渡辺由佳里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
どちらかというとローテクな感じの著者が、「フォローされない!」「ネガコメこわい」などのストレスをさけてTwitterをするための心得を教えてくれます。
どっぷりTwitterにはまらず、少し離れたスタンスは、「相互フォロー」や、「Twitterでマーケティング!」などの声高のTwitter推進ではなく、自然なコミュニケーションの選択肢の一つとしてTwitterをとらえたい方向け。
フォロー数、フォロワー数を増やしたい!Twitter有名人になりたい!というガツガツした方には視点を変える一冊となるかも。
Twitterだけでなく、インターネットでのコミュニケーションを考える上でよい本だと思います。
批判コメントに対しての対応は参考になります。
1:反射的に「怒り」で対応しない
2:相手の視点をまず受け入れる
(「あなたは誤解している」ではなく、「そういう誤解を受ける可能性はありますね。」)
3:その視点が誤解から生じていることを、相手に発見させる
(「そういうとらえられ方は想定外でした。」「ご指摘ありがとうございます。」)
4:相手が謝ったら、高圧的ではなく、自分の学びの場として謙虚に対応する -
Posted by ブクログ
洋書ニュースの渡辺由佳里さんが書いたツイッター本。
入門書とか指南書という位置づけではなくて、市井のいちユーザーがどういうふうにツイッターと関わってきたか教えてくれる。ちょっとしたコツとか、ある程度のマナーなんかは必要だけど、基本的に「~しなければならない」とは対極にあるのがツイッターというメディアなんだということを、自身の体験などを例に出しながらやさしく解説してくれるので、すらすらと読み進められる。なかには「あるある」な体験なんかもあったりして。
第5章「ストレスなしのツイッター」は、実際にツイッターを活用している人がおちいりやすい(かもしれない)悩みを取り上げて解決策や考え方のヒントを示してあるので、ツイッター疲れの方によいかも。ツイッター中毒のチェック項目もあって一読の価値あり。
RTで流れてくるいろんな人の立派な発言を読んでいると「自分はなんて中身のないツイートをしていることか」としょんぼりすることもあるけれど、まあそれはそれでいいのかな、と気楽に構えられるようになったかな。 -
Posted by ブクログ
この本に書かれているようなマーケティングの方法論はすでに今は「常識」となっているのかも知れない。私は起業家でも仕事でマーケティングを担当しているわけでもないが、何か新しいビジネスを始めようとしたとき、ここで述べられているレッスンが「基本」であることはなんとなく分かる。
しかし今から約60年前にデビューしたロックバンドが、そうした現在の「常識」を形作ったことは銘記しておいてよい。グレイトフル・デッドというバンドは、当時の一般社会のまともな人たちから見れば、相当にウィアードでエキセントリックな存在だったはずだ。すでにリーダーのジェリー・ガルシアもソングライターだったボブ・ウィアーも鬼籍に入ってしまったが、彼らは音楽だけでなくビジネスの知恵も我々に遺していった。
1980年代後半頃から洋楽ロックを聴き始めた私にとって、1987年のヒット「タッチ・オブ・グレイ」が懐かしい。ゆる〜い感じの曲でPVも印象的だった。
この本にはデッドのステージやアルバム・ジャケット、ファンたちの写真がふんだんに使われ、また数々のポスターやグッズのデザインを手がけたリチャード・ビフルがイラスト・装丁を担当している。それらを眺めているだけでも楽しい。 -
Posted by ブクログ
どんな本が米国で読まれているかを様々なジャンルから紹介してくれる一冊.翻訳家である渡辺さんが今の米国でどんな本が売れているかを丁寧に説明しており,それは米国の情勢や考え方を反映している.多様性が進みすぎたが故に取り残されていると感じている白人を描いたヒルビリーエレジーや,そんな取り残された白人が応援しているトランプの台頭によって売れた本たち.競争社会や恋愛観などに着目した本も紹介されており,次に読んでみたいと思える本が多い.格差や政治などで分断が生じている米国でどんな感情がうずまいているか,米国に行かなくても知れることはたくさんあるので,本書が一助になると思う.
