江波光則のレビュー一覧

  • Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 外伝

    이겨애니드라마화된다면

    サンダーボルトファンタジードンリーガソリンスタンド外伝
    1期〜2期の中間物語かどうかはわかりません。
    これは不気味な名作です。
    このシリーズをアニメドラマ化してくれたら面白いと思います。

    #共感する #憧れる #じれったい

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    2025年02月22日
  • ストレンジボイス

    購入済み

    なんじゃこりゃ?

    などと思いつつ、気付いてたらハマって読み終えてた。
    実に上手い。
    ライトノベルで納めるには実に勿体無い作品かも。
    内容は"ライト"ではなく"DEEP"な心理状態な逸品。

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    2020年04月21日
  • パニッシュメント

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    高校生を主人公にした宗教を題材とした青春小説
    青春小説というくくりは便利すぎるが冒険と並んで物語景色にしやすいということなのだろう
    対して教養小説(あるいはジュブナイル)が少ないのは大人の立場に立って成長というものを描けるほど大人になれないからだからだろうか
    高校生的なあれこれと宗教のそれこれを上手く絡めたところががとても面白い
    ライトノベル的な(エンタメ的な)色気がないので広く受け入れられるような話でもないけれどもガガガ文庫らしいとしかいえない

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    2018年12月09日
  • 鳥葬 -まだ人間じゃない-

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    『パニッシュメント』と同じくいろいろ事件起る青春小説
    お話はとっても良く出来ていて
    では文学の偉いひとたちと何が違うかといったら修辞修飾なのだろうか
    題材の比喩が直接的だから足りないのだろうか
    全時代的なことがにんげんのほんしつに迫るあれなのだろうか
    さっぱりわからないが
    この作品がこの形として充分良く出来ているのは確かに思う

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    2018年11月12日
  • ボーパルバニー#2

    購入済み

    国際色豊かな殺し合いバトル!

    今回は前巻とは別の2代目バニーちゃん登場。
    人斬り巫女(影の主役?)や傭兵騎士、金髪巨乳ガンマンなどが入り乱れて日本を舞台に凄絶な殺し合いを展開します。死にまくりです。
    生き残るのはほんのわずかという容赦のない首チョンパ激烈バトル。
    雰囲気的にはブラックラグーンとか好きな人におすすめです!

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    2022年09月29日
  • 我もまたアルカディアにあり

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    これはわりと好きだ。SFなのに(?)読みやすい。
    某書店のSFフェアで買ったのだったか。ポップから作品への思いがあふれていて、書いた文庫担当の人と友達になりたい笑
    「世界の終末に備える」と嘯く輩たちが建てるアルカディアマンション。そこでは一切の労働をしなくてもよい。一見楽園のようなその場所で、描かれる男女の物語。4つの中編と幕間劇で構成されている。幕間劇の方が僕は好きで、そこでは世界がどう構成されていくかを描く。
    どの中編も実は恋愛小説で、その辺も個人的には好きだった。滅びゆく世界で変わらない愛ってね。

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    2016年04月12日
  • 我もまたアルカディアにあり

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    めちゃめちゃ面白くて一気に読みました!これは聖書がベースです。世界の終わりが近付いている世界。世界を終わらせようとしている世界。配置されているもの全てに意味があってめちゃめちゃよかった!オッドアイの御園一族。御園は神に捧げる作物を作る畑。御園洛音とアルバドル・フーリーは実の兄妹で夫婦。アダムとイブ…なのか。リリスかも。最初の二人からはじまってオッドアイの一族が方舟のなかで外でどんな風に交わっていくかが何百年にも渡って書かれている。なんて広大なんだろう。面白すぎた。久々にスゴく好きなSF作品にあたった。日本にもこんな面白い作品書くSF作家いたんやなーと。哲学的でもある。ワタシは作品には隠れてても

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    2015年07月29日
  • ストレンジボイス

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    全1冊。
    張り詰めた想いで一気に読んだ。
    一瞬登場人物に共感しそうになったが、そんな甘さは入り込む余地がなかった。

    ライトノベルだからといってやさしいと思ったら大火傷しますね。

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    2014年10月04日
  • ストレンジボイス

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    想像していたストーリーと、全く違う方向へ進んで行った。
    この材料で、ライトノベルで、こんな話を書くのか。展開から結末まで、たぶんすごく人を選びそう。

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    2013年02月20日
  • ストレンジボイス

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    明るく無い青春物語です。
    苛めっ子、苛められつ子、傍観者…そしてそれを見てるだけの教師、何も解決してないけれど、何故か引き込まれる感じでした。
    下手なハッピーエンドよりもしっくりくるバットエンド?です

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    2011年11月03日
  • パニッシュメント

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    著者の前作「ストレンジボイス」の重暗い感じが気に入り、期待しながら読み始めました。
    前半、表紙イラスト通りの爽やかな雰囲気の青春ラブストーリが展開されていて、作風変わったのかな~と、思ったのですが、問題なかったです。
    導入部分に関しては、普通のラノベ風なのですが、今回もまたラノベのニーズと違ったような重苦しいテーマ、「宗教」や「神」を取り扱っています。宗教に陥れる手口、宗教にすがる人の気持ちなど、上手く描かれており、共感できます。

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    2012年02月26日
  • ストレンジボイス

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    ちょっとキツめのいじめ描写に惹きつけられ、読み始めた。
    いじめの被害者、加害者、傍観者。この3人を中心に描かれている。
    いじめを題材にしているが、いじめ自体を解決してなんとかするような話ではない。
    甘さや爽やかさゼロで終始、暗い雰囲気の漂う物語である。
    ラストの前向きなようで、ぜんぜん前向きじゃない3人の危うい関係が非常に興味深かった。

