エドマクベインのレビュー一覧

  • キングの身代金

    Posted by ブクログ

    久々の海外警察もの。人気シリーズの第10弾で、黒澤監督が製作した「天国と地獄」の原作となったもの。会社の乗っ取りを図る役員のお付きの運転手の息子が、役員の息子と間違われて誘拐され、身代金50万ドルが請求されるが、役員は支払いを拒否する。乗っ取り工作を阻む他の役員との戦い、支払いを拒否することを非難する妻などとの間に起こる数々の修羅場、、、。時代としては電話も珍しい時期で、007やMIのような巧みなトリックはない。その分、ストーリーだけで読み込ませるのはさすが。

    0
    2020年10月01日
  • キングの身代金

    Posted by ブクログ

    息子を返してほしければ、50万ドル用意しろ。若い男二人組が犯罪を実行に移す。大手靴製造会社重役キングの自宅から少年を連れ去り、脅迫電話を入れた。事は順調に運んだ。ただひとつ、最低最悪のミスは別として。誘拐したはずのキングの長男ボビーは、まだ家族のもとにいた。間抜けにもキング邸に同居する運転手レナーズの息子ジェフを誘拐したのだった。ボビーとジェフは、同い年で背格好も似通っていた。誘拐犯エディとサイは隠れ家に戻り、計画の続行を決めるが、エディの妻キャシーは二人の非道ぶりに逆上した。一方、キングは葛藤していた。カネならあった。この事件が起きる前から、キングに造反する幹部らの先手を取り、会社の株を密か

    0
    2020年06月22日
  • 死が二人を

    Posted by ブクログ

    1959年発表の「87分署シリーズ」第9作目で、スティーヴ・キャレラの妹が結婚する一日に巻き起こる騒動を描いた番外編的な一編。他の作品に比べて舞台設定や登場人物は限定されているが、その分ストーリーは淀みなく快調で、マクベインの技倆を存分に堪能できる一作となっている。
    結婚式当日に届いた義弟への脅迫文に端を発する物語は、隣人の不可解な殺人事件を絡めつつ、ドタバタの様相を呈していくのだが、読者のつぼを押さえた起伏をしっかりと盛り込み、無理のない展開でまとめ上げている。招待客でもある刑事らは、華やかで賑やかな現場で混乱しつつも、プロとしての能力を発揮。事件の発生から解決までがリアルタイムで進行する中

    0
    2018年12月27日
  • キス

    Posted by ブクログ

    例によって、キャレラ・マイヤーなど相変わらずのメンバーが総出演。44冊目の87分署シリーズ。悪く言えば完全にマンネリ。さらに昔のようなスピード感も無く。。。それでも一応読ませてくれるのが、このシリーズの良いところか。
    でも、このラストのドンデン返しはルール違反ですよ。もっとストーリーで騙すのならともかく、誤解をさせる意図で文章を書いている。騙すなら騙すで、もっとスマートにやって欲しいものです

    0
    2017年11月16日
  • われらがボス

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズの一冊。少年ギャングの抗争が物語の中心。

    話の内容よりむしろ、刑事たちの日常の何気無い会話や振る舞いが、しゃれている。
    バート刑事のプロポーズのシーンなんて、素敵すぎる。

    ただ、訳の古さは否めない。ギャングが愚連隊。ちょっと乗れない。新訳ででたらいいのに。

    それと、警官のやりとりは魅力的だけれど、物語そのものはそれほど魅力的じゃない。それが惜しい。
    酒屋が爆弾で壊され、無辜の少女が腕をもがれて死ぬシーンとか、うまいけど。

    0
    2013年09月04日
  • 糧

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ♪83分署刑事オリー・ウィークスが活躍( ̄▽ ̄;)本当にいいキャラしてるよ…。彼の令状なしでドアを蹴破り『空き巣にやられたみたいだ』っていう言い訳好きだなー(笑)今回は容疑者の面々が薄くて山場で名前を出されても『誰だっけ』状態だった('ε'*)

    0
    2013年05月16日
  • 命果てるまで

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ♪バート&オーガスタの結婚の巻('ε'*)ここは何も言わずに祝った方がいいんだろうね?モノハン&モンローは出ないしストーリーもベタベタ過ぎて微妙だったなぁ(x_x)このパターンは退屈だよ正直( ̄▽ ̄;)

