借りることを覚えて、あれもこれもと欲張ってしまうホミリーは、自然から色々なものを奪ってきた人間に通ずるところがある気もする。人間もそのうち他の「家」に引っ越さなきゃいけなくなっちゃうのかしら。映画よりも静かな流れなので、もう少し感受性の強い頃に読んでいればよかったと思った。

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    2015年07月17日
  • 床下の小人たち

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    アリエッティの原作ということで読んでみたのですが、児童文学を楽しめなくなっている自分に気づき、愕然としました……。
    小人の暮らしぶりの丁寧な書き方、小人なりの人生哲学、丁寧に設定された人物背景と見どころが盛りだくさん、想像をふくらませる読み方をすれば良いのですが、どうしてもストーリー性、派手な出来事や心の動きを求めてしまい、退屈に思ってしまいました。

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    2015年03月03日
  • 野に出た小人たち

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    床下の家から追い出されたアリエッテイたちのその後がとても気になり読みました。

    私たち人間でさえ野宿したりするサバイバル生活は危険だし大変なのだからアリエッティたちはすごく小さいのだからもう想像を絶する困難でしょう。
    でも、アリエッティと父のポッドは逞しい、母のホイミーは体より口を動かしてばかりだけど母親というものはこういうものだなと思いました。

    また気になるところで終わってしまいました。続きが気になります。

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    2014年06月17日