サカノ景子のレビュー一覧
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ネタバレあらすじとイラストに惹かれ購入。
貧乏貴族の娘・藍花(アイファ)がお金の工面のために貴族の父親(娘として認められていない)に手紙を送った所、何故か桃仙公主という女王の身代わりを務めることになってしまって・・・。
最近、身代わりを務める話を読むのが多いような(笑)嫁だったり、女王だったり。主人公の藍花はお金儲けが大好きで何だかんだいってお人好しな女の子。貴族の娘のはずがお嬢様育ちの母親のせいであんなにお金にがめつくなってしまったのかしら(笑)
対する相手役・蓮羽(レンウ)。何やら藍花の事情を知っている風な感じで彼女に近づき、けっこう思うままに振る舞ってました。ガンガン攻めてたし、何だかほんのりエロいし(笑)隙あらば狙ってきそうww
蓮羽のライバル・飛猿(ヒエン)や冬星(トウセン)もなかなかいい味出してました。その他の男仙たちも。最後の禁兵たちと男仙たちとの戦いが馬鹿馬鹿しくて可笑しかった。唐辛子を詰め込んだ餃子爆弾とか。「(仮)花嫁シリーズ」かと思いましたわww
サカキ景子さんのイラストも美麗でした。挿絵って大事ですよね。麗しいイラストのおかげで話の方もより楽しんで読むことができました。先日、発売されたあすかDXのコミックも気になります。
ラストでは無事に1年を乗り切り、退位した藍花と蓮羽は隣国に行き、新しい国を興したようです。その過程とかも読んでみたいと思いました。 -
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ネタバレすっごくあっさり終わってしまいましたね。
リリアの父親が麻薬の販売に手を染めていたことは前作から薄々わかってましたが、無実であってほしかったなぁ。
まあ、その展開だとご都合主義すぎるでしょうが。
今回はディアナとリリアのしたたかさと凄かった。
ディアナは「頭の回転と運の強さを利用した計算高さ」、リリアは「無知と無邪気を利用した計算高さ」
どっちが性質が悪いと言ったら後者なんだろうけど、リリアは純粋培養の箱入り美少女だから許されるんだろうな。
怖いぜ・・ディアナはパーク卿騙してるしな。
この場合、ディアナの演技力が高いのかパーク卿があぽちんなのか。
ルパートは振られろ^^ -
Posted by ブクログ
お話は面白いのに、ラストが急ぎすぎてしまった感じですね。
リリアの父上の遭難にまつわる謎が解けます。
リリアの父上がやっていた危うい商売の内容を、
おそらくリリアは感づいてるだろうなって思いながら
前の巻を読んだので、予測通りの展開でした。
ただ、ラブストーリーとして見た時は、ちょっと残念です。
龍之介とリリアは、恋人同士として始まる段階ですが
「心底惚れて 惚れられるつもり。」
というには、お互いの気持ちの盛り上がりが足らない。
かつての許嫁、百合の名も、思わせぶりに出てくるだけで
本当はちゃんと、いろんな絡みを書いて欲しかったです。
家督争いのお話も、ちゃんと乗り越えたら二人は実に
情熱的なカップルになりそうなのに、惜しいんですよね。
クールビューティー系カップルには、
ちゃんとフェイ&ルパートがいて、
役者は揃ってるのに。
王道のカップルと屈折した危なげなカップルの恋
どっちも読みたかったなあ。
で、最後は新しい世界を求めてインドに渡ってみたり、
英国に行ってみたり船出の場面で終わって欲しかった。
あれじゃリリア、日本に来るかなんて言われたって、
自然消滅しそうです。
どの登場人物も賢いので、そこはいいんですけれど
全員が、自分の抱えてる事情をなだめながら、冷静に恋をしてる。
醒めてるんですよね。だから条件付きの恋でしかないし。
そこを越えて、相手に本気になっちゃう一瞬が、
少女小説の醍醐味なのに。
そこから先が読みたいんだけど…という感じ。
読後感は星3つだけど、設定や雰囲気が好きなのでおまけして星4つ。 -
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舞姫恋風伝と同じ舞台なのかな?安心して読めました。ハッピーエンドはもちろんでしょうし。
今回は舞姫ではなく歌姫の銀花が主人公。相手役の叡季はめちゃくちゃ気さくな太子様(笑)こういう太子様もいいよね!
