あさのあつこのレビュー一覧
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大好きなCLAMPさんの素敵な表紙に惹かれて読んでみました。
神様と人間が共存する世界の、神と人間が織り成す物語が6つ。
唯一神とかではなくて、太陽の神、月の神、風の神、沼の神、戦の神、音楽の神…など、いろんな神が登場します。もちろんそれらの全てを統べる大神もいます。
どの神もすごく人間的で、魅力的なキャラクターたちです。
ただ、CLAMPさんの表紙があるために数人はイメージが限定されてしまってちょっともったいないかなぁという気もしなくもない。
でもCLAMPさんがイラストを描くのにはぴったりの作品だったと思いました。本当にぴったり!
是非CLAMPさんに漫画化してほしいくらいです。
死の神グドミアノが好きです。なんだかんだ言って優しいから。 -
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バッテリーの文庫版最終巻の隣に並べられていてちょっと悩んだのですが買ってしまいました。買ってよかった、と思ってます。
バッテリーを読んで、あのシリーズの何が好きか、と言われると一番には大人の言うことは当てにならない、という点が結構自分の中ではウエイトを占めています。大人は大人で考えて子供のことを思って色々いさめたり、しかったり、怒ったりするのですがそのほとんどが見当はずれで何か違う。そんな子供のもどかしさが表現できるってすごいな、と思ったのを覚えてます。それは『ああ、そうそう。大人ってずるいよね』と読んで思うもののやはり今自分が小さい子に接するときに一般論で振りかざす言葉は『ずるい大人』の言葉になっていると思うからなのですが。
世間にずれていても一生懸命もがくようにその日その日を生きている。その苦悩とか誰にもいえない怒りとか。上手くやり過ごせたりする人にはわからないんだろうなあ、こういうもどかしさって、なんて思いながら読みました。
ラブレターは…ちょっと微妙でした。何で女の子って小学生でも中学生でも高校生でも恋愛が一番でなきゃいけないんだろう…←なきゃいけない、って訳ではないんでしょうけれども。そうじゃないと、みたいなステレオタイプとして描かれてしまっているのがちょっと残念です。 -
Posted by ブクログ
前巻から2年振りの#6。もう出ないんじゃないかと思っていたよ。こんな薄い本、そんなに長い期間空けて出されても、これまでどんな話だったか忘れちまったよぉ…という感じ。
物語の思わせ振りな進み方は相変わらずで、ぐだぐだとした内省が続く中、漸く少しの謎が明らかになり、て言うか、ここに来て、エリウリアス、マオの虐殺、森の民…、みたいに色々出てくると、うちの嫁さんにみたいに、ここから読み始めても別に何の不都合も無い様なお話し加減。
2年前に書いた#5の感想に『ここまで来たら、ゆっくり付き合うぜ』と書いたけど、それにしてもねぇ。次巻が出るのはいつになるのと思いつつ、to be continued... -
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ウンヌでハギを助け、雲濡へと戻ってきた透流。ハギの母が追われていることを知り、透流は再びハギとともにウンヌに行くが…
1巻にてふたつの世界がつながり、ハギと透流の二人の少年が出会い、果たしてこれからどうなるのか、と大いに期待した2巻。しかし。どうにも心理描写が多すぎる…そこまで朗々と心の動きを書かなくても、というくらい細部まで書き込んでいて、ストーリーの流れが滞っているように感じました。なおかつ読んでいてあまりに心の動きを書かれすぎるので、果たして本当にそんな素直に感じるのか、あるいは「あぁそうだよね〜」で終わってしまうことも。設定やキャラは面白いんですが…このあとびっくりするようや展開が期待できるのかな? -
十二の嘘と十二の真実
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
あさのあつこは『バッテリー』シリーズを夢中で読んで好きになりました。その後、『The MANZAI』とか『カールズブルー』とか読んで、気に入っております。
今回は初めてホラーを読みました。
これ、面白かったです。
『バッテリー』の舞台になったような田舎の土地で、緑に喰われそうな山の森でのホラーです。
主人公が、日常からいつの間にかホラーの世界に入ってしまうところが、凄く良いかんじです。
そこに、廃村になるような村の寂れたかんじが背景に良く顕れていて、物語に入り込めました。
最近この人もいろいろなジャンルを書くようになって、出す作品も増えてきております。新しい作品を見つけるのがかなり楽しみです。
今後も期待! -
Posted by ブクログ
あさのあつことCLAMPのコラボとゆーことで、大変楽しみにしていた一冊。
人とクウと神が共存していた時代の物語。
ちょっとアイヌ民話っぽい?
内容としては、
女性考古学者が、遥かな過去の記録を発掘した「神々のための序説」
自分に捧げられる細工物を作る若者。彼に恋をした雨の女神の悲劇「リュイとシムチャッカの話」
死すべき運命の少女を救った醜い蛙神フイモットと、美しき死の神グドミアノの奇妙な友情「グドミアノと土蛙の話」
戦に生きた常勝将軍が落ちた初めての恋。目がくらんだ将軍は、力に任せて音楽の神・ラマリリアの笛を奪おうとするが「カスフィニアの笛」
やり手の盗賊一味の3人。風の神のサンダルを奪って仲間を救出しようと、彼らは不思議な少女・ピチュを仲間に引き入れる「盗賊たちの晩餐」
優しかった武人のおじが謀反を起こした。国を追われた皇子・ラジャは、グドミアノから戦女神・テレペウトの過ちを聞き・・・「テレペウトの剣」
世界が急に変貌を来し、人々は戸惑い、神も自分の力を失ってしまった。大神クォリクルミテの身に何かが起こったのか・・・?「終わりと始まり」
そしてクウだったリュイは、人として記録者となる・・・「神のための終章」
という序章&短編6編&終章、という形。
ジュブナイルものっぽかったけど、面白かったー。
風の神のお話がさわやかで好き!
6編目はちょっと「?」ってトコもあったけど、どこか人間くさい神様たち。全体的に好みのお話ばかりでした♪