渡辺由佳里のレビュー一覧
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フリーミアムという言葉が出てくるずいぶん前から、それを実践してきたバンド。
「グレイトフル・デッドは、40年以上前から、ファンのみんなに自分たちの音楽を無料で開放していました。ツアーの音楽は録音してコピーし放題。」
名前は覚えていなかったが、たまに事例として見かける。ほぼ日でこれまたフリーミアムを実践してきた糸井重里氏が監修・解説しているのも興味深い。
以下、引用。
「機能よりも官能。快楽原則をなによりも大事にして創り続ける。」
「当たり前とされている常識に挑戦したり、一見すると奇妙な製品を開発したりする発想が、マーケティングの戦略として大成功をもたらすことがある。他者をまねした商品ばか -
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Posted by ブクログ
グレイトフルデッドは60年代から続くアメリカのロックバンド。グレイトフルデッドのビジネス展開は、実は現在のネット中心のビジネス状況を先取りしていた。
という内容。
あくまでビジネス本だということだが、ビジネス本としては、あまり目新しいことを語っていない。現状のSNS等の興隆により既存のビジネスが大きく変動していることは、いまや、常識となっているためだろう。
どちらかというと、グレイトフルデッドを知らない人たちに、こんなロックバンドがいたんだ!という驚きというか、トリビア的情報を伝えられることが本書の今の魅力ではないだろうか。
グレイトフルデッドは、デッドヘッズという、ツアーにキャンプカー -
Posted by ブクログ
殺人罪で投獄されていた、死刑囚のイレーナ。
死刑執行か、最高司令官の毒味師になるかの二択を示されたイレーナは、生き延びる道を選ぶ。
毒味師としての危険はもちろん、イレーナの死刑を望んでいた一派からも命を狙われ、さらに謎の魔術師にも誘いを受ける。
不屈の闘志と優れた知性で、生き延びる道を探しながら、少しずつ信頼出来る仲間を得てゆくイレーナ。やがて大きな陰謀が…
奇妙な社会体制、魔術師の存在、イレーナの秘められた謎の力など、ディストピアとファンタジーの材料が大盛り。
個人的な好みからすると、ヴァレクとの年の差ラブロマンスはちょっと余分な気もするけど… -
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Posted by ブクログ
ロックバンド、ヒッピーとかサブカルチャーを通じてマーケティングを語ってるとこが面白ろくて読んだ。
こういうバンドとマーケティングを掛け合わせて本を書こうとした発想自体かっこいい。
もともとデットヘッズな人なら読んでて興奮するんだろうなー
著者のひとりにHubspotのCEO。日本では糸井さんの推薦。
”Lessons from the Grateful Dead”というよりも、演繹的にマーケティングを解いてる感じ。
こういう説明の仕方の方が頭に入りやすい人には、とっても読み味がすっきりする本だと思う。
特に第二章、ファンについての内容。
気前が良くて、何よりも自分達のこと大事にしてくれる人 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ一昔前はインターネットの世界はバーチャル、ハンドルネームで
2チャンネルで炎上したり、虚構のステージでもあった。
ところが近年はfacebookでの実名登録のせいか
Twitterでも実名の方多くなりました。有名人もたくさんいるせいもあり?
そんなこともあってか指南本はたくさんありながらもこの本のように
心のことを書いて本はあまりないのでは?
フォローは、RTは。。とそんなハウツーものでは人と人とのつながりで
おこることに焦点をあてた一冊。twitterやSNSの関わり合いでちょっと嫌な気持ちになったとき、役に立ってくれる。
人それぞれ、自分流に楽しめればいいという当たり前のことを再確認できる