よしながふみのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
名字を変える手間は嫌だし好きだからこそ、その面倒を相手にも掛けさせたくない、、私も一度親の関係で名字変わったので、面倒はすごく分かります。早くなんとかならないかなあ
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Posted by ブクログ
ネタバレケンジがかわいくて、シロさん…といつもの何気なくもあたたかい日常生活の中で突如起こった不幸。
前巻と今回中ごろまで人の縁がつながり、今まで以上に幸せだったから、余計に突き落とされた感じがして、読んだ後も放心状態で涙が止まらなかった。
毎日の何気ないご飯を大切な人と食べる。何気ない日常を描きながらも人生の節目節目を描き抱えている問題を丁寧に描いてきた作品。
今回のことも人生では逃げることはできない問題。
シロさんの親子関係のいびつさもすべて明かされる。ある意味終止符が打たれたのかもしれない。
このストーリー展開に、よしながふみさんのすごさを改めて感じた。ケンジ目線で描かれるから余計に心に響 -
Posted by ブクログ
ネタバレ独身未婚中年男性の自分が読みました。
いつもこのマンガは泣きポイントがあるのですが、今回はかなりボロボロ泣きながら読みました。
自分はゲイ寄りのアロマンティック(アセクシャルではない)で、自分の中に男尊女卑と強固な恋愛至上主義が内面化されてしまっていて未だに苦しんでいますが、ヘテロになれないのだったら、パートナーがいないよりも、同性でもパートナーがいることが羨ましいと思うことがしょっちゅうあります。
それが、この巻でのシロさんのご両親の思いとも重なり、泣きながら読むとともに、自分は人生でパートナーが得られなかったことに一抹のみじめさも痛感する読後となりました。
よしなが先生は、人間のこころの -
Posted by ブクログ
ネタバレ個人的に西郷も勝も好きではない。
慶喜も好きではないし腰抜けであり悪い意味で政治家であった
と思って入るが、このようなプライドだけ高い阿呆ではなかったと思っている。
薩摩のやり口が非常に汚いだけで、応じた庄内藩が悪い
という訳ではないし
他にも色々な出来事があったのだが、あっさり鳥羽伏見が始まってしまった。
旧幕府軍の勝つ余地は十分あったと思う。
これだけ勝海舟を登場させておいて、
しかも正直史実に比べて気持ちの良い人物に描かれているが
江戸を戦場にしないためにとスケープゴートになった
新選組のことも会津のことも全く描かれないのは意外であり不満である。
ただのテロリスト風情が偉そうに新政府 -
Posted by ブクログ
ネタバレ宮様の涙にはもらい泣きしてしまう。
黒木が真っ直ぐで、初めは勤めを果たそうとしたのに
反対を唱えるのもその理由も彼らしい。
孝明天皇と家茂の信頼関係、史実でも厚かったのに
家茂公のご病気が本当に辛い。
慶喜の方便なのか事実として描かれているのかわからないが
会津は徳川大事だからこそすんなり命をきくだろうに。
折角徳川や京都や帝のことを描いているのに
会津のことがいまいち描かれないのは少々不満である。
勝海舟の描写も個人的に不満。
そして上様の訃報が黒木との話中に齎されるとは。
せめてもと花などを届ける黒木の心遣いも泣けるし、
それでは到底埋められない親子の気持ちも分かる。
辛い事実だけれ