東崎惟子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
〔内容〕二人の背景が少しわかる/今回も神っぽい最強キャラが出てきたり、生命の危険があったり、ワタリの強さが活かせない相手が多くなかなか大変な旅です。
〔感想〕読み始めてすぐオチのわかる話が多かった/SFではなくファンタジーですね。完全にSFにしてある程度リアルな理由が断念につながらないと面白くなりにくいのかもしれない/あるいは二人の能力をもっと活かしてほしいかも/あるいはもう少し奇をてらって中高生のとき初めて星新一を読んだときのようなニヤリ感とか驚きを/あるいはこの二人自身が常にトラブルメーカーとなって「あ、やっちゃった」とテヘペロで逃げ出すとかでもいいかも。
【行程】明の星:石になりかけた -
Posted by ブクログ
〔リドリー〕天才美少女科学者。
〔ワタリ〕荒事専門美少女ファイター。ふだんは人見知りで内気。純粋な人間なのかどうか不明。
〔馬車〕リドリー謹製馬車型宇宙船。移住先を探すための脚。ふだんは小さくして小物入れに収納している。
〔小物入れ〕ドラえもんポケット。
〔ワタリのスカート〕ドラえもんポケット。
〔地球〕滅びた。
〔感想〕知ってる人なら十人中十人『キノの旅』を想起すると思いますが人型以外の知的生命体も出せるのはこちらが有利かも。旅の目的はシズさま一行と同じく移住先探し。後は、読者にとってどっちが合うか、ですね。いや、どっちかが合う人はもう一方も合いそうです。
【旅の行程】神の星(神がいる)→ -
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雰囲気はあるが
ロリ少女版「銀河鉄道999」と言った感じの作品。
特に冒頭の馬車の車窓のシーンや、到着した様々な星で様々な体験をするという発想自体が、999を強く連想させる。
絵には独特の味があり、雰囲気も悪くはない。
が、この短い単話構成ではじっくり描くのも無理というもの。
もったいないし、色々残念な作品。 -
無料版購入済み
これでどうして竜殺しと呼ばれるようになるのか、1巻では真逆の生い立ちが描かれるのにやはり人としての情には勝てないという事になるのか、紆余曲折ありそうです。
読んでいくうちに重苦しいような気分になっていて、重厚、悲壮さ感情に働きかけるだけの力はもっている作品だと思います。
衣服など都合のよい点が少々あり評価としては3.5くらいで。竜と少女の幼い日々の神話めいたシーンには星5を。 -
購入済み
いきなりありきたり
第一作の「ある種の深さ」に比べたら、どうしようもなくありきたりの浅さでしかない。
テーマもプロットも、これを追加するくらいならシリーズ化しなければ良かったと言いきれるほど陳腐。せいぜい、キャラクター設定が第三作と比べればまだマシと言える程度。
否定的ニュアンスのタブがないから選べない。 -
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購入済み
どんどん緩い出来になる
第2作に続く駄作。
そもそも舞台は似ているようでありながら、時代設定に歴史的連続性がない。これはつまり、一作目執筆時に二作目以降の構想が全くなかったことを示している。
プロットにもキャラクターにも一作目に匹敵する深みが全くと言って良いほど見られないのは二作目と同じ、というより三作目は二作目にも増して陳腐になっている。登場人物の系譜も、作ごとにこじつけでしかなく、前作にまったく伏線がない。
それにも気づかずにシリーズとして書いたということは、作者に、そもそもシリーズ構想のセンスがないことを示している。少しでもあれば、シリーズ化は断念したはずだ。一作目と二作目以降との間には、石像と張りボテほど