ホリー・ジャクソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ▪️良い点
現代ならではのギミックが多く、新鮮さを感じる。スマートウォッチの心拍数や歩数を元にジェイミーの足取りを辿るようなところは良かった。
▪️イマイチな点
ツッコミどころが多いと感じる(流し読みしてるせいかもしれない)
・終盤にスタンリーやチャーリーが重要な人物として明かされるが、二人とも物語の中で人物像が語られるようなことはなく、主人公との関わりも少ないので驚きは小さい。主人公以外のその他大勢の内の一人が犯人だったからといってだから何だ??となる。
・上記に続いて、ピップがなぜ葬儀の場面でスタンリーにそこまで肩入れするのかが理解できない(読者に伝わらない)
・レイラの写真をわざわざ同じ町の女性のものを使うってお粗末すぎないか?(男達の気を引くためだとしても)
・マックスはなぜ無罪??また次作への伏線か?
・アントがローラといちゃついてるのも何だ? -
Posted by ブクログ
高校生のピップにある招待状が届いた。試験が終わった週末、友人宅で架空の殺人の犯人当てゲームが開催されるという。舞台は1924年、孤島に建つ大富豪の館という設定で、参加者は同級生とその兄の7人。開始早々、館の主の刺殺死体が発見される。当初は乗り気ではなかったピップだが、次第にゲームにのめり込んでいき。
本作の後、ピップは『自由研究には向かない殺人』で、本作でも言及されている、実際に起こった殺人事件の犯人探しに乗り出す。
三部作未読で読んだが、友人たちとは比べ物にならないくらい主人公ピップの推理力が優れている事はわかる。今回はなんちゃって犯人あてゲームで、携帯電話は預かられてしまうものの、陸の孤島ではなく、実際は知人の家だ。緊張感がまるで異なり、結果がどう出ようと、安心して読める。シリーズ既読者からは、「この頃は平和だった」コメントがあるため、実際に事件が起きた後、仲良しグループも変化するのだろう。 -
Posted by ブクログ
三部作の前日譚。
150ページほどの短さでサクッと読めるが、第一作とのリンクが多く、シリーズ読者には楽しめる一冊。
単体では小品ながら、全体を補完するボーナストラックの様な一冊。
マーダーミステリーを楽しむ登場人物たちを描きつつ、物語自体が作中作のように進行していく。
「用意された結末」と「辿り着いた結末」がせめぎ合うのも一興。
登場人物に“役名”が与えられて少し混乱するものの、この分量なら問題なし。
単体では少し物足りないけれど、三部作を読んだあとに手に取ると、その静かな余韻が心地よく響く。
シリーズを締めくくる、静かな余白のような前日譚。