秋谷りんこのレビュー一覧

  • ナースの卯月に視えるもの

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    卯月咲笑、長期療養型病棟のナース。悲しい過去があり、その後患者の「思い残し」が視えるようになる。夜勤明けなどに走り回って患者のことを知り、できることをしようと一生懸命。そばにいてそっと寄り添ってくれるような、作品。お仕事本は勇気をくれるから好き。作者も看護師経験があり、リアルに描かれている。

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    2025年07月13日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    ネタバレ

    13年の看護師経験のある作者のリアルな医療「お仕事小説」。
    実は、本格ミステリーが好きだというインタビューの言葉通りに、死亡退院率四〇%と言われる長期療養型病棟に勤める5年目の看護師である主人公が、終末期の患者の「思い残し」の問題解決に奔走する6つのエピソードから成る。
    でも、この作品はそんなファンタジーなエンタメ要素よりも病棟での男女の体臭の違いであったり、「正解のない看護」、夜勤明けのテンション、都市伝説的な“看護師あるある”など看護師視点の「お仕事小説」としての面白さだと思う。
    作者の看護師としての「思い残し」?看護観を余すことなく詰め込んだミステリー要素の愉しみもある読み応えのある作品

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    2025年06月26日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    お話はフィクションだけど、日々人の生死に間近で接していたら、こうゆうのを実際に視たり感じたりする人はいそうな気がする。
    どのお話もよかったけど最後の“病めるときも健やかなるときも”がすごく感動した。
    亡くなる前に病室で開催された結婚式。

    “死が二人を別つときがきても、きっと気持ちは変わらないのだろうと思えた。心の中にいる大切な人を想いながら、しっかり生きていく。それが、残された人にできることなんだ。”
    と言う言葉が印象的。
    千波との果たせなかった想いを重ねて卯月自身の心残りも少しでも解けたのかな思う。

    そもそも卯月の勤務する長期療養型病棟というところがどういうところなのか初めて知った。回

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    2025年06月20日
  • こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん

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    ネタバレ

    精神科の看護師としての勤務経験がある著者の思いが伝わってくる。行動には出ないけど希死念慮と退職が頭のどこかにいつもある。本当にこの治療法があったら自分ももっと良くなるのになあ。人の役に立ってても立ってなくても、生きてるだけでいい。命そのものに尊厳がある。重いけど大切な考えだなあと思う。読んでよかった。

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    2025年05月26日
  • こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん

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    月野ゆん 職業、潜入心理師。
    心の奥底に希死念慮を持っている人に入り【絡み】を解く仕事。
    実際にこんな仕事があるとしたら、しんどいなあ。毎回心の闇を見て、直接ほどかなくてはならないのだから。

    小説の設定が新しく興味深く読めた。看護師として働いていた著者だから書けるリアルな現場や患者の様子。
    文章の読み辛い箇所と不自然な言い回しが多々あり、風景描写が寂しいのが少し残念。
    ⭐︎は3.7くらいかな。

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    2025年05月22日
  • こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん

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    「潜入心理師」とは、一般的に、精神疾患を持つ人の心の「核」に直接潜入し、治療やカウンセリングを行う架空の職業です。〜Google AI〜

    ヤバいなGoogle AI

    はい、ほえ〜そんな職業あるんだねってちょっとだけ思ってしまったひまわりめろんです
    ちょっとだけです

    治療する精神疾患は「希死念慮(きしねんりょ)」です

    「死にたい」と思うの人の心の中に入って、わちゃわちゃやって「死にたい」気持ちを薄れさせるわけですな

    自死ってのはさ、周りの人に色んな後悔を残すんだよ
    だからやめなさいってことじゃなくて、いやそんな気持ちもちょっとあるけど
    そもそも自死じゃない死でも後悔は残るわけで、いやな

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    2025年05月21日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    「ナースの卯月に視えるもの」2冊目。前作がまずまず良かったので続きに行ってみる。

    長期療養型病棟に勤めるナースの卯月には患者の「思い残し」が視えるという設定。
    前作ではその背景の解き明かしに少々おせっかいが過ぎるように感じたところもあったが、今回は看護を重ねる内に視えなくなるという運びで、話としては読み易くなった。
    そして、それを通して一人で解消するのでなく「誰かに託す」という看護すべてに共通する大事なことに気づかされたのも良かった。

    今回も看護に携わる人々の姿が描かれたが、それ以上に印象的だったのは先が長くない身内を抱えた家族の姿。
    息子夫婦に遠慮して同居を拒む義母に対しこれからの時間を

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    2025年05月11日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    シリーズ2巻。卯月に視える「思い残し」。香坂師長に寄り添う男性。退院しても同居しないという頑固な患者をにらみつける老女。左半身麻痺の大学生の傍らに立っていた男性。認知症の男性のベッドのところに立つ二人の少女。ALSの女性の枕元にいる幼い娘さん。「思い残し」に捉われなくなった分、卯月のフットワークは軽やか。職場の生き生きとした様子もリアリティいっぱい。山吹の退職と御子柴さんの長期休暇。お母さんが入院したり、猫を預かったり、といろいろあるけど元気な卯月を応援したい。次巻も楽しみ。

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    2026年01月12日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    病院ということでやはり人が亡くなってしまうシーンは多いけれど暗さがなく、
    むしろ心が温かくなり、人のやさしさを感じる作品でした。
    いつか人には終わりがくる、そのとき自分はどうするか。
    自分だけではなく、周りの親しい人が亡くなってしまうとき自分はどうすべきなのか…決して暗い気持ちではなく前向きに考えさせてくれました。

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    2025年04月24日
  • こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん

