秋谷りんこのレビュー一覧

  • 桃井ナースがお邪魔します

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    「ナースの卯月に見えるもの」の作者による訪問看護師の新シリーズ。
    正直、卯月の「思い残し」や桃井の「家の怪異」が見えると言う設定が最初は受け入れがたく、読むのを躊躇っていたが、振り回されていたのは、卯月シリーズの1、2巻目までで、それ以降は上手く付き合い、終末期の患者さんへの卯月の接し方を読んでいるうちに、すっかりハマってしまった。
    卯月は病院の看護師だったが、本作の桃井は訪問看護師。
    自ら介護を必要とする人の元へ赴いて、健康状態を確認する。
    その家庭の中に何か問題があれば、家の中が歪んで見えるなどの「家の怪異」が見える特殊能力が桃井にはある。
    でも、その能力を全力で解決するのではなく、利用者さんやその家族に寄り添いながら、その怪異の元を解決していくので、話に無理がない。
    正直、この春、親族が在宅介護になるまで、訪問看護師さんの仕事をあまり理解してなかった。
    今もあまり理解してないが、今作を読んで、バイタルや体調の確認だけでなく、髪を洗ったり、清拭を行ったり、リハビリの手伝いをしたり、限られた時間でさまざまなことを行っていることが分かり、勉強になった。
    この作者さんのいいところは、患者さんや利用者さんに思い入れ過ぎないところ。
    看護のパートももちろんありながら、必ず同僚たちとの食事のシーンがセットになっている。
    大変な仕事だからこそ、美味しいものを食べて、また明日から頑張ろう!と読んでいるこちらもエールをもらえる。
    元看護師さんだった作者さんだからこそ、描ける看護師の日常なのかな。

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    2026年07月31日
  • 天国への道草 ナースの卯月に視えるもの

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    今回は終末期医療のホスピス病棟でのお話。旅だつことがわかっている患者さんがこんなにも冷静でいられることが正直信じられない。それは看護師や医師のサポートあってのことと思います。

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    2026年07月28日
  • 最期の贈りもの ナースの卯月に視えるもの

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    ネタバレ

    ホスピス病棟2年目、新メンバーの神宮寺に「患者さんが亡くなることに慣れるのか」と聞かれ答えられない卯月。改めて自分の仕事と向き合う。後半の話で、姪っ子をしばらくあずかることになり、子育ての大変さを実感。また自分もそうやって大切に育てられてきたんだと振り返ることができる卯月、素直。

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    2026年07月19日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    話としてはわかるが、どうも私にはスッキリしなかまった。
    内容がかるすぎて合わなかった。
    よく出てくる
    思い残しもしっくり来なかった。

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    2026年07月13日
  • 天国への道草 ナースの卯月に視えるもの

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    当初の設定が「思い残し」だったけど、この設定で最初はどたばたしてなんだコリ?と思ったものですが、それも巻を重ねることで落ち着き、2巻・3巻は面白かったぁ。
    今回はホスピスにも移りもう思い残しの設定要らないんじゃないかな、ととったつけたくらいの設定で残ってました。死を間近に控えた人達との向かい来る死との向き合い、対話、みたいなのを丁寧に書いてくれるのを期待しましたが、特に最後なんかはうん?という感じでした。ドラマとしてはよくできてるんでしょうけど。
    最終巻に期待。

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    2026年07月04日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    患者に寄り添いたいという思いがひしひしと伝わってくる物語です。まじめで一所懸命でいい人すぎる主人公ですが最初の方の話ではやや関わりすぎではないかと言う感じでした。
    中盤からはその思いを抑えながら話は進むので落ち着いて読み進められます。周りの看護師とともにどう成長していくのか楽しみです。

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    2026年07月04日
  • 人生最高ごはん

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    「人生最高ごはんが更新されちゃった」って、
    なんていい言葉だろう。

    しかも
    人生最高の朝ごはん、
    人生最高のごはん甘いものバージョン、
    人生最高のカレー、
    …って、
    人生最高がひとつだけじゃないところがいい。
    たくさんの人生最高を見つけるという幸せ。

    「自分の人生で」最高というのも、すごくいい。
    その人の人生ドラマ、人間ドラマが垣間見られるし。
    そして人生最高ごはんを誰かと語り合う、そのひとときがとっても貴い。

    どん底の1日に出会った瞳と乃果が
    食べることは生きること、をモットーに
    おいしいごはんを共有しながら、
    絆を深め、お互いに支え合って、過去を乗り越えていく。
    食事が美味しそう過ぎて、つられていくつかの食べものを食べちゃった。

    心も身体も満たされた。

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    2026年06月21日
  • 最期の贈りもの ナースの卯月に視えるもの

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    「ナースの卯月に視えるもの」5冊目。
    卯月が働く院内ホスピスに二人の看護師が異動してきたところから始まる物語。

    異動してきた個性的な二人の行動を通して、常に人の死に近いところにいる医師・看護師が患者の死に対してどのように向き合っているのか、そのありようが垣間見える今回。
    患者の死に対して『泣きたいくらい悲しいけれど、泣いている場合じゃない……』という葛藤を一生抱え続けなければならない医療従事者の立場がなかなかハード。
    患者の苦痛を完全に消し去って意識もしゃきっと最後まで本人らしく過ごせたら一番いいが現実にはなかなか難しいとか、負の感情を持つ患者であってもその気持ちは否定せずにそれを尊重した上でどうしたらよりよい終末を迎えられるかを考えるとか、卯月が看護師として語る言葉は、一方、患者の身になって捉えてもなかなか切ない言葉だと思える。
    今回も色んな患者さんの話があったが、その中では、短い命の中で作家を目指して小説を書く彼氏のために、彼が新人賞に応募した原稿を自分の手で一冊の本にしてプレゼントした彼女さんの姿がとても印象に残った。

