田村由美のレビュー一覧
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ネタバレ表紙に蝉丸がいると嬉しいv
でも内容は虹子さんのターンでしょ?
前の巻の続きも、きっと幻覚=麻薬的な植物のせいでしょ?
って思っててごめんなさい!
いい意味で裏切られました。
蛍ちゃん曰く「赤ちゃんみたい」な虹子さんのことも段々好きになっていきます。
そしてやっぱりこの巻は蝉丸にやられました。
そんなに嵐がいいかよ、ってのにドキっとし、それだけじゃなくっていうかそれ以上に
はしご渡ってからの「ぎゅ…」にやられました。
蝉丸はきっと、ナツが嵐に告白するとしても、黙って見守ってるんだろうな。
しかし蝉丸ってなんでこんなにナツを好きになったんだっけ?
ちょっと、1巻から読み返してみたくなりました。
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Posted by ブクログ
ネタバレじっくりかみしめながら読みたいのに、先が気になって一気に読んでしまう。そして読み終わってから深呼吸して、すぐに読み返す。「7SEEDS」の新刊を読むときはいつもこうなる。
鍵島、アリの島。迷い込んだ場所の正体は分かったけど、みんなを惑わせた空気?がなんだったのかはまだ不明。
そしてナツと蝉丸がとてもいい雰囲気でニヤニヤしていたところでの蛍ちゃん…。でも虹子や他の動物はその場で襲われてたのに蛍ちゃんは連れ去られただけだ(今のところ)から、何かが作用してアリの仲間だと思われてるんじゃないかな。と思いたい。
涼と虹子の会話から、安居と涼は夏Bチームに、虹子は秋チームにいい方向に変えてもらったん -
Posted by ブクログ
ネタバレ田村さんがこういう話が得意だなんて予想もしていなかったかな。
7種、BASARA、巴を読んできたので、どうしても自分と周りが生き抜く為の話のイメージが強くて、常に周りに肯定されたり否定されても支えられたりしてるキャラを見ていたので、どこも救われない展開がある作品とかびっくりしました。
でもまぁ同じ人だっていう部分は感じますけど。
話は短編だからこその展開があるので、どれもなかなか面白かったです。
でも話で読ませるものが基本ですね。装丁とかの関係で安くないので、オススメするにも難しいですが、短編集が別に出ているみたいなので、そっちでもいいのではないかと思います。中身が重複してるかどうかわかりませ -
Posted by ブクログ
あかん。久々に声だして泣いてしまった。
「吹雪」と「美鶴さん」と大事な人の名前を犬につけるという時点で犬のほうが寿命は短いわけだし、いつか別れのシーンが来るんだろうと思っていましたが、唐突すぎた。そして立派な最期でした。
新巻さんが取り乱して少年時代の口調になって泣き叫ぶところが切なかった。15年も一緒にいたらそりゃもう家族ですからね。家族は身体の一部なわけで身体の一部が引き裂かれたら立ち直れなくなってもおかしくない。
言葉には出来ないつらさがあります。
しかし、犬はそんなこと望んでいません。
家族に生きて欲しいから犠牲も問わないわけですから。
7SEEDSは今後も目が離せないですね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあれ、何で今になって、昔の新巻さんなのかな?と表紙を見て思った方!
気をつけないと、電車でもカフェでもどこにいても、うっわー!!!と声を上げてしまいますよ。
いつもは冷静でやわらかく笑っている新巻さんが取り乱し泣き叫ぶ姿は、もう涙なしには読めないです。
美鶴さんと吹雪はだいぶ高齢だったから、いつかはくる別れなんだけれど、こんな別れになるなんて。。
新巻さんの隣で、背中を抱きしめるのは、花ちゃんではなくあゆだったのですね。
きつい言葉を吐くのも、新巻さんには無関心ではいられないからこそ。
素直でないように見えて、あゆなりの直球の愛情表現なのでしょう。
(しかし、オブラートというものを知らないよ