西炯子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前回のエッセイもかなり楽しませてもらいましたけれども、今作もまた面白かったです! 毒舌に次ぐ毒舌というか…読んでいるこっちがヒヤヒヤしてしまう箇所もありましたけれども、面白かったですねぇ…ボキは著者の漫画をほとんど読んでいないのですけれども、なんというか、この著者はこういったエッセイで力を発揮するタイプなんじゃないでしょうか? とか言ったらなんか漫画家の著者に失礼かもしれませんけれども、個人的には漫画といった嘘に包含されたものよりも本音が爆発しているみたいな感じのする今作のがよっぽど面白かったですねぇ…とか言ったらダメきゃな?
ヽ(・ω・)/ズコー
著者は漫画家という自分の職業について全 -
Posted by ブクログ
第3部
あれほど練習して臨んだ福山先生とのレッスンで自分の音を引き出していないことを悟った悠季は死に物狂いで練習してしかも圭との別居までして何とか出せるようになった。しかし、会心の出来で演奏した曲は天才・ソラくんには響かず、新たに“聴衆者に伝えるには”という課題が出てしまい…。
お陰で、そうやって産みの苦しみからのコンサートは福山先生から「ローマで勉強してこい」との嬉しい言葉をもらい。
ガラコンサート、お疲れ様悠季、でした。
クラシックってただ聴いていただけの私には音から情景を浮かび上がらせるという力を持たないけれど、少なくともこの作品を読んでるとそのイメージが出てくるよね。
4部は留 -
Posted by ブクログ
富士見シリーズ第3部1
桐院家でのお祖父様への演奏会で訪ねた先で家政婦ハツからの刃傷沙汰。
それと共に桐院家での家族との対面。
小夜子嬢からの3人での結婚の提案。
そして一連の事件による圭が悠季に対してとても呵責を感じているが為にいままでのような二人になれないこと…。
確執が確執を呼ぶ感じかな。
先にフライングで『小夜子様の気持ち』を読んでしまっていたので何があったのかは知っていたけど悠季サイドからの話だとやはり切ない。
そして少しずつ周りが二人の関係を知っていくのよね…。これも先々では障害になるのだろうなぁ。
ああ、でも。いかにもBLである障害が描かれていて、BLを読んでいる醍醐味