まくらくらまのレビュー一覧
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ネタバレ江戸川乱歩さんの作品を読むのは3作目。
今回は、向かい合ったビルとビルの谷間が作り出す怪しさに加え、月光のまやかしも加わり、じとっと気持ちの悪い雰囲気を感じながら読みました。
自分もこの真夜中のビルに寝泊まりしているかのような気持ちで、変に落ち着かない気持ちになります。
向かいのビルに現れる目羅医師は、こちらのビルに住む者に似せたマネキンを用意し、窓の外でマネキンの首を吊る。そうすると、こちらで見ていた本人はどうしてもマネキンの真似をしたくなって首を吊って亡くなってしまう。目羅医師の策略にまんまと引っかかり命を落とす物が後をたたない。しかし、そんな時、そのことに気がついたこちらのビルに住む男 -
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ネタバレお待たせしました(待ってない?)『読まずにレビュー』第5弾です!(ザッパーン!)
*『読まずにレビュー』とは?
表紙と題名、作者のみを手がかりに本の内容を推理し、感想まで書いちゃう!という最先端レビューです!特許出願中!(先に表紙拡大して確認してみてね)
というわけで今回は江戸川乱歩の探偵小説『目羅博士の不思議な犯罪』です
探偵小説決め打ちかい!っていうね
そして犯罪現場はどう見ても銭湯
ちょっとばかり変わった趣味ではありますが、どう見ても銭湯のタイルだもの
そして目羅博士よね
果たして表紙に描かれた二人のどちらが目羅博士かってことが鍵よねこれは
え?明らかに片方人形?
いや人形の -
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「カトリと眠れる石の街」シリーズ第2作、もちろん装画は、まくらくらまさんです。
物語の舞台は19世紀後半のエディンバラの街…そして、前作同様、カトリとリズという女の子たちが活躍する。カトリは博物館で研究助手として働いていたが、望んで働き出したにも関わらず先のみ見えない不安に苛まれていた…。ある日、故ジョージ・バージェス男爵の「ネブラ」に関するコレクションが博物館に寄贈されることになった。「ネブラ」という国については謎に包まれていたが、その後開催された特別展を訪れた人たちが次々と行方不明に…。
今作も面白かったです!というか、前作より、私は好きかもしれないっ!!カトリの悩みは、誰にでも -
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第62回講談社児童文学新人賞佳作受賞作(佳作受賞作『カトリとまどろむ石の海』を改題、出版)。…らしいです。と、いうか、いきなりどうして児童文学かというと、この作品の装画が、まくらくらまさんだからです!!
物語の舞台は19世紀後半、イギリスのエディンバラ…。金物屋のカトリ(カトリオナ・マクラウド)13歳と、裕福な家の出のリズ(エリザベス・オールデン)14歳の2人の女の子が活躍します。ふたりは、エディンバラの街で蔓延する原因不明の眠り病について、患者の発症時期や街の歴史など明らかにすることで核心に迫っていくのだが…。
ふたりの女の子のキャラが対照的でありながら、それぞれとっても魅力的なん -
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乙女の本棚シリーズから、エドガー・アラン・ポーさんとまくらくらまさんのコラボ作品『黒猫』です。噂どおりストーリーも怖いけれど、まくらくらまさんのイラストでより一層重厚な恐怖感(なんか、変な言い回しだけれど汗)を味わうことができますよ!
主人公の男性が酒におぼれ、飼っていた黒猫のプルートを残虐極まりない方法で手にかけます。それを悔いて、酒場でみかけた別の黒猫を飼うことになるんですが…。変わらず酒に飲まれ、黒猫を疎ましく思い、そんな男性をみて妻は黒猫をかばおうとします。そんな妻を殺害してしまい…途方にくれた男性が思いついたのは…。
まくらくらまさんのイラストは、本当に美しいんです!!同じ -
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第2巻。
正直、1巻の『眠れる石』よりおもしろかった。
自分で望んで博物館で働き始めたカトリが、自分の知識のなさ、社会の厳しさ(女性が大学に入覚を許されなかった時代のお話し)を知り、職人の養父母が新しい弟子を雇って自分の居場所がなくなった気がして八つ当たり、自己嫌悪、友だちには愚痴れないプライド。
気が強く、常に産まれ育った町のリーダー格だったカトリならではの、挫折と新たな成長の過程。
霧の国に選ばれてしまった理由も説得力がある。
ジュブナイル小説として素晴らしい展開。
1巻で友だちになったリズと、幼なじみのジェイクの冒険も楽しかった。2人はなかなかの名コンビ♪
1巻とも繋がっていることが