秋谷りんこのレビュー一覧

  • 天国への道草 ナースの卯月に視えるもの

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    「ナースの卯月に視えるもの」4冊目。
    前巻ラストでの異動内示の通り、院内ホスピスで働くことになった卯月と、予後の短い患者や家族の物語。

    この歳になると、「死を受け入れながら、いかに最期の日々を過ごすか」という患者の姿が描かれるだけで色々と考えさせられ、自身の死との向き合い方のみならず、遺された者のグリーフケアも含めて、複雑な心持ちになる。
    痛みが取れてからがやっとスタートという緩和ケアの難しさや、医師・看護師として知識や常識に囚われない患者との関わり方の必要性もよく知れた。
    描かれる患者さんが一人を除いて皆、思い残しはあるものの恬淡と死を受け入れる心境になっており、勿論そこに至るまでに苦しい

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    2026年02月03日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    場面の描写が端的で、卯月さんのいる世界に私もいるようで、サクサク読めました。設定は少し私の感覚とは違いました。

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    2026年01月29日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    note投稿から生まれた作品ということで購読。作者は元看護師さん。その道のプロフェッショナルらしい視点が活かされた良い作品だと思います。

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    2026年01月26日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    療養病棟で働く卯月さんのお話。
    大切な千波さんを亡くした悲しい気持ち、そこから見えてくる患者さんの思い残しへの取り組み。
    まっすぐな卯月さんが導き出す答え。
    出てくる看護師、みんな悩みながら進んでいくお話。

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    2026年01月19日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    死を意識したときにその人の思い残しが見えるという設定に体して看護師がそこまでやるのかと驚く面もあった
    人はいずれ死ぬし、それがいつ来るか分からないんだってことを分からせてくれたから今を大事に生きようと思った

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    2026年01月15日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    長期療養型病棟に勤める看護師、卯月咲笑(さえ)はルームメイトの千波を失った時から、患者が気にかけている人物の姿が、ベッドサイドに見えるようになった。卯月は、その「思い残し」の謎を解くようになる。その力が、あたかも千波の遺してくれたもののように思うからか、動かずにはいられない。千波には告げていなかったが、卯月にとって千波は愛する人だったのだ。謎自体は、時に犯罪、家庭内の秘密だったり、身近なもの。でも、こういう風に病棟で寄り添ってもらえたら嬉しい。特に、完治が見込めない、静かに時を待っているだけの日々を過ごす患者にとっては。
    看護師の日常や思いを垣間見て、ちょっと優しい気持ちになった。

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    2026年01月03日
  • 人生最高ごはん

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    大晦日に同棲中の彼氏に逃げら駅で放心してた瞳にアパートの水漏れから避難中の乃果が声をかけた。
    「つらいときこそ食べなきゃ」
    成り行きから一緒に暮らしだしたふたり。
    ともにトラウマを抱えたふたりの「人生最高ごはん」
    瞳の勤め先のモデルは理研かな?

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    2026年01月02日
  • 天国への道草 ナースの卯月に視えるもの

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    明けましておめでとうございます。
    ブクともの皆様、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

    シリーズ第4弾となるこちらもできれば年内にと思っていたが、叶わず新年に突入してしまった。

    2025年に読みたいと思って購入していた本も山のように積まれているので、今年こそ全てを読み切りたいと思う。


    さて、卯月咲笑も院内に新設されたホスピスで働き始める。
    いっしょに働くメンバーも初顔合わせの人もいて、また新たなかたちで仕事に取り組むことになる。

    ホスピスは延命治療をせず、体のケアをしながら、つらい気持ちや不安に寄り添う場所である。

    最初は、頼りにされてないのかとか、どうすれば死を意識せずに過ごさせて

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    2026年01月01日
  • 命の交差点 ナースの卯月に視えるもの

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    シリーズ第3弾。

    大学院へ通っていた咲笑も修了後にガンの専門看護師の資格も取り、ますます看護師として成長していく。
    最初の頃に比べて「思い残し」をなんとかしようと動いていたのも状況をよく見て判断しているなと感じた。

    孫に会いたい老婦人をなんとかしようと考えたり、結婚寸前で病に倒れ意識のないままの女性の家族や婚約者に寄り添いながらも奮闘する。

    そうしながらも今回は、咲笑自身が検診に引っかかり悩んだり、大学院時代に親しくなった人と医師との2人の男性の思いに揺れ動いたりする。

    今後どうなるのか、咲笑の成長を楽しみながら私生活も気になるところである。




    さて、2025年残すところあと数時

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    2025年12月31日
  • 天国への道草 ナースの卯月に視えるもの

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    ネタバレ

    【収録作品】
    1 その言葉ひとつで 昭和の頑固亭主・堀。
    2 世界で一番短い恋 デパートの美容部員・藤久保。
    3 幸せの答え合わせ 毎日死にたいという堀。
    4 後悔を手放して 独身で仕事に打ちこんでいた大林。
    5 最後の授業 中学の合唱部顧問の近藤。

    それぞれが最期の時まで自分らしく生きられるよう、寄り添う看護師や医師の姿が描かれている。
    実際どうなのかはわからないが、こうやって終わりを迎えられたら幸せだろう。

    ただ、卯月のうじうじぶりや傲慢さがちょっと鼻につく。これから経験を積んでいくのだろうけれども。

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    2025年12月28日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    青葉総合病院の長期療養型病棟に勤める看護師・卯月咲笑は、患者のベッドの近くで人の姿を視る。
    幽霊でないのは、その誰かは患者の気にかけている人で生きているようである。

