西村由美のレビュー一覧

  • ふたごの兄弟の物語 上

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    楽しい(^^)そっくりなふたごに対する世間の期待ってこれなんですよね。でも、中身は全く違うというのは本当は疑問。
    ラウレンゾーとジャコモは仲良しで、頭がよく、多分正義を愛するふたごの兄弟。
    ラウレンゾーは貴金属職人に、ジャコモはたまたま泥棒の親方に師事する。そして、どちらも素質を認められる。ジャコモは泥棒にはなりたくないが親方には認められたい。ジャコモの卒業試験はとあるお城から美しいジョッキをひとつ盗んでくること。それが出来たら認めてもらえるし、泥棒にはならなくて良い事となる。ジャコモは上手くやったが、ラウレンゾーは困った事になってしまう。
    上下巻とも二人が巻き込まれたり、引き起こしたりした事

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    2023年08月19日
  • ふたごの兄弟の物語 上

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    これぞ、岩波少年文庫と思える作品。 ☆4.5
    バビナ国で生まれた双子の兄弟、ラウレンゾーとジャコモの成長物語が、上巻に8話、下巻に
    4話収められている。
    双子といえば私の高校の同級生にもいた。姉妹だったけれど二人とも音楽が好きで、弟ジャコモのように歌も作っていたことを思い出す。

    「さあ、みなさん!いいですか。・・」
    アンデルセン「雪の女王」からの引用で始まる
    第1話は「ふたごの誕生」
    靴屋のもとに子犬と子猫が2匹ずつ、鳩が2羽やってきた。そして奥さんが双子の元気な男の子を産む。幸運が舞い込んでくる書き出しは、昔話のようで読みやすい。二しずくの水のようにそっくりな兄弟が、仲良く並んでいるさ

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    2023年08月20日
  • かくれ家のアンネ・フランク

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    アンネの日記を読んでから、本書に入る。
    アンネの日記のみではわからない、オランダに移住する前や、強制収容所での暮らしが一冊になっている。この本を読むと、もっと詳細に彼女にふれたくなる。アンネの日記のページを再度めくろうと思う。

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    2023年05月21日
  • 王への手紙 上

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    ティウリが騎士になる前夜、王への手紙を届けるという任務を果たすため旅に出る。
    行く先々で手紙を手に入れようとする敵がいるが、味方になってくれる人もいて、その人たちの助けにより無事、任務を果たすことができた。

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    2021年08月29日
  • ふたごの兄弟の物語 下

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    中2の時に読んだ。
    何回も読んだなぁ。

    とにかく賢い双子の兄弟がいろんな問題を面白おかしく解決していくんだよなぁ。

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    2020年06月16日
  • ふたごの兄弟の物語 上

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    中2の時に読んだ。
    何回も読んだなぁ。

    とにかく賢い双子の兄弟がいろんな問題を面白おかしく解決していくんだよなぁ。

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    2020年06月16日
  • 王への手紙 下

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    上巻から引き続き。
    主人公ティウリと、旅の仲間となった山の少年ピアックの冒険が、豊かな情景描写やテンポの良いリズムで描かれた作品です。
    ストーリーの展開としてはファンタジーの王道として、安心して楽しむことができますし、1962年の作品ではあるものの決して「古い」という感じもないと思います。
    エンディングがややご都合主義的な部分があるようにも感じましたが、少年文庫の古典作品としての魅力を損なうものではありませんでした。


    「騎士」としての使命をどのように果たしてゆくのか、他者から(形式的に)認められるかどうかが問題なのではなく、自分が何を大切に生きるかということが最も重要なのだ、というメッセー

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    2018年12月14日
  • 王への手紙 上

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    ネタバレ

    中学1年生の課題図書の候補として、「岩波少年文庫」から選書しました。

    主人公はティウリという騎士見習の少年。
    騎士となる叙任式の前夜、最後の試練を受けている最中に、助けを求める声を聞きます。掟をやぶり、その声に応えたティウリは、図らずも国を越えて隣国の王へ手紙を届けなければならないことになります。彼を追う「赤い騎士」や「灰色の騎士」、正体の見えない密偵など様々な危機が立ちはだかりますが、冒険の過程で得た「旅の仲間」とともに、与えられた試練(騎士としての試練ではなく、「使命」としての試練)に邁進していきます。

