近藤麻理恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「こんまりさん」こと近藤麻理恵さんと川村元気さんの本。
(※自分語り※川村元気さんと言えば、10年くらい前にBUMPが主題歌を担当しているからという理由で川村さんが書かれた「億男」の映画を見に行ったことがあったなあ)
片付けコンサルタントのミコさんが依頼者のお宅で一緒にお片付けをしていく短編集(物語の順番が、前著にあった『正しい片付けの順番』とほぼ同じだったのはあえてなのだろうか?)。
元々こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」を読んでいたので、その内容をおさらいしながら読むことが出来た。
最後のページには「ミコのお片づけノート」と題したこんまりさんによる片付けのポイントがまとめられ -
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Posted by ブクログ
言わずと知れた世界的ベストセラーの改訂版。
「ときめくか否か」で残すものを選ぶ、という考え方は事前に知っていたが、想像以上にスピリチュアル性の高い表現が多くて驚いた。服や家に語り掛ける習慣であったり、My神棚を用意するだったり。そのような習慣やマインドは日本古来からのアニミズムの延長線上で、これが北米でKONMARIが大ヒットした一つの要因でもあろう。著者自身もかつて巫女のアルバイトをしていた時期があるというので由来も分かりやすい。
具体的な片付けのノウハウも詰まっているので片付け本はこれ一冊で良いのではという気もした。
定期的に自分の部屋の片づけや持ち物の見直しは行っているが、本書のマイン -
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ネタバレ別にいいかと思ったけど、何度も気になるので買ってしまった。
読んでいくうちに、きっと今までの暮らし、そしてこれからの暮らしについて根本から考えたいんだなと思った。
最近引っ越しがあって、物に向き合う時間があったからかもしれない。
・無性に片づけがしたいときは、単に部屋を片づけたいわけではありません。心理的に片づけたい、別の何かがあるときです。
・部屋を散らかすという行為には、問題の本質から目をそむけさせるための、人間の防衛本能が働いているのかもしれません。
・片づけが全て終わって身の回りが整うと、人は自然と自分の内面に向き合わざるを得なくなります。目をそらしていた問題に気づき、解決しなくて -
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服はガールズトークをし、本は歌い、台所用品は口喧嘩をする。
私の部屋のモノ達はどんなおしゃべりをしてるんだろう?と考えさせられた。
実話に基づいて書かれた、ひと癖ある住人の特徴ある部屋のお片付けの話。
近藤麻理恵さんことこんまりメソッドが川村元気さんのクセのない文体に落とし込まれていて物語としても読みやすい。
特に印象に残ったのは、書斎を片付けられない新聞記者の話。
私も昔から本の収集癖があり、なかなか本を手放せないので自分と重ねて読んでしまった。
・いつか読む、のいつかは来ない
・今ときめかない物は必要ない
といった内容に思わずハッとさせられ、たしかにいつか読もうと積み本になってしまって -
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Posted by ブクログ
何とも挿絵の可愛い本だった。
片付けのプロであるミコとその相棒ボクスが、片付けられない人達の元へ行き、彼らの片付けを手伝う。
大事なのはミコが片付けをしてあげるのではなく、本人が片付けをすることにある。
私も長らく服の片付けをできずにいる。親からもらった服は捨てづらいし、いざ片付け始めると捨てる決意が湧かなかったりするからだ。
ミコさんが言うには、手に取ってときめかない服はお別れするとのこと。さらに、片付けの作業は捨てるものを選ぶのではなく、ときめくもの(自分に似合うもの)を見つけるという作業だという素敵な言葉もあった。
本書がただ片付けの方法だけ滔々と書かれていては恐らく手に取りさえし -
Posted by ブクログ
ネタバレ私は片付け系のテレビ番組が好きです。
つい最近、Netflixの「人生がときめく片づけの魔法」を見ました。
「ちょっと気分転換」くらいの軽い気持ちだったのに、あっという間にシーズン2まで見終わりました!
BSで放送している「ウチ断捨離しました」も毎週かかさず見ています。
散らかった部屋がきれいに整えられていく過程がとても好きなのです。
私自身は、トキメキや断捨離が流行る前にカレン・キングストン流で片付けてしまったので、あえて本を読むことはなかったのですが、あまりにもNetflixが面白かったので、この本を読んでみることにしました。
この話は近藤麻理恵さんをモデルにしたと思われるミコが主人公。 -
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(実践してみたら)人生を変える
何よりも驚かされるのはこんまりさんの『片付けに対する執念』だ。まず幼稚園児が主婦雑誌を読むところから衝撃が凄い。(笑)
自身の経験やお仕事での経験(片付けコンサルタントとしての)を元に、『片付けられない人や現象』についてリアルに描かれている。
試し読みではより具体的な方法については明記されていないが、自身を持って『誰でもできる!』と豪語されているあたりなんだか本当に自分にもできそうな気がしてしまう。
まさに今自分が断捨離の真っ最中だったので、『捨てること』についての有用性については刺さるところが多かった。