渋谷昌三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
三省堂本店が閉店と聞いて、久しぶりに行った時に、おススメ本として紹介がされていて本です。
心理学の基礎が満載!な感じです。
1ページ1解説なのと、図解がかなり多いので読みやすいです。
心理学に興味があるけれど、どんな本から読もうかな?
ヒトとのコミュニケーションの取り方をしりたいな。
などという方に良い本かと思いました。
私自身は、すでに心理学に足を突っ込んでいるので、真新しい情報はなかったですが、Part5は、とてもわかりやすかったです。
Part1 そもそも心理学って何?
Part2 心理学を通して本当の自分に出会う
Part3 人間関係の難題を解決するコミュニケーション術
Pa -
Posted by ブクログ
心理学について詳しく知りたいと思って読んだ本。でも幅が広過ぎて、結局何だったんだろう?とモヤモヤした読後感。とりあえず興味を持てたものをメモしておく。
①ユングは無意識について研究をした人
個人的無意識と普遍的無意識があり、前者は個人的な思い出、後者は誰の心にもある人類全体、共通の心。
勉強するのが嫌いな人間が、たまたま興味のある分野に出会い、勉強が好きな自分を発見する。無意識の中には意識とは対照的なもう一人が隠れている。相反する自分がいることで、足りたい部分を補って人間の心は完全になる。
②ピアジュは子どもの遊びの成長段階の変化を捉えた人
機能的遊び‥目的もなく手足を動かし、それが遊びに -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
昨今の通勤電車でみる風景や、独特の「殺伐とした」空気がどのようにして生まれているのか、心理学の視点から解説した本です。
なぜ、多くの人が電車内でスマホや読書、音楽などに没頭するのかと言えば、周辺の他者を「没個性化」するため。それは、本来であれば他人には侵入してほしくない「パーソナルスペース」を侵害されなければならない満員の通勤電車というストレスフルな環境に適応するため、自身の縄張りに入ってきた「他人」を「もの」と考えることでストレスを軽減しようとする試みであるそうです。
本書の前半部分は、心理学の知見を実際の電車の風景にあてはめた内容であったので面白く読むことができましたが、後半に進むにつ -
Posted by ブクログ
心理学には、スポーツ、組織、災害など様々な分野に分類されており、自分自身や相手、組織行動を理解する上で重要な分野だと思った。
無意識な行動や言動を見ることで、その人がどんな性格や心理的な背景があるのかを科学的に分析することが出来るので面白いと感じた。家族構成や兄弟関係が性格を構成する上で大きく影響しており、意識してみると確かに当てはまっていることが多く、占いをしているような感覚になった。
神経症になりやすい性格として、真面目や感受性が強い、向上心がある人と書いてあり、一見良い性格だと思うが、偏り過ぎるとそれが劣等感や心配性、完璧主義などの短所にもなるのでバランスが重要だと分かった。
人間と関 -
Posted by ブクログ
図解付きで分かりやすい構成。
「心理学」に関して、全般的に説明したような入門書。
初期の入りとしてはとても読みやすい。
以下、印象に残った内容、考えたこと。
・心理学 → 心を学問として論理的に研究し、科学的に「心のしくみ」を解き明かす学問
★女性 → 自己完結的コミュニケーション
<目的>感情を「伝える」こと
男性 → 道具的コミュニケーション
<目的>ある目標を達成するため 仕事等
・情報量過剰な社会が人間に与える影響
1 短時間処理
2 不要な情報の排除
3 責任回避
4 他者の利用 ※接触を避ける
・スモールワールド現象 → 知り合い6