そんな銀花の特技は声真似。ある宴でその特技のことを最有力太子妃候補の娘に知られてしまい、その娘の身代わりとして顔を隠して叡季と話すことになり…
結果としては叡季は銀花の身代わりに気づいていて接していたから銀花だけが辛く切ない想いをしたことになるのかな?でもそれがあったからこそ、自分の気持ちに気づけたんだから結果オーライなのか。ラストあたりはとてもキュンキュンさせてもらいました。一気読み!素直になれない二人の甘酸っぱい初々しい感じが可愛かったです。 -
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ネタバレ猿国とあれば、「舞姫恋風伝」を思い出しますが、話は似ている感じがしました。舞姫と歌姫の違いと、帝と皇太子ってところは違いますけど。
話の結末はわかりきってはいますけど、やっぱり、深山くのえさんの話は読みやすいし、たまにジーンってなるところもあって、好きです。安心して読める感じです。
叡季のお妃候補の楊美珠が叡季を嫌って、自分の身代わりに声帯模写が得意な銀花を代役に立てるってことで、話が進むのですが、途中、叡季が美珠を気に入ってしまったのかと思ったら、最後には、すべてばれていたって、銀花がちょっとかわいそうでした。
銀花に縁談が全然来なかったのは、叡季が止めていたからっていうのは、途中で予想はつきましたけど、怜世も先生も周りはすでに叡季の妃は銀花でいいって認めていて、知らぬは銀花ばかりっていうのも、それを知った上で、読み直すと、違った感じで読めそうです。
これはこれで面白かったんですけど、やっぱり、「乙女なでしこ恋手帖」の続きが早く読みたいです。 -
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ストーリーはなんてことないんだけど、リーダビリティがあるというか、続きが自然と気になるというか、ページをめくらされているというか……さくさく読んでしまう。
結局、なんの話だったんだろ?
なぜ積荷が狙われたのかを、さぐるミステリー?
妓館の謎の女の子二人が気になる存在で。
白蓮のほうは、複数の恋人を手玉にとる(が、本命には純情)ダークな部分を持ちつつも、芯のある女性で、少女小説の脇役にはこういう子いるよね、って感じ。
メイファは、世間知らずの田舎娘で、かわいいし。
ってか、フェイは女戦士でカッコいいし。
意外と登場場面が少ない、主人公のリリアちゃんは、かわいらしい正統派主人公で。
女の子キャラがよい、正しい少女小説だなぁ。
リリアちゃんは、ずっとお屋敷にいて、まわりに動いてもらって自分は何もしてないようでいて、実はしっかりものを考えていて、ちゃんとボスしてる。
大事な積荷を預ける場所も考えてるし、お茶会を開くことも自分でする、最終的にパーク卿と渡り合うのはリリアちゃん一人。
(龍之介は、ほったらかしではなく、ちゃんと影から見守っていて、きっちりヒーローの役割を果たしている!)
パーク卿が、単なる悪役でなく、一癖ある人物だが紳士ではあるという書き方が心憎い。
リリアと龍之介の恋心も、ちょいちょい挟んでくるので、彩りになってる。実際、二人が顔を合わせてる場面は少ないけれど。
たくさんのキャラを描き、上海の雑多な雰囲気をかき分け、謎を追わせる作品で、青木祐子さんはさすがの腕前! -
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ネタバレとうとう最終巻です。
前巻の最後では、帯刀の妻になることを選んだ白火。それを静かに見ている蒼馬ってところで終わってましたけど、氷見によって、謀反の首謀者として捕らわれてしまいます。
まあ、氷見の思惑で、本当は白火が首謀者とは思っての捕縛ではなかったですが、これまでの一連の事件の本当の首謀者が彼だったってのは、まったく想像してませんでした。しかも理由が嫉妬って・・・コワイです。
蒼馬も前回でいきなり白火を遠ざけるような物言いをしてたりっていうのが、実はカイの暗示だったっていうのは、カイの帯刀への親切心かもしれないですけど、いらんことして!って感じです。
やっと目が覚めた蒼馬の活躍もあって事件が解決し、帯刀によって連れ帰られる白火の前に蒼馬が追いかけてきて、白火に思いを伝える。そのときの白火の表情がたまりません。さすがサカノさんのイラストです。
最後は帯刀がひく形で、蒼馬と白火がやっと一緒になれ、ハッピーエンドで終わりです。
後半には、短編が2つ。1個は帯刀に誘拐されて戻って来た直後のお話と、もう1個は本編終了後、10年経ったお話です。後半のお話は、天綸が大きくなって、出雲に出かけた白火たちが戻って来るってところで終わっちゃってたのが、ちょっと残念かなぁ。せめて白火と蒼馬と井澄の天覧能で終わって欲しかったかなって思いました。なにげに矢涼と朧がくっついてるってのが分かったのはいいんですけどね。ラストのイラストは蒼馬とちょっと大人になった白火と二人のお子さまです。双子ちゃんなんですね。
無事ラストを迎えましたけど、やっぱりサカノさんのイラストがあったからよかったように思います。このお話が下手なイラストだと、魅力が半減していたかな。コミックの方は2巻で終わりみたいですけど、そっちも楽しみにしてます。