秋谷りんこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【収録作品】
1 会いたい人がいる夜に
2 手と手を取り合って
3 人生は長いから
4 あたらしいスタートへ
5 未来へとつながる想い
卯月は専門看護師になるため、パート勤務の傍ら大学院に通っている。
病棟には、看取り期の繁森、骨折で入院している高齢の佐藤、事故で後遺症が残ったが対話もリハビリも拒否している大学生の高橋、病室で仕事をし、リハビリに励む剛力、認知症の藍川、ALSで死期が迫っている吉沢らがいる。
一方、看護師側も、プリセプターの遠野が新人の北口の指導に悩んだり、看護師長の香坂が病気で入院したり、主任の御子柴が家庭の事情で疲弊したり。卯月の母も転倒して入院し、卯月は患者家族としての -
Posted by ブクログ
ネタバレ1冊目より、思い残しへの対応方法が変わっている。
まあ、それは、新しくできた友人の助言があったからこそ。なのかもしれないが。
1冊目を読んでしばらく間が空いていたので、見えるのが「思い残し」であることを忘れていて、「おばけ」かと思ってヒッ。。。と最初思った(笑)
でも、すぐに思い出したので大丈夫。
今回、卯月のお母さんが病気になる。
その時、冷静な対応ができなくなる卯月。
読みながら、「わかるよ、わかる。元気のないお母さんなんて認めたくないよね。、よしよし。。。」と、心の中で軽く傾聴しながら読んでた。
家族の中にいる病人。という形は、家族もまた患者である。
それをリアルに書きしめられていて