エドマクベインのレビュー一覧

  • 警官嫌い

    Posted by ブクログ

    警察ミステリのオールタイム・ベスト作品。警察組織の内情や縦社会ではなく、捜査過程の焦燥やジレンマをメインに描いてある。勤務時間外のエピソードも多く、等身大の刑事キャラになんとなく共感できるような。

    でも一番印象に残ったのは熱気だろう。じっとりとした汗ばむような暑さ。昼夜関係なく襲ってくる熱波。それと比例するように、糸口の見えない警官殺し事件に躍起になる同僚たち。この“暑苦しさ”の漂い方はハンパではない。それでも割合さくさく読めたのは筆致がシンプルだからだろう。

    個人的な思い込みだが、警察ミステリはシンプルな筆致が基本だと思っている。もちろん、人物やエピソードをしっかり書き込むことも大事だが

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    2010年07月27日
  • 最後の旋律

    Posted by ブクログ

    一見何の繋がりもない人物が同じ銃で2発ずつ打ち込まれた連続殺人事件。
    同じタイプを狙ってはいないので、いわゆる連続殺人犯のプロファイルには当てはまらない…過去に何があったのか?
    犯人が良いとまでは言えないが情状酌量の余地あり?
    被害者も相当な嫌なやつで〜時代を現すありがちな典型として描いているのかも知れない。
    八十七分署シリーズの最後の作となりました。このシリーズ全体には五つ星を文句なく献上します!

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    2009年10月14日
  • 警官嫌い

    Posted by ブクログ

    なんか淡々としてるというか、盛り上がりに欠ける感じはあるけど、別に嫌いじゃないかな…あっけなさは感じたけど…

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    2009年10月04日
  • 警官

    ネタバレ 購入済み

    フリが長くて

    少年が87分署に手紙を持ってくる。補聴器をつけた長身の男に5ドルで頼まれたと言う。そこから事件は始まり、ほか2つの事件と混在しながら時間が進んで行く。デフ・マンと87分署との因縁の対決。だが、やはりデフ・マンに今回もツキはなかった。事件は一気に解決するが、序奏が長くて読むのが辛かった。87分署シリーズ22作目

    #じれったい

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    2024年09月29日