幸田真音のレビュー一覧

  • あきんど 絹屋半兵衛

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    ここのところ滋賀のコンテンツとご縁がある。
    「成瀬は天下を取りに行く」NHKの番組「桜田門外ノ変」(井伊直弼はピストルで撃たれたのが致命傷)期せずして?最後にこの本に出会う。本を読んで井伊直弼の見方がだいぶ変わった、湖東焼きを知る、絹屋半兵衛の生き様がいい、といったところ
    おもろかった。

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    2024年05月17日
  • 大暴落 ガラ 内閣総理大臣・三崎皓子

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    未曾有の自然災害と「日本売り」に立ち向かう日本初の女性首相三崎皓子。東京を襲う大洪水に立ち向かう人々の様子、猛烈に売られていく日本になす術もなく立ち尽くすトレードルームの様子など、非常にリアルな描写で読んでいてドキドキする。自分の利権を守り、正当化するだけのおじさん政治家の書き方もとてもうまい。エンディングも痛快で、非常に読みごたえのある一冊。

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    2024年01月29日
  • 天稟

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    2022.01.17
    久々に先人の歩みに敬意を払いながら読んだ。こういう人が日本を作ってきたんだねえ。感服する。

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    2022年01月17日
  • 天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債

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    まさに、信念と柔軟な発想の塊
    支えたのは多くの友と、タイムマシン経営的な動き

    赤字国債、MMT、軍事費へ、インフレ…

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    2021年06月19日
  • 天稟

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    山種証券創業者の山崎種二さんの生涯を金融のプロから見た生涯です。挫折もありながら勝負をしていく、但し私利私欲には走らない、そんな存在です。城山三郎の百戦百勝も次に読みたいと思います。

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    2020年08月25日
  • あきんど 絹屋半兵衛

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    桜田門外や井伊直弼の歴史。
    藩の政治と上位下達の怪奇。
    職人気質と商人気質の衝突。
    男尊女卑と良妻賢母の表現。

    そのほか、多方面から読めるテーマが散りばめられてた。

    安政の大獄のせいで、人気がない井伊直弼だけど、彦根藩では名君として存在する。
    良く知ると、非常に真面目で勉強家で先見の明があり、とてもやさしい。
    藩主になって亡くなるまで、全体でたった10年の執政期間。
    地元には3年程しかいなかった中、9度も藩内を見分するまでの現場主義。
    ただ、大老職に至っては就任2年で暗殺されてしまう。急ぎ過ぎた、というより、藩主後継者のレールから外れていた為、教育も受けていないし、その心構え?も遅かったの

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    2020年02月12日
  • 周極星(上)

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    欲に沸き立つビジネスマンの騙し合い。
    これだから金融小説はかっこいい。
    早く下巻が読みたいです。
    やっぱり、金融物の小説は良い。
    わかりやすく金が絡む世界なので、
    欲に正直でわかりやすい。

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    2017年03月23日
  • ランウェイ 下

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    ショウが始まるシーンや母とのシーン、ぞくぞく鳥肌が立って泣きそうになった。

    展開は驚くほどシンデレラストーリーだけど、そこはどうでもいい。
    真昼の生き方がかっこいい。

    最後のプロポーズは展開が急すぎて、どうせならもっとちゃんと描いて欲しかったな。。

    でもすごくおもしろかった。

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    2017年02月17日
  • ランウェイ 上

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    おもしろい!!
    真昼の仕事に対する熱量がすごいパワーをもらえる。
    私もこんな風に仕事に打ち込んでみたい。
    下巻も楽しみ。

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    2017年02月15日
  • 天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債

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    高橋是清は、若い頃はやんちゃでしたが、歳を経るに従って、活躍の度合いが深まっていったんですね。晩年に、何度も何度も大蔵大臣に引っ張りだされたりしてね。高橋是清の様な、しっかりとした国家観を持つ人物が、跳ね返りの軍部の凶弾に倒れたのは、惜しいです。

