虚淵玄(ニトロプラス)のレビュー一覧

  • ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ
    コメディもシリアスもバトルも存分に描き切る虚淵氏の筆力に脱帽。
    どこまでも壮絶に己を貫くバラライカ+ヴィソトニキ、そしてSM嬢レヴィの挿絵だけでも買う価値は十二分にあり。
  • アイゼンフリューゲル2
    音速を超える帝鳳龍.
    その世界最速の龍を超えるために制作された
    世界初のジェット機,ブリッツフォーゲル.
    そのテストパイロットのカールと帝鳳龍のバトルが熱い.

    面白かったよ.
    やっぱいいね,虚淵氏は.
  • ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ
     鬼才、虚淵 玄の手によるノベル版ブラック・ラグーン。レヴィやバラライカなどが、原作では滅多に見せない言動をとっています。虚淵氏はアクションや小道具の扱いが抜群に上手いですね。今後の手本にさせていただきます。
     しかし、どのキャラクターも個性が強かったですが、その中でも一際異彩を放っていたのが忍者。...続きを読む
  • アイゼンフリューゲル
    ドイツ語ってやっぱりかっこいいな、と思わされた一冊。固有名詞が多くて読みにくいラノベとは違い、スラスラと読めて物語に集中できました。
    このお話に出てくるドラゴンがすごいかっこよくて、イニシャルD的な走りの魂を感じました。
    面白かったです。
  • 鬼哭街 鬼眼麗人
    武侠モノは大好物なので、かなり燃えました。
    しかし非道い設定だw

    こういう非道いのを書く作家が、世間様から認められている昨今、
    日本の将来はお先真っ暗だね!いーいみで!

    薄めの文庫2冊、実にいい長さで、こういう構成のが
    もっとあってもいーのに。最近、なんでもかんでも長大シリーズ化
    しちゃいますが...続きを読む
  • 鬼哭街 紫電掌
    …徹頭徹尾、非道いw

    角川スニーカー文庫ってすごいね。こんなんだすかあ。

    非道すぎるにもかかわらず、
    ある意味ハッピーエンドってなんでやねんw
  • ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ
     ライトノベルといったエンターテイメント小説は楽しく一気読みができるからイイですね!!イラストも豊富だし。何より表紙のレヴィちゃんの美しいおみ足!!これを見れただけで私は満足です。

     このライターさんの作品には残念ながら一つも出会っていないのですが、漫画の世界観をそのままにオリジナリティを出してら...続きを読む
  • ファントム ツヴァイ
     Phantom第二巻。完結編。
     ツヴァイは、アインとともに海を渡り、やがてツヴァイ――吾妻玲二の育った地、日本に辿り着く。争いとは縁の遠い日本。学校にも通うようになり、全ての悪夢は終わったかのように思えたが、それは第三の亡霊――ドライの登場とともに脆くも崩れ去る。
     自分とアイン――エレンをつけ...続きを読む
  • ファントム アイン
     PCゲーム『Phantom』のノベライズ。ストーリーは基本的にゲームのものをなぞっている……と思う(うろ覚え)。
     作中に出てくる銃器の解説もある(ゲームの方にも同様にあったはず)ので、色々参考になる。銃器萌え。

     偶然暗殺者『ファントム』の姿を見てしまった主人公吾妻玲二は、彼らに拉致され、ファ...続きを読む
  • アイゼンフリューゲル
     天地が別れた始まりの時代より、大空は龍たちのものだった。
     それから暫くしてヒトが現れ、やがて空へと恋い焦がれる……だがヒトは翼を持たぬ生き物だった。当然、天の覇者から覇権を奪うことなど出来ず、しかしそれでもヒトは、大空への憧れから、さながらひな鳥のように弱々しく空への挑戦を続けることとなる。
     ...続きを読む
  • アイゼンフリューゲル2
     アイフル(大手消費者金融ではない)、堂々完結。
     愚直なまでに空への挑戦をし続けた男を待つ、その景色とは――それは君の目で確かみてみろ!

     ちなみに、イラストを担当されているのは中央東口さん。虚淵玄の相方といえばこの人!……と、個人的には思っていたり。
     しかし改めて、この作者の途方もない知識(...続きを読む
  • ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師の哀歌
     お待ちかね、ブラクラノベライズ第二巻。ロットンさん、ウィザードカコイイですね(それほどでもない)。
     カカッと書いてしまうと、今回はロットン回と言っても過言ではない。虚淵玄は本当に常日頃からロアナプラでのこういう話を考えているのではないかと勘繰りたくなるほどに見事なキャラクター描写とストーリー展開...続きを読む
  • ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ
     漫画『BLACK LAGOON』の外伝小説。イラストは勿論広江礼威さんが担当。
     もう、虚淵玄はずっとこんな話を考えていたのではないかと勘繰りたくなるくらい、二人の作風はマッチしている。なるほどこの人以外のブラクラノベライズは考えられないなということを、読み終わった後で確信するのは間違いない。
     ...続きを読む
  • 鬼哭街 紫電掌
     みんな大好き、僕らのタオロー兄さんの復讐劇開幕だ! 外道たちを狩る、孤高の剣鬼の無双が見られるぞ!

     原作はニトロプラスのPCゲーム『鬼哭街』。最近リメイク版が発売されたようなので、そちらがおすすめかも。活字だけで十分、という方は是非。少ないページ数に、濃い内容がギュッと詰まった一冊。
  • 鬼哭街 鬼眼麗人
     美しい作品でした。
     丁寧で、かつ圧倒的に巧い。
     虚淵玄の本気を垣間見た気がした。

     あとホージュンさん本気で強すぎです……
  • アイゼンフリューゲル
    虚淵玄×中央東口ですよ.

    それだけで内容も知らずに買ったわけですが面白かった!

    これは,龍が空を支配する世界において

    ひとつのチームが

    龍よりもただ速く飛ぶことの出来る飛行機を製作するために

    持てる限りの情熱と科学技術を終結する物語である.

    わけですが,そのときの主流はレシプロ機,つまり...続きを読む
  • ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師の哀歌
     今回は群像劇でした。誰もが語り部でありながら断片的にしか物語に参加しておらず、読者のみが全体像を理解できる「観客」でいられ、そして主役が脇役を、脇役が主役を演じる一風変わった大活劇。
     劇がどれだけ面白かったか、についてはぜひ本編を読んでもらうとして、CIAが立てた計画の顛末というメインデッシュに...続きを読む
  • ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師の哀歌
    これはいい! Fate/Zeroもそうだが虚淵さんの原作者を超えんばかりの擬態能力は目を見張るものがある。今巻での各キャラの活き活きとしたふざけっぷりや思考は全く違和感を感じずに最後まで濃厚な物語を楽しめた。
    物語自体の発端はギャグだが、マジが入り組んで、みんなが真剣に絡んでく様は原作の雰囲気をうま...続きを読む
  • ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師の哀歌
    前情報ではロットン主役かと思ってたけど、コレはエダが主役かな?
    ストーリーがいろんな人の一人称で展開していくので普段の言動からどんなこと考えてるのかわからない面々の頭の中がわかって面白かった。
    特に「ですだよ」さんの場合が言動とギャップがあってイイ!
  • アイゼンフリューゲル2
    星つけすぎかなと思いつつ、面白かったんだからいいのだ。
    上巻は起でしかなかったんですね。バランスが悪いけど、もとは一巻の予定だったのを二冊に分けたんだからしようがない。
    2巻は1/4を過ぎたあたりからフルスロットルで話が展開していきます。
    戦局がにらみ合いから戦闘へ突入する辺りからもうページを捲る手...続きを読む