メアリーノートンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『床下の小人たち』と聞いてもピンとこない人も、
『借り暮らしのアリエッティ』なら、
「ああ~」
となるでしょう。
宮崎駿さんの『借り暮らしのアリエッティ』はまだ観てないのに、
原作である『床下の小人たち』を読もうと思ったのは、
宮崎駿さんが、ご自身の著書、『本への扉』で、
この本の内容はもちろん、挿絵をいたくほめていらっしゃったので、
ちらっとでも見てみたいと思ったから。
挿絵、たしかに素敵です!
ペン画でここまで精緻に豊かに描けるなんて。
思い起こせば、昔の挿絵は良かったな。
小さい頃、文字ばかりのページを読みながら、
挿絵のページが来るのを今か、今かと待ち遠しく思ったもの。
何度も同じ本を読むうちに、絵もすっかり頭の中に入っていました。
今の児童文学はどれも色彩豊か過ぎて、漫画みたい。
どれも同じような絵で。
あまりにもキャラクターができてしまった絵が差し込まれているので、
想像を邪魔されてしまいます。
宮崎駿さんは、若い頃、
この『床下の小人たち』の絵を真似て練習したそうですよ。
子どもたちが真似て夢見て、いつか偉大なものに化ける作品、
今の児童文学にありそうで少ない気がして、さびしいです。
内容は言うまでもないので割愛します♪ -
Posted by ブクログ
新しい借り暮らしに出会い、
アリエッティも少しずつ大人になっていくのかな。
いつまでも安全な場所は本当は無いのかもしれないけど、
これからもいろんな事件が起こってしまうのかもしれないけど、
皆で助け合っていくんでしょう。
アリエッティが思い描いてた未来とはなんだか、
違う方向に進んじゃうのかなあ、
と思うような終わり方だったのがちと気になるけど、
このシリーズは父親と母親が主人公だったんだろうな、
って思ってるんで、まあ、いいやって感じでもある。
人間と借り暮らしは相容れないものなんだ、
という筋がぶれる事無く最後を迎えてるし、
父親の意見は納得するけど、残念だねえ、って感じもする。 -
Posted by ブクログ
実はアリエッティの行動力や冒険心、
人間を信じようとする思いをわくわくする気持ちで読むのと同じくらい、
自分のした行動の結果やその立場を何回繰り返しても周りの皆がどう思っているのか、
理解出来てないっぽさに年齢に見合ってないような・・・。
それがしたいなら、ここにはいられないよね、って事を、
気が付くんじゃないのかなあ、
なんて思ったりもしていたけど、
空を飛ぶその為にやっと役に立つときが!
と嬉しくなったんだけどやっぱりそうなのか〜、と。
まあ、ポッドの言うようにペットではないからなあ。
でも、この夫婦さんの方がメインだよな、やっぱり。
メインっていうか、私はこの夫婦、
ポッドとホミリーの方が好きだなあ。 -
Posted by ブクログ
床下の・野に出た・川を下るに続く第4冊目~スピラーの話していたリトルフォーダムは見物に来る人が色々なモノを落として借り暮らしには困らない。この模型の村は鉄道の元信号守が創ったもので,終列車に轢かれそうになったアライグマを助けて片足を失い,川沿いに小さな家と土地を貰ったのだが,信号守時代から暇を潰すための模型作りが本格化したもので,ポットと云う爺さんの仕事にミス・メスチンという女性が手助けをしていた。川の反対側には,不動産と葬儀屋を営むプラッター夫婦が,芝を綺麗に刈り込み,川辺の茶屋を開いていたが,向こう側の模型の村を真似て入場料を取っていた。アリエッティーは女性と話すようになり,女性も老人も気を遣ってくれていたが,隣のプラッター氏も小人たちを目撃し,これを飼い慣らせば,客が呼べると考え,一家を一網打尽にして屋根裏で観察を続けたが,春までにガラス張り小屋を作る計画だ。小人一家は,脱出の方法を探るが,アリエッティーが雑誌で読んだ気球が有効そうだ。ガス灯のガスを風船に詰め,蝦取り網を被せて苺の駕篭を吊し,天窓を空ける訓練を繰り返し,3月28日に決行する~ガスを抜く工夫が万年筆のスポイトというものだが,最近の子供は万年筆の構造を知らないだろう。私だって一本持っていたきりで,暫く見ていない。奇跡的な冒険の果てに,結局はどんなに良い人でも人間に語りかけるのは自由な暮らしを捨てることだと結論づける。人間って話し好きだからなぁとは本当に思うもの。父母は粉挽き小屋で暮らすことになりそうで,アリエッティーとスピラーは舟に乗って冒険をし,川沿いに新しい家を造りそうな予告が出ている。映画は,どこをどう取捨選択したのだろう。NTVでは大ヒットといっているが,実際に映画館に行くと大したことないんだよね。取り敢えず本を読み終えてDVDで観れば良いかな?訳者の林さんは早稲田の経済の先生で・・・この本が初版された年には亡くなっている。挿絵が一番まともだった気がする