桜小路かのこのレビュー一覧
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購入済み
実力のある漫画家さんで…
ほのぼのとするお話。
主人公がそれぞれに個性的で、シチュエーションも、「こんなのあったらいいな♡」を満たしてくれる。
メルヘンチックとまでは言わないけれど、ふと日常を忘れて入り込むにはちょうど良い世界。季節の描写が素敵かも。 -
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ネタバレあらすじ。
実沙緒は妖が見える女の子。
16の誕生日を迎えると同時に、妖(あやかし)にエサとして狙われるようになる。
実沙緒の肉体を喰らう事で、妖は不老不死の体を手に入れる事が出来るという。
そんな実沙緒の前に現れたのが匡(キョウ)という青年。
彼は天狗で、妖と同じく実沙緒を狙ってるのだが、彼が他と違うのは実沙緒を花嫁として迎え入れようとしている事。
数々の妖から救ってもらう内に、実沙緒も匡に惹かれていくのだが・・・
この作品の見所。それはなんといっても、実沙緒を助けてくれる匡がかっこいいという事だろう。笑
昔の約束を果たしにきた、という運命的要素も兼ね備えた二人。
これからこの二 -
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ネタバレ実沙緒がだんだんと眠くなったり、自分を守れる力が付いたりという原因は、なんと実沙緒の妊娠。力のある子供がお腹にいることで、母体を守ろうとしているってことらしいです。
妊娠を実沙緒の両親にも伝え、意外にもパパさんが産めと言ってくれて、幸せムードになった中、屋敷を襲った鵺の口から仙果の運命が聞かされます。あれは知らなかった天狗の人達にとってはショックでしょうねー。
本当に実沙緒が子を産んだタイミングで死んだりしたら、匡の嘆きはすさまじいように思いますけど、仙果と愛し合わずに子を成した場合に限定とかされて、実沙緒と匡のように愛し合ってる場合はOKとかにならないのかなぁ。
次巻は春頃だそうですが -
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ネタバレBLACK BIRDも、はや11巻。
天狗と周りの妖との関係が、きなくさい様相になってきました。
死んだはずの祥が生き返ってきて、裏でコソコソ画策してて、天狗と他の妖が戦争のようになっていきますが、祥のあの態度から、なぜそんなことをするのか、ちょっと分かりづらいです。
どうでもよいなら、仲良くすればいいのにね。
祥のそばにいるかえでも、裏でコソコソ、感じ悪いし。
(匡のことが好きだったのに、横から実沙緒にかっさらわれて気にくわないって感じ?)
仙果である実沙緒の血を求めて、天狗の郷もギスギスしてきますが、実沙緒が匡をかばって、わがまま娘を演じているシーンは、ちょっと笑いました。肩に足乗っけ -
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ネタバレ5年くらい音信不通だった、匡の父親の楊が現れ、今回の事件の黒幕が告げられます。
楊と匡の母のゆりの昔話が語られ、ゆりが自殺していた事件の真相が明らかになります。
自分の子供である祥のことを思い、夫を告発してしまったゆりの気持ちも分かりますが、心から信頼していた妻に裏切られ、頭を冷やして戻ってきたら妻が自殺していたら、確かに現実逃避して逃げたくなると思います。
楊の話から、内通者は、ゆりのそばにいた琅という人間で、その後ろには、やっぱり祥がいました。死んだはずの祥が生きていて、どういう意図かは分かりませんが、天狗の郷に手土産付きで戻ってきました。
すぐに匡たちも郷に向かいましたが、琅の娘の -
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ネタバレ前巻で祥とともに蔵に閉じ込められた実沙緒。
予想を裏切り、権助からもらった白蛇の毒を祥に盛ります。
毒がなくなるのを待っている間に、祥の回想シーンが入るのですが、祥も実沙緒のことが好きだったんですね。
匡に対するコンプレックスから実沙緒に対して暴力をふるってしまい、余計になつかない。匡についての記憶だけを封じたのに、封じていない自分のことも全く思い出さない実沙緒に対して、かわいさ余ってにくさ100倍って感じで、めんどくさい性格です。
でも、最後、土蔵が崩れる前に実は実沙緒が匡が言ったと思っていた言葉が、自分が言った言葉だと分かったとき、実沙緒をかばって崩れる土蔵の中に立ってましたけど、彼の