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    2011年10月25日
  • パニッシュメント

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    新興宗教を軸に信仰に振り回される人々の話。文化系トークラジオLife2011年5月22日放送分「信じる論理、信じさせる倫理」の回で紹介されていたので読んだが、Podcastと合わせて読むと非常に悩ましい内容だと思う。あえて感想は言わずに、興味があれば手にとってみて読まれる事を勧めます。

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    2011年05月31日
  • ストレンジボイス

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     なかなかに評価の厳しい人から「面白いよ!」といわれて借りた本。

     内容的には明るくない青春物語。
     あとがきのほうにも書いてあるのですが、人生の皮肉を描いたような作品でした。
     しかし、個人的にはこのような皮肉な話も嫌いではないので、すっかりのめりこんで読ませていただきました。
     変にハッピーエンドにこじつけたりする作品なんかよりもよかった、と感じます。

     出てくる登場人物は、何かしら「歪み」「皮肉」が混ざっているように思えた。
     しかし、それがある意味人間らしさであって、そしてこの物語に置いての一つのスパイスとなっている。
     内容が内容なので嫌いな人は嫌いかもしれないけど、なるほど味の

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    2011年04月08日
  • ストレンジボイス

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    ちっとも未来が明るくない青春小説。
    気持ち的にライトなお話が読みたいと思って読んだら
    間違いなく怒るか後悔するかの二択。
    学生時代の人間関係にトラウマを抱えてるなら
    読まないほうが幸せかも。
    抱えてなくても読んで幸せには普通なれないだろうけど。


    他所のレビューを見ると、
    それなりに水葉らメインのキャラに対する理解や共感があって
    作中で先生に「変わりもの」と評される彼らも、
    程度はともかく存在する割合で考えたら
    普通の枠に収まってしまうのではないか、
    というよく分からない希望めいたものを感じてしまった。

    その一方で、彼らを理解出来ない、
    物語が何を示しているのかさっぱり見えてこない
    という

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    2011年03月24日
  • パニッシュメント

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    "高校","いじめ","占い"などというラノベっぽい題材の作品ではありますが,この,直接肝臓ぶっ叩くような各章末と,なんかよくわからないモヤモヤが残るラストは,ライトノベルって枠組みでは縛れません.普通の学園生活からじわじわと,えげつないハシゴの外し方されるので,瀬戸口廉也作品とか好きな人は是非.

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    2011年03月06日
  • ストレンジボイス

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     文化系トークラジオ「Life」でチャーリーこと社会学者の鈴木謙介が強力推薦していたライトノベル。学校の負の面に焦点を当てた、ネガティブな学校ものだ。

     発端はいじめなのだけど、社会や人間というもののどうしようもなさ、またろくでもないと言う先にあるありようそのものを見据えた上での生きていく術みたいなものを視野に入れている。

     ……と言うと、抽象的にすぎるだろうか。いじめに象徴されるように、人間社会には冷ややかな現実があるわけど、まあ人は誰しもそれを前提として何とかやっていかなればならないわけで、この小説では、いじめる側も、いじめまれる側も、スネオタイプの人間も、変わり者も、そのありようをそ

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    2011年02月02日
  • ストレンジボイス

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    現代版『人間失格』といったところでしょうか。何も決着せず、煮え切らない感じで終わってるのも、「中学を卒業したばかりの段階でその後の人生全部を決めるようなことが決着してたまるか馬鹿」っていうことかも知れん、と思う。水葉にもある程度まで共感できてしまったし、久しぶりにとても面白い小説が読めて満足。この筆者の文章、個人的には好きな書き方だし、非常に上手いとも思う。少なくとも1人称と3人称がどっかで混ざっちゃってるようなものとは別格、と個人的には思うってだけですよ、と。

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    2010年01月29日
  • 我もまたアルカディアにあり

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    何もしなくても安全に暮らしていける管理されたシェルターマンション社会の出来事を、色々な時系列で切り取ったような短編集?長編?
    各パートの視点キャラクターたちに共通する「泥臭さ」みたいなものが、世界観にがっちり嵌まってて良いなって思った。
    マンション住民側は自己実現欲求だったり片思いだったりで思い悩む場面が目立つ一方で、黎明期の人達や外側の人を描いたパートは妙にカラッとしてたりして、その対比も好きだなぁ。リアリティ。

    ダラダラ何もしなくても生かされる側の凡人と、損してるって自覚してても働いちゃう変わり者、そんな理想郷のような環境を拒んで反抗する勢力。
    自分がこの世界の住人だったらどの立場になり

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    2022年05月11日
  • 小説 ホムンクルス

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    トレパネーション。
    頭蓋骨に穴を開ける手術。
    脳は頭蓋骨に圧迫されている。
    穴を開けて血の巡りを良くすると脳が活性化され使われていない潜在能力が引き出される。
    人の心の深層に沈んでいる歪みを視覚化。
    ヤクザの組長のところは能力による強さがあり爽快だった。
    人の闇を取り払うことができるようになり、すごい。神みたいだと思った。

    ラジオで秋山黄色さんが「もしトレパネーションの手術を受けて能力を得られるなら蟹が食べられるようになる能力が欲しい」と言っていて、それを聞いて「ホムンクルス」面白そう読みたいと思った。
    映画化されているそうで、綾野剛さん。
    映画も見てみたい。
    1775との会話の時とか、ナナ

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    2021年05月16日