池上正樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ序章から何とも例えようがないずしりと鈍く重い気持ちになりました。
当事者である柴田さんの
「いっそのこと、絡み合った問題の糸を、全部燃やしてやった方が早いのではないか」
という言葉の背景を想像すると、同年代だからなのか、共感する部分もあるからか、どうしても他人事には思えませんでした。
その後の章でも様々な理由・環境で”ひきこもり(未満)”の状況にある方々が出てきて、中には警備員になられた高橋さんのような理想的なステップを踏んでいかれる話もありましたが、やはり再び最終章で紹介された柴田さんの話が序章とあわせて印象に強く残りました。
最終章では柴田さんから筆者の池上さんに送られたメールが時系列で紹介され、折々のアクションについても書かれていましたが、個人的には最初の会合の開催をきっかけに少しずつナーバスになられていっているように感じました。
柴田さんの思うような条件で会合が開催され、理想の形でできていたら、もしかしたらもう少し生きていらしたのか?
そんな想いもふと抱きました。
同時に冒頭の「問題の糸を全部燃やす」という言葉を発した時には、もしかしたらそれはそこまでの本気ではなかったのではないかとも感じました。
勝手な推測ですが、9カ月のロスタイムは生きる糧になる物事への希望が少なからずあったからではないのかなと。
とりあえずは読み終わった直後の感想を思ったままに。
もっと頭を整理してまとめておきたい考えや感想もあるけど…。 -
Posted by ブクログ
痴漢冤罪裁判
何もしてない男がある日、痴漢の犯人にされる
これは誰にでも起こりえることかもしれません
被害女性に指摘され、何もしてないから話せば
わかるかと駅長室へ向かうがそれが命取り・・・
それにしてもひどいのは警察
男の言い分は何も聞いてくれない
挙句に罪を認めれば罰金で楽になれるよって
あと裁判官もひどいです
女の不安定な言い分を鵜呑みにして有罪判決
でもあきらめない男はついに逆転無罪に
でもそこまでにいったいどれくらいの月日を
費やされたことか・・・
痴漢冤罪は調べる警察、裁く裁判のひどさに
あきれて何も言えないです
こんなにひどいのかと
お願いですから警察のかた、ちゃんと仕事してください
裁判官のかた、ちゃんと仕事してください
そして本当の痴漢犯を捕まえて裁いてください -
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引きこもりについて取材を続けるフリージャーナリスト池上正樹さんの女性の引きこもりについて書かれた本。
引きこもりと聞くと中年男性を想像しがちだが、女性の数も多い。性被害のPTSDを抱えている人や夫からの経済的心理的DV等女性ならではのケースもあること。引きこもりをサポートする場にたどり着いても男性が7割を占めており居場所を作るのが難しいこと等、知らない事が多く書かれていて興味深く読み進める事ができた。
実際のケースを見ても引きこもりの状態になってからの出発はハードルが高いなと思う反面、また新しく社会と繋がろうという試みに希望を持つ事もできた。
ジェンダーの視点って大事だなと思った。 -
Posted by ブクログ
「親が死んだら子も死ぬ」という見出しの向こう側にある生活の細部が、淡々とした筆致で積み重ねられていて、何度もページを閉じたくなりました。
親が子を責め、子が親を恨みながらも互いに縛られていく構図が具体的で、ニュースの「8050問題」が一気に顔のある現実になります。
当事者や支援者の声を丁寧に拾い、親子どちらか一方を断罪しない視線には大いに学ぶところがありましたが、救いや処方箋の提示は控えめで、読後に重さだけが残る箇所もあります。
それでも「自分の身の回りで同じことが起きたら」という想像力をぐいっと引き出してくれる、覚悟して読むべき一冊だと感じました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近よく目にする「下流」。いまや老人ではなく中年も入る。
私はいわゆる就職氷河期世代なのだが、当時は友達もなんだかんだと就職していて(地方の公立大学、文系)、実感としてそんなに氷河期だった覚えはないのだが、当時就職した人たちはだいたい5年の間に職を変えている。派遣で就職してうから試験受けて公務員に移行した子もいた。みんな留学したりと方向性を変えて、25年経った今、みんなそれなりに生活はしているが、50歳ともなると子供がいたら学費、独り身なら仕事できなくなったらどうしようなどという不安が重くのしかかってくるのである。自分の子供たちが成功できるように地ならしをしてあげるような余力は私にあるんだろうか・・・と思うが、実際、ないです。
そんな不安を抱きつつ、こんな本を読んだら、正直、深刻すぎて気が塞ぐ。「転落」なんて、たとえば事業に失敗するとか薬に手を出して依存症になるとか大事故に合うとか、ドラマで使うことばじゃないか。それがいまや普通に生きてる普通の人に適用される「転落」。真面目に生きてればなんとかなる、ということはない。
筆者ひとりの文筆家赤木さんは、人生を川の流れに例えて、そこには水の取り入れ口があるという。時代によって水の取り入れ口が広くなる時と狭くなる時があり、60年代の高度成長期は就職が容易だった時、つまり取り入れ口が広かった時、就職氷河期は狭くなった時だった、という指摘をしており、全くその通りだなと思った。取り入れ口は歴史的・経済的な状況によって決定されるので、私たちには選択権なんてない。努力しても取り入れ口に吸い込まれないことがある。そして、流れてしまったらもう戻ることができない。あとになってから、「自己責任だよね」と言うのは残酷なことである。
最近は人手不足なので仕事自体はできるのであろうが、AIの登場などで労働環境が激変する可能性もあり、仕事があってもそれがいつまで続くかわからないという不安は大きいと思う。
世界的にも社会の不安定さが増しており、日本では日本人ファーストを掲げる政党が躍進したりして、少ないパイを取られたくない、という気持ちがとくに中流階級に広がっているようだ(ヨーロッパも同じ)。みんな下流には落ちたくないのだ。これが排他主義の源泉になると思う。そして、排他主義が跋扈するといいことはない。 -
Posted by ブクログ
自殺した引きこもりの人の考えることはよく分かりませんでしたな…筆者に大分長文のメールが多々送られてきているようでしたが…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
↑まあ、そんな意味不明なメールを送る輩だからこそ自殺を図ったのでしょう! 人間、そんな簡単に自ら死ねませんて…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
引きこもりの人ってなぜだか親が教師やら公務員やらの人が多いみたいですね…因果関係を調べてみるのもまた、楽しそうではありますね…フフ…。
んー、特に感じ入るところは無かったと言いますか…自殺した引きこもりの人はダメですけれども、中にはきちんと更生(?)し、社会復帰を果たした若者などもいて、そうした人は応援したくなりますな…なんでも次は彼女が欲しい、との願望が沸いてきたそうで、婚活までしているのだそうな!
なんというアグレッシブさ…そうした部分を兼ね備えているのなら、彼女も自然とできそうですけれどもねぇ…
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー