西炯子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ話が動き出しました。
ヨリの言う「終わり(ゴール)」を迎えた人たち。
そして、ようやく動き出したホワイトポーク。(笑)
妹ちゃんのシーンは読んでいて微笑ましく、新川さんも良い相手を迎えられたようで。
ヨリさんの恋愛面でのだらしなさとうじうじっぷり
しかし鋭敏な頭脳を持ち仕事は立て続けに上手くいき、非モテだの老けただの言いつつ別の魅力ある異性からの求愛がある所
このあたりはもう西先生の定番パターンですね。
どこのつぐみちゃん(「甥の一生」主人公)ですか、という。
好きで読んでいるので良いのですけれど。
話が話ですし、作品の良さを保つ為にもあと一、二巻で終わらせるべきだとは思うのですが
どうオ -
Posted by ブクログ
表紙絵の二人の距離が物語内での二人の距離感を物語ってるかのようでした。
今までの若い頃の恋愛(不倫)が明らかになり、もう二度と人を求めないでおこうとしているヨリだけど、真木のことを忘れられずにいて、他から求められていることに応えようとしてしまう。一方の真木も、親子関係が明らかになり、愛する人だからこそ自分の方を向いてほしいという願望もあり....。真木とヨリは、案外、自分の気持ちに素直になれば、もっとうまくいくのではないだろうかと思えてしまった。ルイの結婚は素直でいいなと思えてしまった。真木側にいろいろな動きがあり、続きがどうなるのか早く読みたい。 -
Posted by ブクログ
夢物語を成り立たせるディティールの高クオリティ 姉の結婚 6巻
「太っていた冴えない同級生が痩せていい男になってしかも医者で
自分に迫ってきて不倫関係になる」
という壮大な嘘、夢物語な設定なのですが、
そう感じさせないのがディティールのクオリティの高さ。
生活の一コマでのリアル感が、この設定を成り立たせています。
この巻では、ヨリの過去と男性観、そして人生観が、
ルイとの対比によりくっきりと現れます。
また、誠の過去と、人生観、愛されたいという願望も
現れるのですが、彼はある出来事から過去に決別をし、
変わろうとしていきます。
2人の心の変化と、2人に近しい人の変化で、今後どうなって