よしながふみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレうわ〜こういう人いるよねって人も視点が変わればそうだったのね...そりゃなかなか受け入れられないよねってわかるというか...
やっぱり一人っ子って親の期待がかかりすぎてしまうし子に無意識のうちに理想や普通を押し付けてしまうことってあるよな〜と思った。シロさんも兄弟姉妹がいたら違っただろうし、ご両親も一人息子がゲイじゃなかったらまた違ってのかなとも...
一人っ子だから駄目とかそういうことが言いたいんじゃなく。子どもは自分とは別人格であることは常日頃から意識しているけども、だとしても自分の想像の範疇から著しく逸脱した生き方をすることって往々にしてあると思うが、極論反社半グレじゃない限りは受け入 -
購入済み
辛い
きのう何食べた?は、面白いだけでなく勉強になるし、料理のレシピも増えるしで、もう何度も何周も繰り返し読んでいます。新刊が出たら、その新刊も何度も繰り返し読みます。
⋯が、今回は辛い!
2回めがなかなか読めず、今日にいたりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ途中まではいつものほっこり美味しい話でただ楽しんでいたのだけど、シロさんのお母さんのところで涙腺崩壊してずっと泣きながら読んだ。
最初のお母さんの登場シーンでは、うわー と、思ってしまったけど、LGBTQに関する事をメディアでも本でも取り上げなかった世代を過ごしてきたら、こういう反応になるのかもしれない。
それでも、ケンジという個人とちゃんと仲良くなれて良かった。
ジルベールのマチュピチュ村小ネタと旅行嫌い発言に笑った。小日向さん不憫すぎる笑
LE◯Nとかでオシャレなおじさんがちょい悪親父しかいないしアレ嫌だ というの分かる。
毒舌だけど素直で面白いな、ジルベール。
山田さん直伝ビビンバ -
Posted by ブクログ
ネタバレもう24巻に突入して、単なる料理漫画でもLGBT漫画でもなく、1人の人間とその周りの人々の人生の物語になってる。
生まれてきて最初の近しい人は親で、大人になって親から独り立ちすると身近でかかわりのある人々が自分の人生において重要になっていく。今回は安定のジルベーヌカップルや、佳代子さんご夫妻だけでなく、タブチ君カップルが家族ぐるみの付き合いに昇格していて楽しかった。こうやって近所にさらっと一緒に食事をとれる人達がいるって幸せだよなぁ。
シロさんのご両親とも良い距離感で付き合えるようになって読んでいてほのぼのしたけれど、24巻まで続いているので色々ある。悲しかったけど、どんなことがあっても日 -
Posted by ブクログ
数巻前から、老いが始まったカップルの日常に話の焦点がシフトされているなぁ、という気がする。まぁシロさんも還暦というしね。同世代というつもりだったけど、俺が読み始めた当時40代だったはずだからなぁ。老眼のエピソードとか、物語の中で歳をとっている認識はあったんだけどね。今、一巻取り出してみたら、2008年に買ったレシートが挟んであった。今から17年前?俺、30代かぁ。同じペースで歳をとっているということかな。
今回のエピソードは、パートナーの親の死だ。シロさん、ケンジよりも若い世代ではある俺も、この3月に妻の父、義父が亡くなったところだった。そのあたり、妙にみにつまされるところがあってね。なん -
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2DK男2人暮らし 食費は月4万円也(昼食費別)。これは、筧史朗(弁護士)と矢吹賢二(美容師)の「食生活」をめぐる物語です。
今回のメニューは…パエリア、ブルーベリーチーズケーキ、鶏もも肉のみそ豆乳鍋、カニかまとじゃがいもとほうれん草のグラタン、鶏肉とかぶのねぎごまあんかけ、鯛茶漬け、赤飯、夏おでんなど
とうとう、シロさんとケンジが結婚式を挙げました。
シロさんの還暦のお祝いに サプライズでケンジが考えた身内での結婚式。
「何の将来を約束した訳でもない。ただ一緒に住んでただけの僕に史朗さんは20年もごはんを作り続けてくれたんです。誰かのために20年も生活を整えてくれるってものすごい愛 -
ネタバレ 購入済み
過ぎる年月
今巻は全編通して年月の経過を感じました。
タブチくんと千波さんと一緒にご飯を食べられるような関係になったり、ジルベールも老化を感じていたり…
ケンジがまたシロさんの両親とご飯食べてる姿が描かれてて、あぁまたご飯食べられる関係になれたんだなと思っていたらあまりの急落に読む手が止まりました。
以前、自分の父と母先に亡くなるなら?って話を佳代子さんとしてて漠然とその通りになるのかなと思っていたので…先にお母さんが亡くなってしまうとは…
それからお父さんからケンジへのお話。
これも年月が過ぎてシロさんの同性愛とケンジのことを受け入れられたという話。
漫画の中でもしっかりと日々が過ぎていって、シロさ -
ネタバレ 購入済み
ネタバレなしにこの本は語れない
表紙がピンクの薔薇ってフェミニンね〜ケンジの趣味?と思いながら何食べ24巻。
タブチくんと彼女さんカップルと食事会したり、ジルベールの旅行から帰ってきたの「僕旅行嫌い」にひやっとしたり。でも彼も大人になりました。着地地点が優しくなった。
結婚式後、シロさん両親とランチ会してお母さんから自己ベストな食器をもらったり。
からの。。。
なくなる時ってあっという間で、待ってほしくても知らん顔して淡々と進む。
よしなが先生の描き方がすごい。亡くなる時のあの感じをしっかり描いてる。
筧父の本当の気持ちはグッときた。至らない所はあったかもしれないけど、配偶者を第一に考える、そして息子の配偶者と認めて