池上正樹のレビュー一覧

  • ルポ「8050問題」 高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から

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    引きこもり年齢の高齢化問題と支援の現状と課題。

    ジャーナリストの視点と当事者支援の筆者によるリアリティある本。

    当事者支援の視点からジャーナリストの視点に展開してもらえれば、さらにわかりやすかったのかなとも思った。

    数ある引きこもり関係の本の中では、良書だと思った。
    235ページ6行目に脱字があった。

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    2020年10月26日
  • ルポ ひきこもり未満 レールから外れた人たち

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    はじまりは自殺した男性の話から。中年のひきこもり。パワハラ、リストラによる失職、疾病、障害、介護や離婚。誰でも簡単に人生を失う恐れがある。ルポだけで答えもない。

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    2018年12月30日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    団塊ジュニア、就職氷河期世代が、若年者ではなく、すでに中年世代に突入。ますます捨て置かれる非正社員の彼らの実態とは。

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    2018年06月19日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    後半の団塊ジュニア世代12人の歴史が興味深い。一人目の女性の一度終身雇用から抜けると…のくだりは日本が一度正規ルートのようなものを外すと戻れないことを如実に示している。

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    2017年12月03日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    ロスジェネ世代、新卒時に思うような就職が出来なかった不本意非正規、正規に這い上がるのは困難。もう若者じゃないので支援対象でもなく、子どもも持てずに終わり、加齢とともに稼げなくなっている。自己責任じゃなく社会の問題。

    変わっている世の中に対して、遅れている意識と制度。先のしくみで利益を得た人たちがいなくなれば、変わるんだろうけど。

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    2017年07月16日
  • 大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち

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    新卒就職で非正規。成果主義やブラック企業、うつやいじめではじき出される。生保や福祉からは相手にされず。介護離職。発達障害、不安症、不登校。これ以上傷つけられたくないし、傷つけたくない、他人に迷惑をかけたくない人たち。

    仕事・学校、買い物など、生活のための最低限の外出、それ以外に行く場所を持っている人って実は幸運なのかも。

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    2017年07月16日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    普通に会社に入って。。ということが普通でない人々もいる、という現実を見た気がしました。
    私たち中年にとっては、働くっていうことは実はかなり重要とも認識しました。
    解決への道は見えず。

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    2017年06月23日
  • ひきこもる女性たち

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    女性のひきこもりが、家事手伝い・専業主婦の影に隠れ見えづらくなっているということは、よく分かったが、やはり男性に比べ深刻度は低いととられかねない内容だった。

    特に最終章の「ひきこもり×おしゃれカフェ」の話など、重度のひきこもり状態にある人から見れば「何がおしゃれだ」と怒りたくなる内容ではないだろうか。

    もちろんひきこもり女性の居場所は必要だと思うが、ことさら「おしゃれ」という女性性を前面に出すことはないと思う。

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    2016年09月03日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    ネタバレ

    近年悪化してきている、現役世代の貧困率。救われるべきは「下流中年」ではないか? 他人ごとではない中年のリアルな危機を明らかにする。雨宮処凛と萱野稔人の対談、ルポ・下流中年12人のリアルも収録。

    見につまされる・・・。
    それよりも甥っ子たちだ。

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    2016年08月30日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    高齢者の貧困率は統計的に改善を見る一方で、深刻化しているのが40代中年層と子ども。
    高齢者の改善は、終身雇用で年金を満額でもらえる層の増加。でも、バブル崩壊後リストラの煽りを受けた方々も多いでしょうし、一概にそう言えるのかはよく分からない。
    下流中年の背景には、就職氷河期に遭遇し、雇用の調整弁として使われてきた世代であるということ。派遣労働から抜け出せず、給与も年金も低いまま推移。
    決して個々人の能力の問題でなく、社会が作り出した作られた下流。この世代が高齢化する中で、社会の助けを必要としてくる。
    このツケにどう向き合っていくのか?重たい課題。

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    2016年08月14日
  • 下流中年 一億総貧困化の行方

