ゆうきまさみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
レイバーと呼ばれる人型ロボットに乗り治安維持に奔走する警察の特車二課と、レイバーを悪用し犯罪行為を繰り返す子どものような愉快犯内海。
他の要素の混じることもあるが、基本的にはこの両者の戦いを22巻かけてじっくり丁寧に描いていく。
ゆうきまさみさんは『鉄腕バーディ』でもこの作品と同様に、かなり早い段階で最終的に倒すべき敵を明示している。
個性的な登場人物やポンポンと進む会話で軽快な読み口だが、単体で存在しているのではなく社会の中でいろんなものと関係しながら存在している愉快犯や特車二課のあり方や、企業間のレイバー開発競争など、設定が練りこまれていてやたらリアル。
立場やら何やらに雁字搦めの中で -
Posted by ブクログ
競走馬の育成牧場を舞台にした青春マンガ。ラブコメ要素大。
周囲の人間と交流することでさまざまな困難を乗り越え、主人公・駿平がアイデンティティを確立していく。
すべてのキャラクターにどこかしら欠点と美徳がありながら、相互補完的に働きかけあっているのが素敵。ザ・ビューティフル・コミュニケーション!
特に駿平はヘタレもヘタレだが、強情過ぎるところのあるひびきをうまく支えている。優柔不断には「優しい」と「柔らかい」が入ってるのさ、という感じ。
また、脇役までしっかりと血が通っているので、一つ一つの出来事をそれぞれの立場から多面的に捉えることができる。
だから、「誰かにとってプラスのことは必ず別の誰 -
Posted by ブクログ
<あらすじ> ウィキペディアより
東京都内の有名進学校に通う久世駿平は、春休みに北海道旅行へとバイクで出かけ、ひょんなことから競馬馬生産の渡会(わたらい)牧場と関わることになる。そこで馬とふれあう中でその魅力に惹かれ、日本一の競走馬の育成を目標とするようになる。親との葛藤、恋愛、結婚といった人生の様々な出来事を体験し、思春期の少年は一人の大人へと育っていく。
競馬好きの人はもちろん競馬に詳しくなくてもラブコメディ風?に描かれてるんで面白いです。
自分はこのマンガで競馬というものを勉強しました。
ちなみに作者や他のマンガのキャラクターも所々にでてきます。
パトレイバーの泉野明(居酒屋の娘役)