まくらくらまのレビュー一覧

  • カトリと眠れる石の街

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    読みやすい文章で、さくさく読めるお話でした。
    こどもはもちろん大人も楽しめるお話だと思います。
    最後は本当に、このページ数で足りるの?もしかして2巻へ続くっていう終わり?とドキドキしました。

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    2025年05月04日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    乱歩自身が主人公、というのがまた面白いと思った。上野の動物園で出会った青年から聞かされる世にも奇妙な犯罪。妖しい月の光に導かれる犯罪は不気味だけど妖しい魅力に満ちていて良い。このシリーズは毎作品イラストが素晴らしくて好きです

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    2024年12月19日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    お待たせしました(待ってない?)『読まずにレビュー』第5弾です!(ザッパーン!)

    *『読まずにレビュー』とは?
    表紙と題名、作者のみを手がかりに本の内容を推理し、感想まで書いちゃう!という最先端レビューです!特許出願中!(先に表紙拡大して確認してみてね)

    というわけで今回は江戸川乱歩の探偵小説『目羅博士の不思議な犯罪』です

    探偵小説決め打ちかい!っていうね

    そして犯罪現場はどう見ても銭湯
    ちょっとばかり変わった趣味ではありますが、どう見ても銭湯のタイルだもの

    そして目羅博士よね
    果たして表紙に描かれた二人のどちらが目羅博士かってことが鍵よねこれは

    え?明らかに片方人形?
    いや人形の

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    2024年11月16日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    挿絵と文章がすごく合っている。
    この物語の大まかな内容は知ってたけど今回初めて読んだ。
    ぞくぞく、怖さの伝わる訳だった。

    あと、エドガー・アラン・ポーがアメリカの作家と知らなかった。イギリスかと思ってた

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    2024年11月04日
  • 目羅博士の不思議な犯罪(乙女の本棚)

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    怖い話。
    人間と猿は神から模倣を授かっている。
    そうであるばかりに、このような恐ろしい事態になるとは。
    後味悪いが、さすがは乙女の本棚シリーズ。
    イラストがキレイ。

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    2024年11月01日
  • カトリと眠れる石の街

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    1800年代後半のエディンバラを舞台にしたミステリーファンタジー。街や当時の生活の様子がいきいきと描かれていてよかった。

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    2024年07月11日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。

    ペットを偏愛する心優しい私は妻と結婚した後も、動物たちを飼った。
    その中には美しい黒猫がいた。

    酒に溺れた私は妻やペットを虐待するようになる。

    因果応報な話。

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    2024年04月29日
  • カトリと眠れる石の街

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    著者のデビュー作。舞台は19世紀のエディンバラ。治療法も原因もわからない謎の病気を追って、普通なら知り合うことのなかっただろう、2人の少女が真相に近づいていく。合理的に考える裕福な家庭のリズと、行動力と地理を知り尽くした金物店の養女カトリは、ときに環境の違いからぶつかりながらも認め合っていく。真相は、ビックリ‼️な感じだが、ラストはハッピーエンド。
    カトリは、自分を縛っていたのは自分だと気づき、新たな世界に踏み出す。恵まれた環境でなくても、未来に希望を抱くことはできると、これから道を選ぶ子どもたちにエールを送る一冊かも。

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    2024年04月21日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    こわい…えぐい…グロい…
    でもイラスト美しい。
    そして実はこの作品読むの2回目。
    前に「100分で名著」でとりあげられていたときも、
    観て、ひぃ…って思ったのだが。

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    2024年03月01日
  • カトリと眠れる石の街

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    えー、そういう方向?と、思いつつも、ラストも含めて一気に読んだ。小学校高学年だと、ちょっと難しいかな。もう少し、イラストがあると子どもの読者には、わかりやすいかも。

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    2024年01月29日
  • カトリと霧の国の遺産

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     「カトリと眠れる石の街」シリーズ第2作、もちろん装画は、まくらくらまさんです。

     物語の舞台は19世紀後半のエディンバラの街…そして、前作同様、カトリとリズという女の子たちが活躍する。カトリは博物館で研究助手として働いていたが、望んで働き出したにも関わらず先のみ見えない不安に苛まれていた…。ある日、故ジョージ・バージェス男爵の「ネブラ」に関するコレクションが博物館に寄贈されることになった。「ネブラ」という国については謎に包まれていたが、その後開催された特別展を訪れた人たちが次々と行方不明に…。

     今作も面白かったです!というか、前作より、私は好きかもしれないっ!!カトリの悩みは、誰にでも

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    2024年01月23日
  • カトリと眠れる石の街

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     第62回講談社児童文学新人賞佳作受賞作(佳作受賞作『カトリとまどろむ石の海』を改題、出版)。…らしいです。と、いうか、いきなりどうして児童文学かというと、この作品の装画が、まくらくらまさんだからです!!

