東崎惟子のレビュー一覧

  • 竜殺しのブリュンヒルド

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    ネタバレ

    竜に育てられた少女・ブリュンヒルド。彼女の育て親である竜を殺した、実の父に対する復讐の物語。
    親愛、愛情、友情、嫉妬。様々な思いが複雑に絡み合ったヘヴィな展開。心に色々なものを残してくれる、悲痛な愛の物語。名作でした。
    勝手な想像ですが、「銀賞」だったのは、話が重すぎるのと、本巻だけで非常に綺麗にまとまっている(続きが書きにくい)からではないかと。
    最後、二人は一時でも一緒になれて幸せだったのだと、そう信じたい。

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    2022年09月04日
  • 君を狂気と呼ぶのなら(新潮文庫nex)

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    あの時聖書を無視していたら。
    些細なきっかけで、少女の母親は新興宗教にのめり込んでしまった。家族がバラバラになる中で、少女は母親が独りになることを恐れ、自らも新興宗教に身を投じていく。少女は伝道活動の際、クラスメイトの少年の家を訪れる。息苦しい日々の中で、少年との語らいの時間はとても幸福なもので…

    面白かった。
    内容はファンタジックに感じられながらも、登場人物たちの苦しみと願いは等身大で、皆の幸せを願わずにはいられなかった。
    個人的には結末も良かった。

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    2026年03月04日
  • 君を狂気と呼ぶのなら(新潮文庫nex)

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    母が新興宗教にのめり込んでしまい、幼かった主人公も一緒に連れて行かれ宗教2世に。
    家族みんなが仲良くいられるための救いだったはずなのに、家族はバラバラに。
    それどころか酷い目にあい、壊滅させるために残虐的な事件をおこす。

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    2026年02月14日
  • 君を狂気と呼ぶのなら(新潮文庫nex)

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    一つのきっかけで母がカルト宗教に入信してしまう
    それを支える為に妹も入信
    どんどん泥沼し、離婚、姉と母も疎遠
    異常な位に狂信する母。読んでいて息苦しくなる。
    もう読み進めたくないと
    思った瞬間。恐怖と共にページを進める手が止まらない。
    これだけ惨虐な連続であっても救いの手はあるのか?

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    2026年02月01日
  • 君を狂気と呼ぶのなら(新潮文庫nex)

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    書店で表紙と帯が目に入り、興味をひかれ読んでみた本。

    主人公の女子高校生は幼い頃、母とともにとある新興宗教の勧誘を受け、それにはまっていく。
    宗教活動に勤しむ母によってだんだんと引き裂かれる家族仲。家族が幸せになれるという教えを信じ、母のため、神のために無垢な心で祈りを捧げ、活動をしてきた彼女だったが、信仰心、家族愛、責任感、教団の闇によって着実に狂わされていく。そして、惨劇が起きてしまう。

    物語前半は、カルト宗教にはまっていく恐ろしさと、人間の愚かさが描かれたヘビーな内容で、思わず目を閉じ、落胆の息を吐いてしまうような箇所もあった。
    後半は衝撃的な展開になるのだが、ネタバレになるので割愛

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    2026年01月11日
  • 君を狂気と呼ぶのなら(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    1章の終わり、「ハッピーシュガーライフ」でさとうがしょうこを殺した時と同じ感情を持った

    「エディントンへようこそ」で初めて見た刃物の使い方をこの小説でも使っていて偶然に驚いた
    AIアシスタント(Chat〜、Gemi〜)が頭の中にあるのは、あんな感じなのかなと思った

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    2025年12月31日
  • 少女星間漂流記

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    短編集ぽくて隙間時間にちょこちょこ読み進められた。2人の相棒兼恋人のような関係性がすごく素敵で読んでて尊かった。
    お互いがお互いを補い合ってていい関係だし、ストーリーとしてもSFまじりの感じも面白かった。
    すこしグロめの描写もあるけど1話が短いのでサラッとしてて読みやすい。
    イラストも可愛くて素敵でした。

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    2025年12月01日
  • 王妹のブリュンヒルド

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    ネタバレ

    あいかわらずえげつないストーリーを書くなあ。途中からなんとなく終わりが見えてきて読むのが辛くなってきちゃった。文章も物語もきれいだと思うけど少しハッピーエンドが恋しくなる。

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    2025年10月10日
  • 美澄真白の正なる殺人(新潮文庫nex)

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    「ブリュンヒルドシリーズ」などの東崎惟子が2025年に書き下ろした長編小説。父親と同じ刑事を目指す女子高生の美澄真白は八年ぶりに再会した親友・紫音の抱える闇を見てしまい、彼女を救おうとします。最初に結末が掲示され、そこに至るまでの道程が描かれます。真白の努力が、こんな形で活かされてしまうとは皮肉です。最後まで正しいことをしていると信じているのですが、他に良い方法があったのではないかと感じてしまいます。これが若さゆえの過ちなんでしょうか。百合作品としてはあの1点で全て台無しだと個人的には感じました。

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    2025年10月02日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

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    竜に育てられた少女の復讐譚。話の方向が一貫しており、まとまりの良い話であると感じた。育ての親を殺した竜殺しの実父への復讐という、ストーリーの核自体はありがちであるが、ザックスやジクルスといったサブキャラクターを生き生きと描けているからこそ退屈せずに読み通すことが出来た。安易な結末でなかったことも高評価である。

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    2025年09月07日
  • 少女星間漂流記【分冊版】 1

    購入済み

    淡い独特の絵柄

    淡い独特の絵柄が宇宙SFの雰囲気をとても盛り上げている。「漂流記」という題名が淡い絵柄やややとりとめがないようなストーリー展開を象徴的に表していてとても良い。銀河鉄道に対抗して馬車の宇宙船というものもノスタルジックさを狙ったのだろうな。

