秋谷りんこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に勤める看護師・卯月咲笑。
ある出来事をきっかけに、患者さんの「思い残し」が視えるようになる。
「思い残し」が現れるのは、患者が死を意識したとき。
彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。
患者さんたちの思い残しの原因が意外と危ない事件と繋がっていたり、
卯月が「思い残し」が視えるようになったきっかけが
とても切なく悲しい出来事だったなど、
装丁から予想していた物語とは少し違っていて、
いい意味で予想外な展開だった。
「例えば今日死にますって言われたら、
何か思い残すことってある?」と卯月が友人に問う場面は、
自分 -
Posted by ブクログ
秋谷りんこさん初のごはん小説。
辛い時、悲しい時にごはんが食べられなくなる人と、逆に食べてしまう人がいると思うけど、私はモリモリ食べてしまう派。
元気にごはんが食べられているうちは大丈夫!という言葉はその通りだなと思った。
主人公の瞳もドン底気分の大晦日に美味しいもの好きの乃果に出会い、元気を取り戻していく。
美味しいものがたくさん登場して、こちらまで元気になれそうだった。
人生最高ごはんがどんどん更新されていくのには、ちょっとペースが速くないかという気はしたけど。
私自身の人生最高ごはんは何だろう?と思ったけど、パッと思いつかない。これからのごはんで最高を探していくのも楽しそうだなと思った。 -
Posted by ブクログ
出会いや一緒に暮らすまでの流れが
早いことに驚いたけど、読み終えた後は
この二人がお互いに出会えたことで
二人の過去にも未来にも影響した展開が
よかったし、逃げた彼氏以外出てくる
登場人物がいい人ばかりのストーリで
ほんわかとしてとてもよく、読後は
何かおいしいものを食べたくなりました。
おいしいご飯はどんな時だって心を豊かに
してくれる。ただそれすら無理な時は
誰かに助けを求めるべき時なんだよね。
わたしも「人生最高ごはん」はすぐには
出てこないものもあるけどこれから先も
ずっと「人生最高ごはん」を更新して
いきたいと思えるそんな作品でした。 -
Posted by ブクログ
家の怪異がみえるという少しだけファンタジーな訪問看護の話です。このファンタジー要素が不安でしたが、各話の導入程度の働きで、自然に溶け込んでいました。
訪問看護は、やはり「生活を看る」ものなんだなあと思いました。病棟であれば、そのひとの疾患が中心に据えられています。でも、自宅となるとそうはいきません。
そのひとらしい生活に、上手に疾患との付き合い方も馴染ませて、家族の理解や協力も必要になってくるかもしれません。画一化できないので、考えることが膨大そうです。
訪問看護の患者と家族間の話がメインで、看護師の葛藤にも共感できるものがありました。全体的に簡潔にまとめられていて読みやすくはあったので