渡辺由佳里のレビュー一覧

  • 【無料立読み版】毒見師イレーナ

    購入済み

    翻訳臭が全くしない

    ファンタジーものではあるが異世界や魔法や超能力で安易に物語を進める作品が多い中、そのような手段を使わずしっかりと物語を組み立てている。翻訳も非常によくいわゆる翻訳臭が全くしない。波乱と危機感に富んだストーリー展開に惹きつけられる。

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    2025年12月14日
  • 毒見師イレーナ

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    びっくりした!面白すぎた!
    設定が、毒見、暗殺、魔術と好きなものばかり。あんまり魔術の要素はなかったけど。
    最高司令官がシンプルにかっこいい。独裁者?でありながら、国を守り自分を律する姿はかっこよかった。
    イレーナとヴァレクもよかった。終わりが中途半端な気がしたが、調べたら続きものとわかった。
    イレーナが祖国に帰るが、ヴァレクと今後どうなるかも楽しみ!

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    2025年05月07日
  • アメリカはいつも夢見ている

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    著者が長所として指摘を受けたcomfort zoneの外に出てみること、本当に大事だと思う。それで人生の幅がより広がると思う。

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    2024年10月12日
  • ベストセラーで読み解く現代アメリカ

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    最初の紹介本が『Hillbilly Elegy』であることは興味深い。

    Pete Buttigiegが本を出している(『Shortest Way Home』)ことは知らなかったので、読んでみたい。

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    2024年10月06日
  • アメリカはいつも夢見ている

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    この人の本は、いつも良い読書ができる。
    「良い読書」とは世界観にのめり込むこともそうだけど、文字を追いながら自分も一緒に考えられること。時にはスピーチを聞いた時のような感動を覚え、拍手を送りたくなることもある。

    本書は、cakes(noteが2022年まで展開していた有料オンラインマガジン)連載中に話題になったエッセイを加筆修正、書き下ろしを加えたものである。内容はざっくり言うと、「在米生活で学んだ人生円満の秘訣」といったところ。

    長年の海外生活からか日本語表現につまづくことが少々あったが(もっと人のこと言えない…)、その分無駄が削ぎ落とされた言葉が直球で心に届いてきた。「亡くなったら森に

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    2024年09月25日
  • 男性の繊細で気高くてやさしい「お気持ち」を傷つけずに女性がひっそりと成功する方法

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    こんな本を待ってた。くすくす笑いながら楽しく読んだ。
    共感するって楽しい体験。
    共感する相手が、自分の想像の上をいくパンチを繰り出しているならなおさら。
    皮肉が気持ちいい。こんな本が増えるといい。

    でも日本では礼儀?と思ってフツーにやってることメッチャあるなと、自分の忖度にも気付かされて冷や汗。そういう意味でも自分を客観視できていい本だと思う。

    映画の「バービー」でもアメリカの女性の賢さと凄さに唸ったけど、この本にも同様のことを感じた。
    アメリカとてなかなか女性は生きづらいのだけど、この跳ね除け方が、日本人にはないところなんだよね。むしろ読んだらこうすればいいのねと思っちゃう人がいないかな

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    2024年02月24日
  • 新・ジャンル別  洋書ベスト500プラス

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    えーらいこっちゃ…。また積読リストが膨れ上がってもーたわい。
    英語学習本みたいな真面目くさったイメージは見事に引っくり返り、気づけば雑誌のようにスラスラと目を通していた。そして気になる分があれば都度マークする…そんな流れだ。
    あー…本書を抱えたまま、読む本が決まっていなかった時代に戻りたい笑

    『ベストセラーで読み解く現代アメリカ』にて著者のことを「名レビュアー」と書いたが、冷静に考えるとレビューしてきた本は全て原本(つまり全編英語)で読まれており、中には彼女自らが翻訳を担当された分も掲載されている。
    「名レビュアー」であると同時に「翻訳家」なのだ。(アメリカ人や世界中のビジネスマンにまでお勧

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    2024年02月08日
  • ベストセラーで読み解く現代アメリカ

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    レビュー本なのに物語のように惹き込まれた。「こんなレビューを書けるようになりたい」と思わせた。

    人気レビュアーで翻訳家の著者が、2010年代のアメリカでベストセラーになった書籍を丁寧にレビュー。レビューの文章は「ニューズウィーク日本版オフィシャルサイト」の連載コラムから引用したもので、本書の刊行年(2020年)に合わせて補足事項も掲載されている。

    トランプ元大統領をメインとした政治問題・大国で孤立するマイノリティーたち・ジェンダー・恋愛など、扱うトピックが幅広い。中には普段興味を示さない問題が含まれているにも拘らず、著者の手にかかればどの本も読みたくなって(あるいは気になって)しまう。

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    2024年01月17日
  • 毒見師イレーナ/よみがえり~レザレクション~ ◆ハーパーBOOKS創刊記念 ◆無料立読み版

    購入済み

    ファンタジーものではあるが

    異世界物ではあるが、他の作品の多くが魔法や超能力 チートな力で安易に物語を進めているのに、そのような手段を使わずしっかりと物語を組み立てている。身分制度の課題もしっかりと書き込んでいる。翻訳も非常によくいわゆる翻訳臭が全くしない。波乱と危機感に富んだストーリー展開に惹きつけられる。

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    2023年01月01日
  • ベストセラーで読み解く現代アメリカ