    イメージとしては、少し読みやすくなった(「悪」という概念を前面に出していない)指輪

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    2018年12月12日
  • 王への手紙 下

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    オランダの女性作家による名作、下巻。

    何より読後感が爽やか。色彩と景色が目に浮かぶよう。登場人物たちはややステロタイプだけども、いささかも作品の魅力を減じていないと思う。レリーフみたいにシンプルに輪郭がくっきりして美しい。

    ちなみに挿絵も著者によるもの!!!

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    2014年09月08日
  • 王への手紙 上

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    ひょんなことから、隣国の王へ手紙を届ける役目を引き受けてしまった少年ティウリの冒険。
    文章が読みやすく、爽やか。続きが気になる。

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    2014年09月07日
  • ふたごの兄弟の物語 上

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    「王への手紙」でトンケ・ドラフトの素晴らしさを味わった私はこの作品においても信頼をおいて読み遠しました。ラウレンゾーとジャコモの双子の楽しい冒険のお話はとても気持ち良く読めました。

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    2013年09月21日
  • 王への手紙 上

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    面白い。一気に上下巻読み切ってしまうでしょう。
    特に男性は、こういった冒険譚に弱い。
    夢に満ち溢れた少年時代を思い出そうぞ
    中年諸君。

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    2012年11月12日
  • 王への手紙 上

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    騎士になるための最後の試練の夜に、16歳のティウリは見知らぬ男に重要な手紙を託される。開けてはいけないドアを開けたことにより、危険な旅に出ることになる。誰が敵かもなにもわからず、そして手紙のことを話すこともできず…ティウリの純粋な心が味方を作る。登場人物が多く、地理も把握しないとならないがその手間を惜しまず読み進んで行くと楽しくなってくる。早く下巻が読みたい。

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    2012年09月16日
  • 白い盾の少年騎士 上

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    「王への手紙」の続編。
    前作が、盾持ちの少年が騎士になる試練の日に
    手紙を届けてほしいと頼まれ、
    その相手をみつけたらことから、旅をすることになる。

    今回は、騎士となった少年ティウリが、前回の旅で知り合ったリストリディンに会いに行くことに。
    しかし、彼は城にいなくて・・・
    陰謀、戦に巻き込まれていく・・・

    一緒に旅をするピアックとの友情が良いですね。
    ピアック可愛い~

    挿絵が、章の始めに載ってるんですが、
    これが表紙の絵でもわかるように影絵のようで、
    想像をかきたてますね。

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    2012年09月15日
  • 白い盾の少年騎士 下

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    ネタバレ

    単純な勧善懲悪の構図になってしまっているのが残念ですね。悪役だった皇太子の弟、エヴィラン国王にも何らかの事情があるのかと思いきや、ひたすら悪いやつという設定になってしまっています。

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    2012年02月24日
  • 王への手紙 下

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    王道の少年冒険譚ですね。
    困難があり、それを乗り越えたと思ったら次の困難が待ち受け、思わぬ助けがあり、仲間を得て、成長する・・・。

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    2012年02月23日
  • 王への手紙 上

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    騎士に認められるための試験を擲って、正体不明の老人の頼みを受け入れて隣国の王への手紙を届ける役目を背負う少年の物語。

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    2012年02月23日
  • ネコのミヌース

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    町中のネコたちとミヌ―スが大活躍で、一気に読める面白さ。特にネコ好きにはチャーミングなお話でしょう。作者はオランダの子どもの本の女王というのも頷けますね。

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    2011年11月05日
  • ふたごの兄弟の物語 下

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    かしこい双子。下巻では、王になったり、再び恋をして結婚したり。上下巻ともに満足。挿絵もいい味。高学年~中学むけ。

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    2011年08月08日
  • ふたごの兄弟の物語 上

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    楽しい~!ページをついついめくってしまう。賢いふたごのお話。上巻では、弟がどろぼうになったり、同じ女性を好きになってしまったり。

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    2011年08月07日