    そういう佳い話ではあるのだが、話の展開はワンパターン化してきていささかのマンネリを感じるところ。
    患者さんは誰もが「思い残し」はあっても恬淡としているように見え、卯月も彼女なりに悩みはあるとはいえ患者のみならず後輩への対応もそつなく行えるようになってきて、それもこれも話が丸く収まっていくのがちょっと物足りない。最後の話などでき過ぎではないかしらん。
    作者さんのあとがきに『彼女の歩みを、これからも一緒に見守っていただけたら幸いです』とあったので、まだまだ話は続きそうだが、付き合い続けるかはちょっと考え中。

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    2026年06月20日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    シリーズ第2弾。
    わたしはこちらの方が好き。

    1弾より登場人物の視点が具体的で、病棟のリアルに近い様に感じる。

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    2026年06月20日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    看護師です。
    看護師の書く小説が読めてうれしい!

    看護師あるあると、エンタメが融合した
    さらっとした物語でした。



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    2026年06月18日
  • 人生最高ごはん

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    トゲトゲしたところがなく、終始やさしい空気に包まれた作品でした。
    食事の価値は値段や味、質の良さだけで決まるものではなく、誰と食べるか、どんな思いが込められているかにもあるのだと感じさせられます。
    タイトルの『人生最高ごはん』は、まさにそうした食事を通じて人生において本当に大切なものを教えてくれる言葉だったように思いました。

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    2026年06月17日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    前作から数年が経ち、臨床現場で働きながら大学院に通い始めた卯月の姿に、彼女ならではの「視える」能力を通して、患者やその家族が抱える見えない想いをすくい上げ、途切れた絆を丁寧につなぎ直していく過程が非常に感動的です。医療現場のリアルな温かさとファンタジーが見事に融合した心温まる一冊でした。

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    2026年06月16日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に勤める看護師・卯月咲笑。
    ある出来事をきっかけに、患者さんの「思い残し」が視えるようになる。
    「思い残し」が現れるのは、患者が死を意識したとき。
    彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。


    患者さんたちの思い残しの原因が意外と危ない事件と繋がっていたり、
    卯月が「思い残し」が視えるようになったきっかけが
    とても切なく悲しい出来事だったなど、
    装丁から予想していた物語とは少し違っていて、
    いい意味で予想外な展開だった。

    「例えば今日死にますって言われたら、
    何か思い残すことってある?」と卯月が友人に問う場面は、
    自分自身も問われてるようで、考えてしまったな…

    回復の見込みがない患者さんが多い長期療養型病棟。
    ゆっくり時間をかけて、患者さんもご家族も先生も看護師もみんなで寄り添いながら迎える死。
    死は悲しいことだけれど、受け入れ方や迎え方などを
    考えさせられる物語でもあった。

    看護師の普段の仕事内容もよく分かり、
    看護の大変さやミスが許されない常に気を張った現場に頭が下がる思いだった。

    続編もまた読んでみたいと思う。

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    2026年06月14日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    自分の正義をもっていれば
    いずれだれかとぶつかる
    自分の正しさをぶつけていけば
    いずれ相手の正義の意味がわかる

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    2026年06月10日
  • 天国への道草 ナースの卯月に視えるもの

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    シリーズ四弾。
    ホスピスに勤務することになったヒロイン卯月の、患者や同僚達との日々を描いた作品。
    患者の「思い残し」が視えるという能力がある卯月。かつてはそのことに振り回されていたが今は静かに見守っている。
    死が眼前に迫っている患者たちの様々な思いを受け止めながら、看護師として成長していく卯月。
    死とは、生きるとはと考えさせられる1冊。

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    2026年05月29日
  • 命の交差点 ナースの卯月に視えるもの

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    そろそろワンパターン化かと思いきや、人と人とのつながりが生む病院にありそうな話に引き込まれて最後の数ページで涙目に!物語は新たな展開に。
    (つづく)

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    2026年05月26日
  • いのちのカルテ 潜入心理師・月野ゆん

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    記憶に潜入する治療法、潜入する方にももちろん負担になる治療。
    仲間と助け合いながらの治療で、救われる人がいる。

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    2026年05月21日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    出だしから前作より年数が経っていて驚く。てっきり年数経過なく続いてるもんだと思ってた。そんな中で彼女の環境や心境の変化からか『思い残し』が視えなくなってたと言う事実にさらに驚く。彼女の能力?は何に起因してるのかなー?なんかこのシリーズは医療ものの殺伐とした感じがなく、終始暖かな気持ちで読めるし、きっと著者の実体験も活かされてるのも読み取れて暖かい部分だけでなく、人間としての迷い、みたいな所も感じられて好きだなぁ。2368-47

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    2026年05月09日
  • こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん

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    本書を手に取ったとき、まず「潜入心理師」という設定に心を掴まれました。自ら患者へ潜り込み、心の悲鳴を聞き分ける。その設定だけでもワクワクしましたが、読み進めると単なるミステリーではなく、現代社会を生きる私たちが抱える「生きづらさ」の根源を解き明かす、非常に深い人間ドラマであることに気づかされました。

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    2026年04月22日
  • 桃井ナースがお邪魔します

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    訪問看護師とは、病気や障害があっても住み慣れた自宅で生活したい人に、看護師やリハビリ職が訪問して医療ケアや身体ケアを行うサービス。
    桃井さんは、住んでいる人の困りごとが家の変異、怪異となり視える体質。変化に気づき、看護にいかせている。自分も仕事関係で訪看さんと会うことがあり、存在を知った。人生に寄り添う、素晴らしい仕事だと思う。

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    2026年04月11日