よしながふみのレビュー一覧
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お正月テーマ。じわじわと進む両親の孫の顔見られないことへの諦念、老い…。あまる餅、栗きんとん…/「食費、月2万5千円キープ」高収入層なのに買い物にシビアなのがいいところ。カロリー摂りすぎも気にして「晩酌はしないけど、たまの休日の昼酒はいいもんだ(ビール)」「老後の資金はしっかり貯めておかないと」(ごく一部の能力者を除き)誰も将来のことしっかり考えているわけじゃない。「40代半ばで新しいパートナーを探すのはたいへん面倒くさいわけですよ」社会の役割分担で女らしいとされてきたことが…
これからますます女は強くなる。女を忌避する男は増えるだろう。そういう人が読者に多いかな。 -
Posted by ブクログ
和宮の過去語りの16巻。いやがらせの偽物和宮かと思いきや、彼女が願い焦がれた幸せを得るための、決断だったのだとわかります。
母からの愛情を欲し続けるも、見向きもされなかった彼女が、ようやく手に入れた時間。いろんな歪みが重なっての結果で、自分自身のためだけに降嫁を利用した彼女だけど、カステラを母親に進めるときの表情のキラキラが、純粋に愛情を欲していたのだ、と知らしめます。しかし、母親が思うのは残してきた本物の和宮のこと。
自分へ向けられない愛情を恨むよりも、母親の悲しみを受け止めともに涙する。
悲しい人だ。
その和宮と向き合う家茂。一人の人間として彼女と親睦を深めようとする相手は、家茂が初めて -
Posted by ブクログ
何気なく使えるレシピを探して読み始めたら、家族用ではなく、一人暮らしか2人暮らしにピッタリのレシピが毎回載っていることに加えて、ゲイの2人暮らしの実態を大げさではなく、何気なく描いていて、長期連載になっていたことが理解できた。
イケメン40代弁護士のシロさんが、2人で食費2万5千円にこだわっている。此処に出てくる野菜の底値が、私にはあまりにも安い気がする。しかも、毎日スーパーに行かない限りにはこの底値に出会えない(一応地域の激安店らしい。しかし地方の私の周りのスーパーでも滅多に出会えない値段)。しかしそうやって作っている料理なので、生活感ありありなのである。それに、必ず毎食4品作っている。は