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    2025年08月28日
  • クリムヒルトとブリュンヒルド

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    ネタバレ

    東崎惟子さんの『クリムヒルトとブリュンヒルド』
    東崎惟子さんによる「ブリュンヒルド」シリーズの第3部です。

    王国はかつて神竜によって脅かされましたが、「竜殺しの女王」によってそれが葬られてから百年が経過していました。五代目女王の娘であるブリュンヒルドとクリムヒルト。
    姉として、6代目の女王を目指していたブリュンヒルドですが王室の病に蝕まれ、それを果たせません。戴冠の日を迎え、クリムヒルトは女王となりますが、その日王国の闇を知ります。
    やがて王国史から名を消された「暗愚の女王」とされるクリムヒルトでありますが、その後なにがあったのしょうか。真実を辿るストーリーです。
    忠臣ウォレン、琥珀の竜ベル

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    2025年08月13日
  • 竜の姫ブリュンヒルド

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    ネタバレ

    『竜殺しのブリュンヒルド』の続編的作品。
    邪竜の脅威にさらされる小国ノーヴェルラント王国は、神聖な竜(神竜)と契約して守護を受けていた。その神竜と心を通わせる者こそ「竜の巫女」であり、その家系に生まれた少女・ブリュンヒルドは幼い頃から神殿で竜と会話し、月に七人の生贄を捧げる儀式を務めていた 。しかし、ブリュンヒルドは竜が生贄を食べる残忍な姿を目撃することで王国を襲う邪龍は本当に存在するのか疑い始める。
    やがて、ブリュンヒルドは、従者ファーヴニル、王国の王子シグルス、王子に使える王国一の騎士スヴェンと共に神龍を倒すことを画策する。


    読んでいて話の着地地点がどこになるのかわからなくなる作品。

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    2025年07月13日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

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    ネタバレ

    神秘の島「エデン」で、少女ブリュンヒルドは島の守護竜と共に穏やかに暮らしていた。幼いころ、竜の血を浴びたことで、彼女は人間でありながら半竜となった。守護竜と愛し合う仲となるブリュンヒルド。しかしある日、ノーヴェルラント帝国の竜殺しの名門・ジークフリート家が島を襲撃し、守護竜は殺され、島も焼き払われる。竜の血をすすったブリュンヒルドはただ一人生き残り、ヨハン・ザックスという軍人に助けられる。襲撃の指揮を執っていたのは、彼女の実の父であるシギベルトだった。
    守護竜との永遠王国で会おうという約束とは裏腹に、ブリュンヒルドはジギベルトへの復讐に駆られていく…

    復讐劇のお話として面白いです。
    ブリュン

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    2025年07月13日
  • 少女星間漂流記 1

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    好きな作家さんの新作なので購入。デビュー作の画力より絵の上手さが上がっていてとても感動しました。1巻ということは長編になると思うので、3巻まで続いて欲しいと思っています。私は応援しています。

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    2025年06月13日
  • 王妹のブリュンヒルド

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    王家に生まれた兄妹、「神の力」を手に入れるため施設に入れられ、帰ってきた兄が別人のようになってしまい、妹は追放されてしまっていたが、、、というお話(?)。

    「ブリュンヒルド」シリーズ第4弾。変わってしまった兄、すれ違う思い、竜の力。

    今作もまた行き違い思い違いが絡み合い、ステキな作品となっておりましたなぁ。

    思い思われ絆の関係、中盤で明らかになる真実、からのさらに気になっていく展開で一気読みさせられるお話でございました。

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    2025年05月06日
  • クリムヒルトとブリュンヒルド

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    王族の姉妹が国の闇を知り、その暗部と戦う、、、というお話(?)。

    「ブリュンヒルド」シリーズ第3弾。姉妹の絆があり、単なる漆黒の闇ではなく暗部なりの思いがあり、そこに竜や過去や子孫などということが絡み合うステキなお話でした。

    今作も先が気になる展開で、最後までどうなるのかハラハラ楽しく、サクッと読めてしまいましたなぁ。

    今作は1と2の間の物語ということが明らかになっていて、読みやすくもありました。

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    2025年05月06日
  • 少女星間漂流記3

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    今回も平和(?)に星間漂流が続いていた。
    大きなことも小さなことも、2人の旅の軌跡で、これからもできる限り続いてほしいなとこの巻を読んで改めて思った。
    この巻だと、虚の星が好きでした。

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    2025年04月07日
  • 美澄真白の正なる殺人(新潮文庫nex)

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    美しい装画に学園百合×猟奇ホラーサスペンス、究極のバッドエンド…なんて煽り文句書いてあったら即買いだよね。大好物の盛り合わせです。
    ライトノベルなので読みやすいし、ホラー度も控えめでサスペンス慣れてない人でも読めそう。

    バッドエンドと書いてあるけど、私はメリーバッドエンドかトゥルーエンドかなと思った。

    正なる殺人、聖なる殺人
    雪の寒い時期に読みたかったな。

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    2025年03月29日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

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    ネタバレ

    竜に育てられた少女ブリュンビルド。父と慕う最愛の竜は竜殺しである実父の手で殺された。復讐に燃えるブリュンビルドの胸に去来するのは「他人を憎んではならないよ」という正しさと赦しを望んだ竜の教え。前に読んだ『少女星間漂流記』があまり私には合わなかったのでどーかなぁと心配で読むのを躊躇してたけどこれは面白かった。なんだかとても切ない物語で最後までどんな結末になるのか想像が出来なかった。シリーズ物だけどこのまま続いてる訳ではないみたいですね。世界観は好きなので続編を見かけたら多分買うかな。

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    2025年01月14日