麻布競馬場のレビュー一覧

  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

    Posted by ブクログ

    Twitterにいる、ある程度同じような育ち方をしたロスジェネ世代よりちょい下の人たちの物語。まあ、ロスジェネ世代の私としても共感できる気持ちはわからなくもない。こういう育ち方をして葛藤を抱える感じはわかる。でもSNSと同じで共感してるのは読んでる時だけ、読み終われば全く内容を思い出せない感じでした。なんでだろうね。

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    2025年10月12日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

    Posted by ブクログ

    早慶ではないけど私もいわゆるエリートコースの人生なので読んでいて嫌な気持ちにはなる。でもなんだかんだ登場人物みんな成功者じゃないかと思う。大体みんな経済的に豊かだし。ただ自分の捉え方がマイナスなだけに見える

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    2025年10月12日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

    Posted by ブクログ

    東京は90%の諦め、10%の成功で構成されてるのかな。若者溢れる東京、テレビが語るきれいな東京というのはたいていがまやかしであり、虚像であると。マッチングアプリはもう立派な一つの文化になってるんだな。ただその世界というのもかなり混沌としている模様。こういう東京のいろんな街にスポットが当たっているときの、解像度が高く、その分その作品を楽しめるのって、東京に住んでいる人の特権だよな。
    来年から東京と神奈川の境に住む予定だけど、東京を腐すのか、関西に戻りたくなるのか、意外と居心地がいいのか、どう感じるか楽しみ。

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    2025年09月15日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

    Posted by ブクログ

    全体を読んで感じたこと。
    友達がいない、愛されない、慕われない、コミュ症、根暗、自己肯定感の異常な低さ。
    そういった負の感情が生み出す妬みや僻み。
    そんな自分に嫌気がさして、だから自分にも周囲にも分かりやすい学歴、職歴をラベリングして、比較して、自分が上だとランク付けすることで自分を守る。
    でも、根っこでそれが虚しく価値のないことだと知っている。だから、苦しい。
    コミュ力と図太さ。それが人間、学歴より家柄より何より、最強スキルなんだと思い知る。

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    2025年08月12日
  • この部屋から東京タワーは永遠に見えない

    Posted by ブクログ

    いわゆるタワマン文学というのだろうか。SNSでよく目にするようなキラキラとした日常を描く人たちと、それを尻目につまらない日常を送る人々の両方の気持ちを描き出された短編集。

    極めて後味の悪い読後感は、いわゆるリア充を語る人たちのマウンティングと、それを目にした人が持つコンプレックスが醜いまでに描かれている事だからなのか。

    各編で目に付く、東大、慶応、大手商社、港区、麻布十番、白金、といった成功といわばリア充の象徴として出てくる言葉たち。そして対象的に、地方、イオン、ファミレスなどが使われている。これを読んで、他人の生き方や価値観に囚われすぎた生き方は辛いし、間違っているという事に気づく事ができるのだろうか。

    小説で描かれているような世界を日常的に見ていては自己肯定感も上がりようがない。著者は、こうした他人の目線や価値観を過剰に意識した社会を、冷めた目線で書き出している。おじさんである評者からすれば、アホか、と思えるような空虚で主体性のない生き方、考え方であり、一方でそうした事で心や精神を痛める若者がいることを心配している。

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    2026年05月15日