    0
    2013年05月07日
  • 死者の夢

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ♪字ちっさいがな(゜◇゜)モノハン&モンロー今回も不謹慎全開でした(笑)連続盲人殺人事件。展開がちょっとかったるかった。犬はどうなったのかなあ。

    0
    2013年05月04日
  • カリプソ

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ♪モノハン&モンローコンビいたいた(^O^)相変わらず不謹慎な奴ら(笑)このシリーズにしては結末すっきりした感じ。精神病なのに緻密な行動&狭すぎる世界(´-ω-`)細かいこと言ってたら読めません(笑)

    0
    2013年04月26日
  • われらがボス

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ♪いつもと毛色が違うぞ(^・ェ・)キャレラ&クリングの捜査パートと犯人の供述文が交互になっていて面白かった☆
    面白刑事コンビも登場して一安心(笑)
    でも読み終わってみるとストーリーはパッとしない印象になった。
    あとクリングプロポーズするの巻(^O^)

    0
    2013年04月22日
  • 夜と昼

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ♪夜と昼の二部構成(^O^)面白刑事がダブルで登場☆やっぱりこの二組は似ているんだ(笑)今回は細々した事件が多くてごった煮って感じだった。あんまり印象に残らないだろうなぁ。

    0
    2013年04月19日
  • 斧

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ♪本署の面白刑事コンビはマイアミにバカンス中と(笑)
    似たようなコンビ出てきたけど( ̄▽ ̄;)
    今回はいろんな親子が出てきたなぁ。
    息子たち、がんばれ☆

    0
    2013年04月14日
  • たとえば、愛

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ♪温度表記がこっちと違うから63度とか言われるとびっくりするなぁ(笑)
    人妻と間男の心中事件がメインなんだけど細々した他の事件がちょいちょい出てきて最後まで中途半端に引きずるから気持ち悪い読後感(´-ω-`)

    0
    2013年04月14日
  • レディ・キラー

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ♪なんて平和なストーリーなんだ(笑)ほのぼの読んじゃったよ。また面白兄弟が登場したよ(^∇^)しかし間に合って本当によかった☆

    0
    2013年03月28日
  • 殺しの報酬

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ♪麻薬密売人からのつながりかな?
    コットン・ホースがメインで事件解決に動く。
    手の早さにビックリだ(-_-;)
    このパターンも面白いね☆枠組み自体はシンプル。

    0
    2013年03月28日
  • 大いなる手がかり

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ☆また事件の始まりはあなたですかっ( ロ_ロ)ゞなんか最後しんみりしてたけどよくわからなかった(笑)

    0
    2013年02月23日
  • 麻薬密売人

    Posted by ブクログ

    87分署シリーズ☆いきなり読んだのでシリーズの繋がりはまだよくわからない(笑)かなり古い小説ではあるけど読みやすくて面白いんじゃないかな(^O^)
    捜査内容も詳しく書かれてたりして興味深い。

    0
    2013年02月23日
  • 歌姫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    87分署シリーズ。

    新人歌手が披露パーティの場で誘拐されたところから始まる本書。
    うまく話しが繋がって行って、相変わらずコンパクトで面白いです。

    しかし、オリーと彼女の話はどうなんだろう。

    0
    2012年10月14日
  • 10プラス1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読。
    インド貿易会社の副社長、アンソニー・フォレストが遠距離から銃殺される。次の日には弁護士の男が。
    2つの事件は同一犯の仕業か?
    だとしたら犯人の狙いは何なのか?
    キャレラとマイヤーが手がかりを求めて奔走する。
                                                       
                                                        

    ★【ここからネタバレあり】



    手がかりが得られない、次々と殺されていく人間、犯人をなにがなんでもあげろという焦燥感がぎりぎりまで続く。
    そのせいか内容も一部厳しいものに

    0
    2015年08月11日
  • 警官嫌い

    Posted by ブクログ

    故あって30数年ぶりに再読(もしかすると再再読?)した。警察小説の金字塔である「87分署シリーズ」の第1作だ。改めて調べると第30作『血の絆』までは読み続けていた。期待が大きかったせいか、評価は辛口だが、探偵小説へのアンチテーゼとして、また、警察小説の原点としての堂々たる作品であることには間違いない。

    0
    2011年09月03日