     物語の舞台は19世紀後半、イギリスのエディンバラ…。金物屋のカトリ(カトリオナ・マクラウド)13歳と、裕福な家の出のリズ(エリザベス・オールデン)14歳の2人の女の子が活躍します。ふたりは、エディンバラの街で蔓延する原因不明の眠り病について、患者の発症時期や街の歴史など明らかにすることで核心に迫っていくのだが…。

     ふたりの女の子のキャラが対照的でありながら、それぞれとっても魅力的なん

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    2024年01月22日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、エドガー・アラン・ポーさんとまくらくらまさんのコラボ作品『黒猫』です。噂どおりストーリーも怖いけれど、まくらくらまさんのイラストでより一層重厚な恐怖感(なんか、変な言い回しだけれど汗)を味わうことができますよ!

     主人公の男性が酒におぼれ、飼っていた黒猫のプルートを残虐極まりない方法で手にかけます。それを悔いて、酒場でみかけた別の黒猫を飼うことになるんですが…。変わらず酒に飲まれ、黒猫を疎ましく思い、そんな男性をみて妻は黒猫をかばおうとします。そんな妻を殺害してしまい…途方にくれた男性が思いついたのは…。

     まくらくらまさんのイラストは、本当に美しいんです!!同じ

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    2024年01月21日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    学生時代に読んだことありましたが、イラストがあることでより読みやすくなり、物語にもすんなり入り込めました。
    読後も強く印象に残ります。
    名作!

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    2024年01月06日
  • カトリと眠れる石の街

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    リズとカトリのコンビがなかなかいい感じで、ふたりに引っ張られて話もテンポよく展開する。
    ……のだけど、お嬢様のリズの話し方、やはり少し不自然に感じてしまう。わたしが保守的なのかな。むずかしいところ。

    地図を描いて原因を突き止めようとするあたりは、ロンドンのコレラを題材にした『ブロード街の12日間』を思い出していたのだけど、結末は驚きのオチだった。リアルな物語の雰囲気をずっと出していたからこのあたりちょっととまどうかも。

    それにしても、外国を舞台にしながらまったく破綻なく物語を進めていくのはすごいと思った。

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    2024年01月01日
  • カトリと眠れる石の街

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    ネタバレ

    エジンバラ旧市街に住む少女カトリが、旧市街ではやってる眠り病の謎を解明しようとする話。
    だんだん真相に迫っていくのが、読んでてゾクゾクした。

    冒険に憧れるけど、どうせ家業継ぐよなーと思っていたカトリが、自分の住む街の秘密に迫ったあとに、「養親に気を遣わなくていい?家業の金物屋じゃなくて博物館で働きたい!」ってなったのがテーマ性あって児童文学ぽいなと思った。

    カトリとリズが地図に書き込んでったところが冒険感ある。

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    2023年12月12日
  • カトリと霧の国の遺産

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    第2巻。
    正直、1巻の『眠れる石』よりおもしろかった。
    自分で望んで博物館で働き始めたカトリが、自分の知識のなさ、社会の厳しさ(女性が大学に入覚を許されなかった時代のお話し)を知り、職人の養父母が新しい弟子を雇って自分の居場所がなくなった気がして八つ当たり、自己嫌悪、友だちには愚痴れないプライド。
    気が強く、常に産まれ育った町のリーダー格だったカトリならではの、挫折と新たな成長の過程。
    霧の国に選ばれてしまった理由も説得力がある。
    ジュブナイル小説として素晴らしい展開。

    1巻で友だちになったリズと、幼なじみのジェイクの冒険も楽しかった。2人はなかなかの名コンビ♪

    1巻とも繋がっていることが

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    2023年11月12日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    物語も絵本の絵柄も最高に好みでした。人の善悪の両面性が学べます。普段優しそうな人ほど、闇堕ちすると恐ろしいことになる。また、絵柄が本当に美しい...。思わず見惚れてしまいます。最高の一冊!

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    2023年11月03日
  • カトリと眠れる石の街

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    舞台はエディンバラ。ぱっと見は外国の冒険ファンタジーみたいだけど、作者は日本の方なのね。
    世界には自分の知らないことがたくさんあるんだろうなぁ。続刊も楽しみ。リズもまた出てくるのかな?

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    2023年10月15日
  • 黒猫(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    うひゃあ。この世界観にまくらくらま先生の絵はよく似合う!ねこはかわいい。装飾やどす黒いイメージはゴシックホラー。こわい。重苦しい。でもいい。

    この作品は過去に読んでいたハズなのだけれど、すっかり忘れていた。
    改めて読んだのだが…、
    「単なる猫やん」。
    我が家の猫(ハチワレ・黒)となんら変わらない。
    いや、元野良の我が家衆と比べると、ここまで甘えてくれるのはむしろうらやましい。
    うっかりドアを開け忘れたり、自分で変なところにはいりこんでしまって出れなくなった時に「あけろー、だせー」と鳴くのも猫あるあるだ。
    変な形の毛色がある猫もみたことがある。ハートはかわいくてバズるが、ほかはどうだろう。

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    2023年10月14日