齊藤正高のレビュー一覧

  • 西遊記事変

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    「西遊記」をベースに、その西遊記の裏側を描く。
    玄奘を西方に旅立たせ、数々の苦難に遭遇させようとするのは仏祖(仏教側の祖、つまりは釈迦?)と、道教の世界の仙人たちの意思であり、その苦難も彼らが全てお膳立てをしており、玄奘も孫悟空、猪八戒、沙悟浄の三弟子もその筋書きを知っており、進んでいくという、なんかテレビドラマ制作みたいな建て付け。
    「西遊記」という作品をちゃんと知っていればもっと楽しめるのでは?と思う。

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    2025年03月22日
  • 西遊記事変

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    ネタバレ

    西遊記は「やらせ」。前半は、天庭と仏界の神仙・仏弟子たちが介入する中で、プロデューサーの李長庚(太白金星)が八十一劫難を用意し何とか取経を続けさせようとするお仕事小説。後半は一転孫悟空が絡まるミステリーで「大いに天宮を騒がす」も冤罪、孫悟空もすり替え等が明らかになり、取経自体が真の目的があったことがわかる。

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    2025年03月20日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    薄々勘付きながらも下巻の途中で、あ、これは韓流歴史物のメロドラマをやってるな、と確信し、読み進めるテンションが下がっていった。

    また、随所に散りばめられる格闘や、ピンチを奇跡的に乗り切る描写は、Netflixドラマ化にはうってつけのチープな演出に感じた。

    最後まで読み切った事は、エンタメとしてのクオリティの高さを認めざるを得ないが、ミステリーとしてのラストはイマイチ揺さぶられるものもなく、歴史物として読んだとしても、やたら長い筆者本人のあとがきを読んだほうが有意義に感じた。
     

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    2025年02月24日
  • 両京十五日1 凶兆

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    固有名詞や故事が多くてとっつきにくいのだが、まず読み飛ばして、危機また危機を、4人其々知勇を生かしての脱出アクションものとして。読み飛ばさなければ、もう+1か。

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    2025年01月06日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    上下巻だけど一気に読んだので、面白かったのだと思う。
    歴史的な事実とフィクションがあるのだろうけど、中国史に詳しく無いので、登場人物の会話に使われる故事も楽しめた。日本漫画の影響、ハリウッド映画の映画を受けてそうなところが面白いのだけど、ちょっと深みが無いかなあ。

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    2024年07月09日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    全体的にけっこうおもしろかった。「メッセンジャー」「月の光」「鯨歌」「カオスの蝶」がこのみ。
    「郷村教師」の特異点爆弾はスタートレックの赤色物質が思い浮かんだ。

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    2024年06月01日
  • 両京十五日Ⅱ 天命

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    前篇の『Ⅰ:凶兆』とくらべて没入感が減ったかな。
    まったく関係のない対比だが『三体Ⅲ』の読後感と似ているような消化不良。
    期待感が絶頂になったホラ話の収束には少々不満かな。諸手をあげて称賛している書評家の意見には同意しない。

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    2024年05月18日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    面白い。

    ベストセラーSF「三体」につながるアイデアもちらほらと(最後の「円」とか)。この人のぶっとんだ発想は実に楽しい。そして、翻訳のせいかもだが、文章が読みやすい。

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    2023年06月19日
  • 円 劉慈欣短篇集

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    三体の中に含まれる要素が以前から散りばめられていたというのが分かる作品集。あとがきにある通り、三体が分厚すぎて中々手を出せない人にオススメ。作者の描く壮大な宇宙SF×個人レベルの手触り感のある問題の掛け合わせを体験できる。

    個人的に好きなのは、メッセンジャー、詩雲、円円のシャボン玉かなー。

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    2023年05月09日