幸田真音のレビュー一覧

  • 万、已むを得ず

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    渋沢栄一の孫、渋沢敬三の半生記。
    池田勇人、福田赳夫、大平正芳など懐かしい名前が出てくる戦後混乱機の日本の金融政策。
    多額の戦争債務整理の為の新紙幣の発行と旧紙幣の取引制限。
    今現在、渋沢栄一の肖像が描かれた新紙幣が発行された現実と、戦後の強権的で強引な渋沢敬三大蔵大臣の、膨大な負債に対する新紙幣の発行が、不思議に共鳴しているようで通貨当局の相変わらずの手管を見るようで面白かった。

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    2024年09月01日
  • 人工知能

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    人工知能に関連する小説を読んでみたい人におすすめ。

    【概要】
    ●人工知能を用いた犯罪にまつわるストーリー

    【感想】
    ●自動車の自動運転に係る技術が取り上げられる。
    ●読み取れるのは、日本の企業は外資系に買収されないように気をつけないと、乗っ取られて隣国に大切な技術情報が筒抜けになってしまうということ。
    ●人工知能そのものに関する知識の向上を期待して読んだがそのとおりにはならなかった。ただ読み物としては楽しめる。

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    2022年04月20日
  • ランウェイ 下

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    ファッション業界で世界を股にかけるバイヤーでキャリアウーマンといった感じの主人公真昼のサクセスストーリー。華やかでありながら努力と苦労の連続なのだが、次々と幸運な出会いが続く展開に、少し都合よく進んでる感は否めないのかも。業界の裏側事情が面白い。

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    2022年02月15日
  • だったらボクがやる 宇崎治朗政治塾へようこそ 第1回

     

    購入済み

    政治塾

    41社の就職試験に落ち、手に入れた仕事は派遣切りに。僕が悪いんじゃなく、こんな日本にした政治家が悪い・・・直接文句を言ってやりたいと、退職金25万円をはたいて政治塾に。27歳・無職が、日本を変える

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    2021年09月26日
  • だったらボクがやる 宇崎治朗政治塾へようこそ 第1回

    Mac

    購入済み

    そこまでとは思わない

    見たら結構長いシリーズらしくてびっくり。個人的にはそこまでかと思ったけど…無料だったから良いけど続きはみないと思う

    #タメになる

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    2021年08月19日
  • スケープゴート 金融担当大臣・三崎皓子

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    面白いといえば、そうなんだけど。
    伏線だと思うところが、後に何もつながってなかっり、なんとなく大雑把な感じ。

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    2021年06月09日
  • 天稟

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    ネタバレ

    2021.4 幸田さんの小説はビジネス文書のようで事象が連続して描かれることが多いですね。

    貧乏な家に生まれ、美人で健気な奥さんと出会い、困難に何度も会いながら逆転で勝ち続けるといった成功物語。ベタな展開が続き2/3くらい読んだところで満腹になって飽きがきてしまいました。

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    2021年04月16日
  • 人工知能

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    タイトルを見て、どれほど難解な作品だろう。。と、構えて読み始めたけど、特にテクニカルなわけでもなく、ミステリアスなわけでもいし、ファンタジックなわけでもなかった。

    ただ、表現がシンプルでわかりやすく、筋書きが見えていてもしらけさせずに最後まで読み続けることができたのは、文章の書き方が上手いのだろう。

    そのため、ページ数の割には楽に読むことができた。
    活字中毒の読書マニアには物足らないかもしれないけど、軽い読み物でリラックスしたい人には向いているかも。

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    2021年02月25日
  • バイアウト 企業買収

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    買収は怖い。
    金が絡むと色々ありますよね。
    必ずしも会社の価値や業務と関係ない
    金というフィールドで会社の価値を決められるのは
    怖いですね。

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    2021年02月20日
  • 天稟

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    前半,借金のある貧農の種二が東京に出て丁稚として働き始めてから独立するところまでが非常に面白く「働き一両,考え五両」という教訓を常に心に留め骨惜しみなく工夫して働き成長していくところなどわくわくした,ふうとの馴れ初めなども微笑ましく,ふう自身がとても魅力的だ.後半になって株取引が中心になりあまり知識がないので詳しい説明がある割にはさっぱりわからず,個人のエピソードも画家との交流ぐらいになってその辺りが面白さの失速になったと思われる.後半も終わりになるにつれ種二より清水浩に視点が移ったけれどワクワク感は減ってしまった.

