虚淵玄(ニトロプラス)のレビュー一覧
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ネタバレ狡噛さんが仕事ができる男すぎて、涙が出そうです。
それにしても、ちょいちょい朱と狡噛さんが一緒にいるのは、NL的にはフラグなんだと思うんですが、どんどん叩き落とされていくため、とはいえ、朱の性格が相変わらず苦手な私は、そんなフラグは全力で無視して行くからね!←
まだ宜野座さんとのフラグの方が割とすんなり受け入れられそうな気もするけど、宜野座さんにそんな気配がまったくないもんな……。
というわけで、傷付いた朱ちゃんでしたが、彼女は信じられない強さで、その痛みを乗り越えようとしています。
けれど、街は疑心暗鬼になってしまっていて、あちこちで犯罪多発。他人を疑うことがなくなった世界に -
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ネタバレちょっとずつ闇堕ちしてんなあ……と思ってたんですけど、ついに容赦のない闇がやってきました。
なんとか、一つの事件は解決したけれども、その黒幕へと続く道はまだわからないままだったのにも関わらず、その犯人の方から、朱を使って狡噛をおびき寄せるという周到な罠で、相手の方からコンタクトを取ってくる……という話。
そして、狡噛が負傷。
朱は、その黒幕・槙島と対峙するけれど、槙島が実はドミネーターでは退治できない相手であることを知る……というものでした。
人間は、自分が作ったものに頼りすぎると、今度はその機械に足元をすくわれてしまう……という、割と根源的な問題を内包してますね、この話……。 -
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アニメ『サイコパス』のコミカライズとしては、文句なく100点だと思います。
絵はとても綺麗で丁寧だし、アニメを観ていても胸に迫ったキャラクターたちの表情までしっかり再現されていて、ファンとしては作画の三好先生に感謝です。
また、クライマックスの朱、槙島によるモノローグもじっくり読めて嬉しい。
『失われたバレンタインデー』もとても良かった!
ただ、シリーズを通して言えるのは、まさにアニメがそのまま漫画になったという感じで、この作品の独自色は薄かったということです。
タイトルに朱の名前を冠してますが、彼女の視点に添っていたかというとそうでもないし。
サイコパスはもはやビッグコンテンツなので -
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映画のアニメを観て、興味を持ったので、インターネットカフェでこの1月に完結したばかりの全6巻を読んでみた。
(一巻の説明)
人間の精神が数値化されるようになった世界。個人の魂の判断基準となるその測定値を人々は「PSYCHOPASS」と呼び習わした。数値によって事前に割り出された犯罪者「潜在犯」の捜査に、新人刑事・常守朱が挑む!!
犯罪者は犯罪を犯す前に弾かれている究極の「安全都市」に日本は変貌していて、その数値によって職種も決定してしまう未来社会。
「潜在的な犯罪者は、その前に取り締まればいいのだ」という現代若者の気分をマンガで実現して見せたわけだ。
ネタバレしてしまうので、このあとは -
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凌辱され殺された最愛の妹・瑞麗の仇を討ち、その魂を集める為、次々と仇敵を撃破していく濤羅。しかし彼のは夏電磁発頸・紫電掌は確実にその命を縮めていた。残る敵は、かつての兄弟子であり、瑞麗の許婚でもあった劉豪軍。幻の桃園で認め難い真実を暴かれた時――二人の刃が激突する。虚淵玄の名作サイバーパンク武侠片・完結編。
バトル描写がやっぱり重厚でかっこいー。溜息ついてしまう。鎧武も虚淵でノベライズされればいいのにと思ってしまうw
それはおいといて読んでいる内に段々ゲームのことも思い出してきて、ああこんなシーンあったな、そうそうこんなので…と。でも最後まではっきり思い出すことは出来なかった、けど、最後のシ -
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アニメで知り、原作に手を付け、このノベライズを偶然にも平積みしていた本の山の底から見つけてしまったので、どうせと思い読んでみた。
内容は原作の文章に沿った構成だが、あとがきにもある通りページの問題で部分部分が削られていた。そのため、作中の空気や雰囲気といった感覚が原作よりも(シナリオの量以外にも、音声や絵の演出の有無のせいか)物足りない。
本来であれば、★5を付けるつもりだったが、上記の理由よりやむなく★を一つ減らすことにした。なので、本作は、「原作(ゲーム)に手を出してみたいけど、値段が高い(どんな雰囲気か判らない)から悩んでいる」人向けと言っていい。原作を一度プレイした人であるなら、別にこ -
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サイバネティクス技術が発達し、サイボーグ達が横行する近未来の上海。その世界を牛耳る犯罪組織・青雲幇の幹部五人に辱められ殺されてしまった最愛の妹・瑞麗。――仇討ちと、五つに分かれた瑞麗の魂を取り戻す為、孔濤羅は人の道を棄て、鬼になる。虚淵玄の筆致が冴え渡る、今なお人気の高いサイバーパンク武侠片上巻。
鎧武放送開始おめでと~ってことで虚淵を久しぶりに読もうかと思い積読してあった鬼哭街を取り出して来たはいいものの、星海社から完全版が出るんですね…知らなかったYO でも持ってるものはしょうがないので読んでしまいます。鬼哭街は五年前にプレイしたきりで全て瑞麗の掌の上の物語だったってことしかロクに覚えて -
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最近連載が再開したBLACK LAGOONの初文庫版。圧倒的に理不尽な暴力性、血と硝煙の臭い、軽妙ですかした会話、その中に見え隠れするアウトロー達の生き様、虚淵玄は原作の雰囲気を見事に文庫化したなあという印象です。原作ファンであれば難なく楽しめると思います。ただ、ストーリーに関してはちょっと遊びすぎなんじゃないかという感じも否めません。スタンに関する話が面白かっただけに、海賊と忍者は必要だったのだろうかという印象も。原作もメイドが暴れまわったりするので、良くも悪くも原作寄りなのかもしれませんが。続編も刊行されているので、期待したいです。
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Posted by ブクログ
アニメ『サイコパス』が漫画化。
初連載とは思えないほど三好さんの絵のレベルは高い。人物からドミネーターなどのメカニックまでよく描かれているなって感じ。ちょっと背景が白いときが多いかな?という感じはするけどそのくらい。
アニメを見損ねたのでとりあえず漫画で入ってみたけど、これはアニメを見るしかないなってなってる。
ただ、漫画のタイトル『監視官 常守朱』から分かるように彼女が主人公として描かれていくので、表紙が狡噛だから彼が主人公と勘違いして漫画を買った方もいるよう。その辺りがちょっとややこしいんだろうか、と思ったりも。
期待の新人さん、改善点もあるかな、ということで☆四つ。 -
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