桜小路かのこのレビュー一覧
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ネタバレ実沙緒がだんだんと眠くなったり、自分を守れる力が付いたりという原因は、なんと実沙緒の妊娠。力のある子供がお腹にいることで、母体を守ろうとしているってことらしいです。
妊娠を実沙緒の両親にも伝え、意外にもパパさんが産めと言ってくれて、幸せムードになった中、屋敷を襲った鵺の口から仙果の運命が聞かされます。あれは知らなかった天狗の人達にとってはショックでしょうねー。
本当に実沙緒が子を産んだタイミングで死んだりしたら、匡の嘆きはすさまじいように思いますけど、仙果と愛し合わずに子を成した場合に限定とかされて、実沙緒と匡のように愛し合ってる場合はOKとかにならないのかなぁ。
次巻は春頃だそうですが -
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ネタバレBLACK BIRDも、はや11巻。
天狗と周りの妖との関係が、きなくさい様相になってきました。
死んだはずの祥が生き返ってきて、裏でコソコソ画策してて、天狗と他の妖が戦争のようになっていきますが、祥のあの態度から、なぜそんなことをするのか、ちょっと分かりづらいです。
どうでもよいなら、仲良くすればいいのにね。
祥のそばにいるかえでも、裏でコソコソ、感じ悪いし。
(匡のことが好きだったのに、横から実沙緒にかっさらわれて気にくわないって感じ?)
仙果である実沙緒の血を求めて、天狗の郷もギスギスしてきますが、実沙緒が匡をかばって、わがまま娘を演じているシーンは、ちょっと笑いました。肩に足乗っけ -
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ネタバレ5年くらい音信不通だった、匡の父親の楊が現れ、今回の事件の黒幕が告げられます。
楊と匡の母のゆりの昔話が語られ、ゆりが自殺していた事件の真相が明らかになります。
自分の子供である祥のことを思い、夫を告発してしまったゆりの気持ちも分かりますが、心から信頼していた妻に裏切られ、頭を冷やして戻ってきたら妻が自殺していたら、確かに現実逃避して逃げたくなると思います。
楊の話から、内通者は、ゆりのそばにいた琅という人間で、その後ろには、やっぱり祥がいました。死んだはずの祥が生きていて、どういう意図かは分かりませんが、天狗の郷に手土産付きで戻ってきました。
すぐに匡たちも郷に向かいましたが、琅の娘の -
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ネタバレ前巻で祥とともに蔵に閉じ込められた実沙緒。
予想を裏切り、権助からもらった白蛇の毒を祥に盛ります。
毒がなくなるのを待っている間に、祥の回想シーンが入るのですが、祥も実沙緒のことが好きだったんですね。
匡に対するコンプレックスから実沙緒に対して暴力をふるってしまい、余計になつかない。匡についての記憶だけを封じたのに、封じていない自分のことも全く思い出さない実沙緒に対して、かわいさ余ってにくさ100倍って感じで、めんどくさい性格です。
でも、最後、土蔵が崩れる前に実は実沙緒が匡が言ったと思っていた言葉が、自分が言った言葉だと分かったとき、実沙緒をかばって崩れる土蔵の中に立ってましたけど、彼の -
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ネタバレ4巻目。
仙果録の前半が明らかになりましたが、それは猥本のようなないようだっとのこと・・・。
それを暗唱させられた権助、ちょっとかわいそうです(^^ゞ
実沙緒と匡の前に新キャラが2人。
葛葉の新当主となった、匡のかつての親友忠信と恋人の人間連です。
忠信・・・歌舞伎にこんな名前の狐さんがいたような?
(こういう名前で連想できるのも楽しいかも)
匡と忠信は、それぞれの守るもののために戦いますが、匡が忠信を殺さなくてほんとよかった。仙果には興味がないんだから、連を一族に認めさせることができれば、妖弧とは戦しなくていいですよね。
そんななか、妖弧が妖に襲われて、仙果録が奪われる事態が発生しまし -
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ネタバレ1巻で登場していた、白蛇と妖弧がまた出てきました。
白蛇=蛇といえば、道成寺。安珍と清姫から、希世でした。
権助が三白眼っぽいところは蛇っって感じですけど、実は気が弱い感じで、彼が当主だったら、天狗とは仲がよくなりそうです。
今回、実沙緒が妖から狙われる理由にもなっている仙果の話がちょっとだけ出てきました。
それを記録した仙果録を廻って、葛葉が実沙緒を狙いますけど、近づいてきたり、騙したりと悪賢い狐のイメージ、そのまんまです。あげくに、匡に殺されちゃいましたけど、自業自得ですよね。
匡達は、1巻で戦闘態勢のときにくちばしつけてましたけど、今回布に変わってました。こっちの方がかっこいいです。 -
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ネタバレ1巻では天狗は匡と太郎ちゃんだけでしたけど、2巻は八大天狗が出てきました。
みなさま実在の天狗の名前ですが、男前揃い。
ホストクラブ天狗です(笑
性格的には前鬼が好きです。伯耆と相模はちょっと性格がよく分かりません。
この中に匡の兄の祥がいて、最初はおとなしい感じでしたけど、だんだん本性が。完全なサドですね。こういう人に力があるのが一番危ないです。
太郎ちゃんもトラウマがあるみたいですし。
幽閉だけなんで、このあとも出てきそうです。
このお話、ところどころギャグもあって、シリアスな展開の中の息抜きで、楽に読めます。
実沙緒は友達に見せる彼氏の写真、どんなふうに撮るんでしょうね。