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    2021年01月29日
  • 人工知能

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    こんな時代になるのも、もうすぐじゃないだろうか?
    あと10年? 20年?
    さほど遠くないように思う。対応できるようでありたい。

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    2020年11月21日
  • ナナフシ

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    勤めていた投資銀行の破綻で、職も家族も失う男の再生物語。

    お金がなくなる状況、病に侵される状況、愛する人が死んでしまう状況。

    このどれか一つは少なくとも経験する私たち。
    その試練の山を越えられるのは、越えたところにだれかが待っているという気持ちがあればこそ。
    心温まる話だった。

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    2020年09月23日
  • 人工知能

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    時代設定がとても古く感じるのはなぜだろう。主人公の生い立ちはここまで描く必要があったろうか。どんどん嫌いになっていったが、事故があったから最後まで読めた。

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    2020年07月19日
  • ナナフシ

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    2019.09.01~09.06
    どんな出会いが、人生の道を決めるのか。
    失くしてからわかる大切なもの。先のことがわからないから大変だし、面白いのか。

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    2019年11月24日
  • 人工知能

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    前半は、ずっと主人公の成長過程が描かれてなかなか本題に入りませんでしたが、それはそれで面白かったです。
    漸く事件が起こりそれを解決していくのですが、サスペンスと言うよりAIについての注意喚起がテーマの様な話でした。AIについて少し勉強出来たし、読みやすく面白かったです。
    事件解決を機に主人公が次のステップへと進んで行く所で話は終わりますが、今後の主人公とAIの成長物語を続きとして書いて貰いたいと思いました。

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    2019年10月30日
  • 人工知能

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    人工知能を題材にした青春ミステリー。読み捨て用小説。
    藤井太洋みたいな本職に比べるとテクノロジー描写の鮮度が落ちる。

    著者の作品の中ではかなりダメな方。物語と新テクノロジー世界描写のバランスがどっちつかずになって失敗したのではないか。

    「人工知能を洗脳した!」という決め台詞を使いたかっただけかな?と。人工知能を使ったトリックという部分では、これに似た事例が起きる可能性は大いにあると思う。

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    2019年07月05日
  • 人工知能

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    自動運転の自動車が特定の人物に向けて暴走する…。真相解明を依頼されたのはいい加減な人生を送ってきた新谷凱,人工知能の世界を知って生まれ変わった主人公だった。人工知能は人間が正しい目的のために適切な教え方をしないと正しい仕事はしない。なるほど。凱の半生を描いた前半のおもしろさに比べ後半は…

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    2019年04月25日
  • 人工知能

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    最近のテクノロジーを知っている人であればあまり目新しい事はなかった。また主人公の成長過程の話が多くあり、その内容が後半にあまりつながってないと感じられた。もう少しひねりがあればいいなと思います。

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    2019年03月27日
  • 人工知能

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    ネタバレ

    2019/02/28 019
    確かに人工知能のエッセンスは結構詰まっているような気がするが、前半は青年の成長物語が結構続いて、ん?と思った。ただ、後半になると一気にクローズに向けて展開して、結果的にはそう驚くこともないというか、だんだん先が読める感じになっていった。
    著者の作品は3作目で、いずれも読者がのめり込める良い作品だったけど、本作はあと一歩もう少し何かエッセンスが欲しいな…と感じた。

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    2019年02月28日
  • ナナフシ

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    ナナフシ。自分の体を切り落として、再生する。
    コンビニのトイレで、倒れていた娘。彩弓。
    深尾は、コンビニ店長代理で、その娘を助ける。
    言葉を発することもできない。
    そして、右手が動かなかった。
    そして、警察を怖がった。
    深尾は、外資証券会社のファンドマネージャーで、
    2008年に起こった金融危機で倒産して、娘をなくし、
    妻と離婚し、コンビニでバイトし、生きているだけの状態であった。
    彩弓と狭いアパートで、生活することで、
    変化して、再び、投資会社に就職し、彩弓を治療する。
    原因不明の病気が判明する。
    レックリングハウゼン病によるカフェオレ班だった。
    神経線維に悪性腫瘍が見つかった。そして、肺に

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    2019年01月12日