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    ネタバレ

    あとがきや物語にも書いていましたが、役に立たなくても生きているだけで良い。ということは今まで思ったことがなかったので別に辛いわけではなかったけど励まされました。あと、少し月野ゆんに共感するところがありました。あまり医者などの本は読んだことがなかったけど面白かったです。

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    2025年03月22日
  • こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん

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    私も同じような仕事しています。患者さんの面接が終わるたびにどっと疲れが出るのも、それだけエネルギー使っていると再確認しました。私も患者さんに潜入して核を取るなんてできたらいいけど、そんなことはできない。だからじっくりと話を聞いて寄り添いながら外側からできる限り近づいていくしかないかそれでもできることがあると信じてやっている。
    この作品を読んで多くの人が自分が存在していること自体が素晴らしいと気づけますように。

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    2025年03月16日
  • こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん

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    ネタバレ

    「役に立つとか立たないとか、そんなこと関係なく生きていればいい」

    「人の役に立つとか立たないとか関係なく、人には命の尊厳がある」

    今のわたしにとても心強い言葉だった。

    著者の秋谷さんは精神科の看護師をされていたそう。そのご経験もこの小説の説得力につながっていると思った。
    長編でもいいなぁ。もう少し長く読みたいなぁと思う!

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    2025年03月16日
  • ナースの卯月に視えるもの

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    ナースの卯月に視えるもの。それは死を意識したときに現れる「思い残し」。植木職人が脚立から転落する際に見た少女。職人の枕元にいるお金を握りしめた女性。思い残しが視えるおかげで怪我をしている女性を助けることができた。思い残しのせいで起きたミス。女性の長男のアレルギー。言葉を話せない老女を側で見守る若い男性。病室で挙げる結婚式。卯月の成長物語。師長も主任も透子先輩や同僚たち(浅桜、山吹、木本)のチームワークもいい。ホワイトな職場でよかった。

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    2026年01月12日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    ネタバレ

    ☆4

    シリーズ第2弾

    前作から少し時間が経過し、8年目を迎えた主人公の卯月。
    看護師の仕事をパートに変えて、専門看護師の資格を取得するために大学院に通っている。

    大学院で親しくなった友人・晴菜に「思い残し」が視えることを相談したり、卯月に思いを寄せる男性(橘さん)が現れたり…とこれからが気になる展開だったので、第3弾も期待して待っていたいと思います❁⃘*.゚

    今回の表紙に卯月と一緒に猫が描かれていたので、猫ちゃんが登場するお話があるのかなぁと思っていたら…まさかの卯月が飼うことに!
    この猫のアンちゃんがとっても可愛いので、引き続き登場してもらいたいです♡


    〈印象に残った言葉〉
    *医

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    2025年02月01日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    卯月さんがとても頼りがいのある看護師さんになっていた。しかし自分の家族が病気になり、色々悩んだりあたってしまったり…中々難しい。

    前回は1人で思い残しを解消しようと奮闘していたけど、今回は任せてみるということをとっていたのでそこも成長でした。

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    2025年01月22日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    「ナースの卯月に視えるもの」の続編。
    死を意識した患者さんの「思い残し」が視える、看護師卯月の成長物語。
    前作は、思い残しを解決するという、ある種ミステリ的要素も強くあったように思うが、今回は卯月が思い残しの解決に尽力するというよりは、患者さんや仲間に寄り添っていった結果、思い残しの意味が分かってくるという、より生と死、人としての成長とかに重きが置かれているような、より深い話になっているように感じた。前作もよかったが、「病院」が舞台になっている意義を今回の方が生かせているような気がして、良かったと思う。

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    2024年12月18日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

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    ネタバレ

     シリーズ第2弾なのだが、前作と変わってミステリ色はあまりない。また、卯月に視える「思い残し」は、患者が死を意識した時に現れるのだが、今作では必ずしも死ぬことまでを意識はしていないが、大きな不安を抱えた患者にも現れている。死にそうな人の話ばかりでは、読者が辛くなるからだろうか。
     
     しかし、幼い娘を持つ若い母親のエピソードは、涙なしには読むことができなかった。どこかで聞いたような話だと思ったら、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のアンと母親のエピソードと同じなのだ。アニメ版では確か第10話で、神回といわれるエピソードだ。そう言えば、卯月が飼うことになったネコの名前もアンだ。

     前作から2

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    2024年11月18日
  • 人生最高ごはん

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    美味しそうなご飯がたくさん登場するので、読みながらお腹が減ってくる。暖かく優しい人々に癒された。私にとっての最高ご飯はなんだろう……どん底からでも立ち上がる力をくれる、そんな最高ごはんに出会いたいと思った。

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    2026年02月17日
  • 桃井ナースがお邪魔します

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    家の怪異がみえるという少しだけファンタジーな訪問看護の話です。このファンタジー要素が不安でしたが、各話の導入程度の働きで、自然に溶け込んでいました。

    訪問看護は、やはり「生活を看る」ものなんだなあと思いました。病棟であれば、そのひとの疾患が中心に据えられています。でも、自宅となるとそうはいきません。

    そのひとらしい生活に、上手に疾患との付き合い方も馴染ませて、家族の理解や協力も必要になってくるかもしれません。画一化できないので、考えることが膨大そうです。

    訪問看護の患者と家族間の話がメインで、看護師の葛藤にも共感できるものがありました。全体的に簡潔にまとめられていて読みやすくはあったので

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    2026年02月17日
  • 人生最高ごはん

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    美味しそうなのと、まだまだ人物の掘り下げが欲しいところの作品。疲れた時って、美味しいものは必要だよね、と思える作品

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    2026年02月15日