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    下流老人よりも、下流中年の問題の方が深刻。

    1度、非正規に落ちたら、戻ることのできない悲劇。上司からの罵倒や、職安からのダメだしなどの悲観的な話。コミュニケーション能力の大切さ。

    差別や格差はいけないと言うけど、この先も解決されない問題と認識すべきではないのか。
    非正規は正社員にならないといけないのか。もう10年以上も言われてる話だけど、なれないし、ならなくて良いのでは。
    あまりにも、年配のひとたちの右肩上がりの時代の当然に付き合って、傷付かなくて良いのではないか。

    誰かが何とかしてくれる。実際のところ、誰も何もしてくれない。結局のところ、自分しか信用できないと言うこと。

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    2016年05月14日
  • 大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち

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    職も金も無ければ引きこもるしかねえだろ!
    自己責任という日本人の大好きな思想と年齢差別が引きこもりを助長している気がする。

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    2016年04月10日
  • 大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち

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    ネタバレ

    ひきこもりは簡単なきっかけで起こり得るということ、ひきこもりが発達障害から来ている場合もあること、逆にひきこもりが新たな障害や病気を作っている場合もあること、対人関係・就職問題・貧困など様々な社会上の問題をたくさん抱えざるを得ない状況に置かれてしまうこと、などわかりきっていることから意外と知らなかったり、見落としがちだったりすることまで網羅されていると思います。

    ハローワークの話はちょっと衝撃でした。
    「ハローワークは何度も行くと大抵『こいつ前にここで会ってる』ってヤツに出くわす。何年経っても何回も出くわしてお互いに心の中で『ああ、こいつもまた仕事だめだったんだな』って思いあってるのがわかる

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    2015年09月29日
  • 大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち

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    2014年10月発行。
    自分のことだと思い読みました。苦笑。

    先日読んだ「反貧困」にも通じる内容でした。
    少し違う視点としてこの本は40代や50代のひきこもりが相当数いることを強調している点です。

    後半からは、ひきこもりの人たちが、社会の輪に入りやすいコミュニティーや施設、大学の話が出てきます。

    僕自身、仕事柄ひきこもりみたいなものなので人ごとではなく読めました。

    自己責任という言葉。他人に迷惑をかけないという美徳。こういう考え方が当事者にとって社会に出る際に大きな足かせとなっているのは間違いないなと感じます。

    自分の仕事を考えてみると、
    ここ最近は、もっと社会に役立つ仕事をしたいな

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    2015年01月21日
  • 大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち

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    そこまで核心に迫った本! という感じはしなかったですかねぇ…まあ、大人にも色々な理由があり、引きこもるんだナー、みたいな感慨は持ちましたが…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、でも、なんつーかこうして本になるくらいだから、世の中にはこうしたヒキコモリと呼ばれる方たちがたくさんいるんだな、と…まあ、僕もどちらかと言えばヒキコモリ側の人間と言いますか、彼らの言い分も決して分からないわけではないのですけれども…

    ま、なんとかして社会に出てこられるよう努力してほしいですねっ! ←え?? 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2015年01月07日
  • 大人のひきこもり 本当は「外に出る理由」を探している人たち

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    他人事では済まされない危機感と他者への優しさを再認識させる本である。
    ヒキコモリは他人事ではない。調査はあてにならない。40代以上が把握の対象になっていないからである。社会との関係を絶ってしまっているし、光も当たっていないようだ。それ故根深い。
    原因の言及もあるが、銀の弾は無い。風邪をひいたからといって薬を飲むが特効薬ははいのと一緒である。唯一のカギは、身の廻りの人と関係を続けていくこと。配偶者や子供だけでなく、同じ志の同年代、世代を超えた関係を常に持ち続けることが大事である。
    当事者がイチバン辛いのだろうが、自らの殻を破る事が大事である。ある医者は「歩くとこ」が大事だと言っていた。もともと動

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    2014年12月02日
  • 痴漢「冤罪裁判」(小学館文庫)

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    2007.2/14
    「それでもボクはやっていない」に関連して。無罪なのに逮捕された人は、おおむね言い分を聞いてもらえない。おそろしい。

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    2009年10月04日