    と言うか、いまの日本に必要なのは、高橋是清の様な、国の将来を憂いて、無私の心しっかりと考えて行動する人物。党利党略で、右往左往する政治屋じゃ無いんですよね。あぁ、いま高橋是清が居れば・・・

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    2016年08月27日
  • 天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債

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    明治から大正、昭和という激動の時代にこんな強い日本人がいて、今の日本があることを改めて感じました。
    さらに、今の時代にぜひ、再来してほしい人物だとも思います。
    政治家には見習ってほしい。
    大河ドラマやってほしいです。

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    2016年01月28日
  • 天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債

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    幸田さんにしか書けない視点が多く盛り込まれていた。高橋是清の先見性と国を思う志に感動した❗すべての国会議員と公務員に読んでほしい。

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    2015年11月09日
  • 天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債

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    少年時代の英語学習と海外生活の内容が面白かったです。
    後半は、経済用語満載で難しかったですが勉強になりました。
    経済的にもギリギリの状態で日露戦争が開戦され、その舞台裏で金策に奔走した高橋是清の様子がとても印象に残りました。

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    2015年09月26日
  • バイアウト 企業買収

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    バイアウト=企業買収

    大きなテーマは『会社は誰のものか』
    株主か、経営者か、はたまた・・・
    M&A・・・TOBやMBOと云った内容を繰り広げる。


    3場面くらいが同時進行で話が進むのでスピーディー且つ、読みやすい内容。フィクションで記述されているが、内容としては恐らく06年に世間を騒がせたライブドアショック、村上ファンド問題、スティール・パートナーズ問題などモチーフに描かれていると推察出来る。

    ファンド、投資銀行、証券会社、事業会社、投資家、、経営者、従業員・・・
    様々なマーケットプレイヤーの思惑が交錯し合い、『マーケット』の中で揺れ動く心理戦。個人的にハラハラしながら読めたのが

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    2009年12月09日
  • 万、已むを得ず

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    2025.7 かの渋沢栄一の孫も宿命があって、自分の人生 思い通りに過ごせないんだな。戦時の大臣 ホントに立派。それにしても幸田さん 小説上手くなりました。

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    2025年07月07日
  • この日のために 上 池田勇人・東京五輪への軌跡

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    大河にもなった主人公の話で、考えられない程の熱量と推進力で物ごとに取組むところが素晴らしい。経験よりも人間力の大事さを感じた。

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    2024年09月16日
  • 天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債

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    難しい箇所もあったが、経済の話で分からない事を知りながら読めて楽しかった。
    あとはどれだけ出世しても変わらない高橋是清の人間性が良いと思いました。

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    2024年01月13日
  • 人工知能

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    2023.12.01〜12.04
    プロローグからどんな繋がりになるのか、ワクワクして読んだ。
    使えるだけのくせに、なんだか威張っているヤツが多い世の中で、正解を判断できる人になりたい。
    人間の質を高めていかれるように、そして、胸を張って生きていかれるように。

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    2023年12月04日
  • 人工知能

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    終わりが非常にここちよかった、最初のほうは入り込むのに時間がかかったが途中からページを早く捲るようになった

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    2023年07月22日
  • 天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債

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    髙橋是清のキャリアはとてもユニークだ。
    近代日本を支えた偉人たちは、何れもユニークなキャリア(特に海外留学、渡航経験)を持っているが、高橋是清のそれは、輪をかけた程にユニークだ。
    その事実を知り、この時代だからこそ、政治、金融界の頂点に昇りつめることができたのだろう、と思ってしまう。
    言い換えると、若い頃は失敗の連続なので、現代に生まれてきていたら、日本でキャリアアップをすることは先ず無理。(おそらく、海外で活躍することを選択せざるを得ないと思う)
    彼のキャリアの特徴は、チャレンジすることを厭わないこと(それを良しとするマインド)。それは失敗から学ぶことができる、ということにも繋がる。
    これは

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    2022年11月06日