    患者の心の声「思い残し」が視えるのは、咲笑のとても大切な人(千波)が亡くなって仕事を休職して復帰してからすぐのことだった。

    思い残しは、誰のどんなものても視えるわけではなく、入院直前に患者の心に引っかかったことや気にかかったことが視えるのである。

    思い残しが気になりミスがあったときには、命を預かる者としてはあってはいけないことだと気を引き締めて、一層よりよい看護を目指そうと奔走する。

    看護師の成長物語ではあるが、「思い残し

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    2025年12月28日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    人生で初めて20日間入院し、看護師さんにお世話になったため、読んでみようと思った。主人公には病人の想いが視え、その想いが果たされるような行動をする。
    最後は一気に読み終えた。次作も読んでみたいと思った。

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    2025年12月03日
  • 桃井ナースがお邪魔します

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    今作は訪問看護師の物語。
    看護師の仕事はとても大変だけど、それが訪問看護師となると別の苦労もありそう。
    他人の家庭に入っていき、その場で様々な判断をしなくてはいけない。私が知っている訪問看護は2人1組でされていたけど、一人で…は怖いなと思った。

    主人公の由乃は「家の怪異」が見える能力をもっている。患者さんの身体状態だけでなく、メンタルも含めて見抜けるのだからすごい。
    患者さん本人はもちろん、介護者も由乃みたいな看護師が救ってくれたらいいなと思う。

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    2025年11月17日
  • 桃井ナースがお邪魔します

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    訪問介護士ですかぁ。今度は家の怪異が見える。
    主人公自身の父親の介護に関わるところとか、母親・姉との関係性は何か参考になる、という訳ではないけど、遠くない将来に自分にも知恵として残りました。合コンの相手とのデートで何かありそうなことを匂わしてましたね。最初からシリーズ化構想?

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    2025年11月13日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    シリーズ2作目

    桃ちゃんから言われた言葉、
    「大ばあばにもしものことがあっても何しないって決めたって。そんなのひどいじゃないですか。どうして助けようとしてくれないんですか!」

    延命措置はしないと本人、家族、医師で決めたことに対して、真っ直ぐな反論。どう答えたらいいのか悩む。
    でも桃ちゃんは自分で結論を出しました。自分で考える事が一番大事だなと思いました

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    2025年10月18日
  • 命の交差点 ナースの卯月に視えるもの

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    患者さんの「思い残し」たものが視える力のある看護師の卯月。長期療養型病棟で様々な患者さんを対応している。
    海外留学している息子を「思い残し」ている女性や、生まれてくる孫を「思い残し」ているパーキンソン病の女性、大空を「思い残し」ている麻痺のある男性、疎遠になった旧友を「思い残し」ている女性など、様々な患者さんと関わり、それぞれの思い残しを解き放つ。
    患者さんや病と真剣に向き合う卯月の姿が清々しくて読んでいて気持ちがいい。こんな人に看護されたいと思う。

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    2025年10月17日
  • 命の交差点 ナースの卯月に視えるもの

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    「ナースの卯月に視えるもの」3冊目。

    前巻で通っていた大学院での専門看護師になるための勉強も修了し、常勤に戻って勤務する卯月。相変わらず「思い残し」は視えるが、過剰に語られることがないのは前巻に引き続き。
    患者との交流、新人の育成、ペイハラへの対応、噂話や恋バナで盛り上がる同僚とのささやかな息抜きなどなど、看護師たちの日常が描かれる。
    いちどきに突発的なことが重なる夜勤の描写や、放置されたあげく転院してきた1か月以上も排便がなかった患者、脳を損傷し植物状態で1年以上眠り続ける患者など結構強烈な症例もあったりするが、あまり深刻ならず淡々と描かれることに救われる。
    加納さん夫婦の「タイタニック」

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    2025年10月12日
  • こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん

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    希死念慮のある患者の記憶の中に潜入し、死にたい気持ちの解消に努める潜入心理師たちのお話。
    「絡み」と呼ばれる死にたい気持ちの根源を解くことで、希死念慮を軽減することができる夢のような架空のお仕事だった。

    患者の死にたくなるまでの背景が分からなくても、「絡み」が非常にリアルで、どんな経験に苦しめられているのか具体的にわかってしまう。
    できれば「絡み」が解けた後の患者についても知りたかった。
    夢のような治療法にも欠陥があって、最後の方は少し恐ろしい展開があったが、こんな風に死にたい気持ちが目に見えて治療できるように実際になって欲しい。

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    2025年08月17日
  • 命の交差点 ナースの卯月に視えるもの

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    ネタバレ

    【収録作品】
    1 これからも共に
    2 おなじ空を見上げる
    3 希望を抱き続けて
    4 またどこかで出会えると
    5 それでもそばにいたいから

    もはや卯月に視える「思い残し」はどうでもよくなっている感がある。仕事小説として……は甘い気がするが、軽く読めるのはよい。

    正直…恋バナいらんだろとも思う。(いれるとしても1人でいい)

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    2025年08月13日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    シリーズ第二弾。視える、と聞くとオカルトものかと思うが、患者が死を意識した時に現れる「思い残し」のこと。悩みながらも真剣に仕事(看護や家族のフォロー)に向き合っている卯月咲笑。今回は母の病気も絡んでくる。ベテランといわれる年次になり、大学院にも通いながら仕事をし、新たな出会いもあり…次作が楽しみです。

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    2025年07月21日