レベッカヤロスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第四騎竜団の戦姫〜鉄炎の竜たちまで
書店でみつけて気になってた作品
元々ファンタジーを読んで育ったようなところがあるのと、恋愛の組み合わせは面白いと個人的に思ってたのでロマンタジーというジャンルはドンピシャだった。
ヴァイオレットもバリバリ前線に出るのが読んでいて気持ちいい。戦地に赴く相手を待つだけなのは個人的に性に合わないので。容赦なく仲間が死んでいくところや命のやり取りがベッドシーンに意味を持たせてるように思う。人によっては受け入れられないようだけど、この世界観なら納得できるかな。
ただ政治的な側面だったり、戦闘における陣形がイメージしづらかった。久しぶりに翻訳小説読んだせいもあって -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々に翻訳物のファンタジーを読んだのだけど、なんと言うかちょっと精神性の違いを感じた。
竜騎手になる訓練をする大学に入った、母親が司令官の娘の成長譚なのだけど、その学舎があまりにも殺伐すぎる。
規則に反しなければ簡単に人殺しが容認されているのを見ると、それでいいのか?と思ってしまう。
そのくせ反乱罪で親を殺された子供同士がそれを根に持って敵対して殺し合うのが当然みたいになってるのは、ちょっと訳がわからない。
それはそれとして、主人公と竜との交流はワクワクするものがあるね。その関係が異例な所も主人公っぽい。
そして敵対していたもの同士がある意味運命共同体になって近づいていく展開は王道的で分か -
Posted by ブクログ
ネタバレ
上巻だと、脱出までで、下巻では脱出してアレシアで過ごす話。
上巻もそうだったけど、下巻でもノリにノるまで時間かかって、結局後半は一気に読めちゃうくらいは楽しかった。
ヴァイオレット
上巻ではゼイデンに振り回されてイライラだったが、下巻ではキャットに振り回されてイライラしていた。でも途中でめちゃくちゃゼイデンに愛されていると安心出来てからは安定するし、結局ゼイデンの第二の験にも気付く。
最後の自己犠牲っぷりはマジでみんなのこと考えてないなと思うが、他者を犠牲にするくらいなら自分が、のキャラなので仕方ないけど、その責任の取り方が結局他者(母親だが)に取らせるのがなんだかな。
ゼイデン
実