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    面白かった
    まだ翻訳されていないものを含め、様々なジャンルのアメリカのベストセラーをその背景込みで分かりやすく端的に説明してくれている

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    2022年12月10日
  • 毒見師イレーナ

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    殺人の代償として死刑か毒見役かの選択をつきつけられたイレーナは、イクシア領最高司令官の毒見師として生き延びる道を選んだ。防衛長官のヴァレクから様々な毒とその見分け方を身をもって学ぶイレーナだが、殺した相手レヤードの父親であるブラゼル将軍からも付け狙われ、何度も危機に陥る。禁じられた魔法力を隠しながら、イレーナはヴァレクと共にイクシアに渦巻く陰謀に立ち向かう。

    3部作が2セットあるイレーナ・シリーズの最初の作品。毒味師としての修行など細部の細やかさ、舞台となる世界の設定、落ち着いた語り口から紡がれる目まぐるしい展開に引き込まれる。

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    2022年09月24日
  • ベストセラーで読み解く現代アメリカ

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    現代を映す鏡としてアメリカ最新文学やノンフィクションを日本人読者に向けて紹介してくれる、かなりの良書。

    次々に読みたい本をメモった。
    なかなか時代状況も鑑みて文学を解説してくれる方が稀有なので、定期的にこの紹介をしてほしい。

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    2021年07月26日
  • ベストセラーで読み解く現代アメリカ

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    基本的に、私は「本についての本」にはあんまり興味をそそられず、また、本好きの人がいかに自分が本が好きかとか、年に何百冊も本を読んでいるとか語るのを聞く時も、どちらかというと「あーはいはい良かったね」と全力で聞き流す人ですが、このベストセラー指南書は大変におもしろかった!
    活字を通して見る誰かの人生がいかに彩りに富んでいるかを改めて再認識させられる本だった。
    まあ、あと、いつも思うことだけれど、アメリカってのはすごいな、「ペンは剣よりも強し」がまったく絵空事ではなく、実際にペンを使って本気で戦っている人がいくらでも出てくる国だ、と思った。
    アメリカをそうならしめているのはやっぱり自己肯定や問題意

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    2020年09月12日
  • ベストセラーで読み解く現代アメリカ

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    現代アメリカのベストセラーというだけあって、政治、ジェンダー、LGBTQ+など論争の的になるものが題材の本が多い。丁寧な書評でこれを読むだけでも概要が分かり、ちょっとした意見が言えそう。全てを読むにはおそろしく時間がかかりそうだが、読みたいリストにいくつか追加した。
    ↓特に読んでみたい本↓
    Becoming
    The Good Shufu
    The Power
    Handmaids' Tale
    IQ
    Pachinko

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    2020年07月20日
  • ベストセラーで読み解く現代アメリカ

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    大好きな著者の一人渡辺由佳里さんの新刊。
    アメリカで話題になった本のブックレビューとして素晴らしいのは勿論、
    その本が話題となった背景にある歴史や文化、現代社会の問題点を丁寧に解説してくれていて、
    差別、貧困、国際問題、など混沌とした社会で物事を(できるだけ)正しく判断するためのコンパスのような役割を果たしてくれる本だと思った。

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    2020年03月29日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

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    面白かった.厚めの本だけど文字が大きいのでサラッと読める. グレイトフル・デッドのビジネス分析を通じて,教科書レベルのマーケティングの基礎から,この本が書かれた2011年当時の最新のマーケティング手法まで導出されていて面白い. グレイトフル・デッドという実例を通して学べるのですっと入ってくる.

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    2020年03月07日
  • 毒見師イレーナ

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    危険な毒見役として生きることになった娘は…?
    中世風異世界ファンタジーですが、ヒロイン像が鮮やかで、展開もスピーディーで面白い!

    まだ10代のイレーナは殺人の罪で1年牢獄に繋がれていたが、死刑か、最高司令官の毒見役になるかを選ぶように命じられる。
    舞台は、建国されてそれほど経っていない新しい国イクシア領。
    イレーナの罪というのは、イレーナを含む孤児たちを監禁して実験していた男を倒したのだが、これが将軍の一人の息子なので正当防衛などは通じない。

    イレーナは立場を得てまともな服装となったものの、毎回、命の危険にさらされる毒見役。
    しかも、イレーナの処遇を不服とする将軍には、密かに命を狙われ、誰

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    2020年02月27日
  • グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ

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    相手がいて仕事がある。

    好きなことを好きな人たちと仕事をしてゆく為の努力は惜しんではいけない!!

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    2019年06月10日
  • 毒見師イレーナ

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     この小説の舞台は、イクシアと呼ばれる軍事独裁政権が掌握している国家です。
     物語は、殺人罪で処刑を待つ少女イレーナが防衛長官ヴァレクから二つの選択肢を与えられ「わたしは愚か者ではありません」と宣言したところから始まります。
     イレーナの微妙な心の動きが、生への欲望と恋心の芽生えが愛に変化するところが文字と行間から読み取れる。早く先が読みたいと頁を捲る手がもどかしい。
     偏見だ!と言われるかもしれないが、小説の登場人物に惚れるのはよくあることで、その件はこれから読者になる方の自由と感性にお譲り致します。

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    2018年12月31日
  • 【無料立読み版】毒見師イレーナ

    購入済み

    わくわく惹き込まれる

    設定が好き。
    まるで正反対。裏切られる。

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    2018年12月29日