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Posted by ブクログ
薬屋のひとりごとが好きと言ったらおすすめしてもらった本。
なろう以外のファンタジー、それも海外作家のファンタジーを読むのはかなり久しぶり。
もしかしたらハリーポッター以来かもしれない。
異世界テンプレートから離れた西洋ファンタジーもなんだか新鮮だった。
革命後の軍が支配する国家。
イレーナは死刑になる直前で死刑か最高権力者の毒見役になるかの道を示され、毒見役の道を選ぶ。
機転と知識と努力で道を切り開き、少しずつ周りの人との関係性を作り事件に立ち向かう王道のファンタジー
毒見師イレーナが3部作、その後にまた関連で3部作あるらしい。
また機会があれば読んでみたい -
【無料立読み版】毒見師イレーナ
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Posted by ブクログ
渡辺由香里さん著『ベストセラーで読み解く現代アメリカ』を本屋でぱらぱら見ていたら、その中で「自ら訳した」と紹介されていて読みたくなった。
『ベストセラーで読み解く現代アメリカ』じたいもチラ見した限りではすごくおもしろかったので、そっちもちゃんと読みたいのだけど、お手軽なこちらを先に読んでしまった。
私はファンタジーというジャンルがそれほど好きじゃないのだけど、それでもかなり楽しんで読んだ。
主人公が最近の漫画にありがちなべたべたした性格じゃないからかな。
しかし非常にユニークなファンタジーだな、と思った。
巻末の解説者も書いておられたが、物語の舞台の異世界がよくある「王国のものがたり」ではなく、「腐敗した王政を倒したあとに成立した清廉な軍事政権」っていうのが、意表をつかれた。
前王を殺害し、トップの座に就いた「最高司令官」は、公にはすごく厳しい人だけど、懐に入ると優しく寛大な良き指導者・・・ということは全然なくて、彼の執政は一長一短で、主人公はじめ国民たちは、腐敗した過去の政権ではありえなかった社会的なチャンスをつかむことができるようになった一方で、以前の華やかで楽しかった王政を懐かしんだりもする。
なかなかリアルで複雑な舞台設定となっていて、感心した。
主人公は、人を殺した罪で死刑となる運命だったが、毒見の仕事をすることで命を救われた女の子。
人殺しだし、たとえ仲良くなっても、いつ毒で死ぬか分からないような人間と友達になりたがる人なんかいない、でも友達がほしい・・・という少女らしい考えが、生きるか死ぬかの過酷な状況の中でときどき頭をもたげていて、なんだかきゅーんとしてしまった。
「友達がほしい」って、子供のころよく読んだ少女向けの「世界の童話」の王道テーマだった!と突然思い出して、なんだ胸がいっぱいになった。小公女とか、秘密の花園、あしながおじさん、赤毛のアン・・・みんな孤独な生活を送っていて、でも素敵な出会いがあって、最終的には親友を得るんだよね。
オトナ社会で生きるようになって、どっちかっていうと仲良くなるのを遠慮したい人も多くいるってことを知るようになって、そんな謙虚でけなげな気持ちをすっかり忘れてたわ~。誰かと知り合うのがすっかり億劫で下手になってる。
幸福に生きる上で「大切なもの」「必要なもの」がとてもシンプルだった子供の頃の気持ちを思い出した。
というわけで、友達のジェンコとアーリの筋肉ペアは最高だった。二人がいると、私までほっとした。
そして、友情があれば、恋もある。
しかし・・・
ヴァレクがツンデレだっていうのは最初から分かっていたことだけど、デレデレしているシーンはちょっと目をそむけたかった。映画だと視線を外すことができるが、本だとそれは難しいので、仕方なく読んだ。
なぜだろう。いつもはこういう展開は大歓迎なのに。
なんか嫌だった。
途中でヴァレクにゲイ疑惑が持ち上がっていたが、ゲイであってほしかったような。