西村由美のレビュー一覧

  • 王への手紙 上

    Posted by ブクログ

    正直に意思を強く持って生きることを教えてくれる物語。小学生高学年から中学生くらいまで向けですが、少年の心を持った人(女性でも)なら誰にでもお薦めです!
    上下巻あり、長いですが、読み始めると最後まで一気に読み進めてしまいます。
    お子さんへのプレゼントにもいいと思います!

    0
    2018年12月08日
  • ふたごの兄弟の物語 下

    Posted by ブクログ

    私がこの本で一番心に残ったのは、「青い石の指輪」という話だ。ラウレンゾーは、はじめはちがう人にまちがわれるが、そのおかげでロザリンデというきれいなおひめ様と結こんできる。ジャコモも少し悪いことをしたり、いろんなことに巻きこまれたりするが、マリアナというおひめ様とも結こんできたし、自分にあった職業を見つけることができる。ラウレンゾーもジャコモも幸せになってよかったし、私もうれしくなった。

    0
    2018年06月12日
  • ふたごの兄弟の物語 上

    Posted by ブクログ

    私はこの本で、とても顔が似ているジャコモとラウレンゾーのふたごの兄弟が顔が似ているということを利用して、いろいろなことを解決していくのがおもしろかった。
    特に心に残ったのは、レイモント騎士とのやりとりだ。どんななぞなぞもとけるレイモント騎士に顔が似ているということで、とても難しいなぞなぞをだしたので二人はすごいなと思った。
    この本を読んで、顔がとても似ているということはいいこともあるし、まちがえられるまどして困ることもあるんだなと思った。

    0
    2018年05月19日
  • 踊る光

    Posted by ブクログ

    この作家さんは初めて読んだけど、とても素敵だった。
    中世ファンタジーも現代風なファンタジーもキラキラしてました。

    0
    2016年05月23日
  • 踊る光

    Posted by ブクログ

    名手ドラフトの幻想中編集。寂れた城にたった一人で住むお姫様から始まる物語は、謎めいた吟遊詩人、恋に破れた王子、そして刺した者の記憶を消すという幽霊ナイフの物語へと移り、またお姫様へと戻って行く。ロマンチックで不思議な「幽霊ナイフ」。海を愛する灯台守が出会う不思議な海の人は、灯台守が奥さんとダンスパーティーに行けるようダンスの特訓をしてくれる…「踊る光」。大人にも楽しめる珠玉の幻想物語集です。

    0
    2015年04月28日
  • 王への手紙 下

    Posted by ブクログ

    今まで読まなかったのが惜しい位の児童文学。日本で刊行されたのが割と最近というのが信じられない位の名作です。
    自分が子供の頃に読めたら尚良かったのに。今どきのライトノベルが逆立ちしても太刀打ち出来ない、良質の児童文学です。もっと子供たちに読まれたらいいなあ。

    0
    2014年07月06日
  • 王への手紙 下

    Posted by ブクログ

    ただただ面白く純粋に先を読みたい一心で読み進めました。
    ティウリとピアックのなんとも微笑ましい友情とともに冒険の後半が描かれ、生きていく事の厳しさと正しい心を持つ事の大切さを教えてくれた物語だと思いました。

    0
    2013年09月07日
  • 王への手紙 上

    Posted by ブクログ

    面白かったです。16歳のティウリに理不尽とも思える過酷な使命が下され、忠実に真っ直ぐに使命を果たそうとする。ティウリの傍で私も寄り添い息をのみながら読み続けました。

    0
    2013年09月04日
  • ふたごの兄弟の物語 上

    Posted by ブクログ

    バビナ国の首都バイヌーの貧しい靴屋に、ある朝、子犬が2匹やってきた。奥さんに説得され飼うことに。一週間後、子猫が2匹、ハトが2羽やってきました。どんな幸運がおとずれるのか? その夜、奥さんは丈夫な男の子の双子を産んだのでした。
    ラウレンゾーとジャコモと名付けられた双子。二しずくの水のように、二粒の砂のようにそっくり。大きくなって町を出ると、二つに分かれた道に出た。ここで別の道へ進んで一年後にまたここで会おうと。 美しいものを作るのが好きなラウレンゾーは右の道を進み、金細工師の親方に会い、弟子になることに。  世界を旅したいと言っていたジャコモは左の道を進み、ヤノスという男にであい、弓矢の扱い

    0
    2012年10月31日
  • ふたごの兄弟の物語 下

    Posted by ブクログ

    「あの兄弟二人は、たとえだれが何と言ったって、おたがいをたいせつに思ってる。」ラウレンゾーとジャコモは青年となり、ラウレンゾーは立派な貴金属細工師になりました。ジャコモは未だ冒険好き。兄を誘って海を渡るところからお話は始まります。二人は王様になって賢く国を治めたり、月のような真珠を守り切ったり、好きな人のために困難を乗り越えたり…二人の誠実さと思いやりの深さが随所にみられ、心打たれます。最後にはジャコモも素敵な仕事と伴侶に恵まれ、満足の結末です。上下巻もあっという間、楽しかったー。小学校高学年や中学生にも。

    0
    2012年07月05日
  • ふたごの兄弟の物語 上

    Posted by ブクログ

    双子の男の子、ラウレンゾーとジャコモの物語。二人は幼い頃から見た目がそっくりなことを様々なことに利用しました。学校を交代で出席したり、盗難事件を解決したり、なぞなぞ騎士と対決したり、同じ人を好きになったり、幽霊屋敷を驚かしたり…愉快痛快。見た目はそっくりな二人ですが性格や生き方は違う二人。ラウレンゾーは貴金属細工士、ジャコモは泥棒から旅人へ。様々な昔話や古典をきっかけに書いた物語でもあるとのことで、無駄がなく、とても読みやすいです。主人公たちに乗っかって、わくわくどきどき、一気に読みました。

    0
    2012年07月05日
  • 王への手紙 上

    Posted by ブクログ

    騎士になる前夜、見知らぬ男から手紙を託される。
    白い盾の黒い騎士に手紙を渡してほしいと言われ、騎士叙任式には間に合うだろうと手紙を持って出かけるのだが、そこでであった白い盾の黒い騎士は敵に襲われて瀕死状態だった。
    騎士は隣国の国王に手紙を届けるよう伝えてから力尽きてしまう。
    騎士になりたかったが、国の未来がかかった手紙をそのままにすることもできず、ここから冒険が始まっていく。
    敵の騎士に襲われたり、おいはぎにあったり、スパイにあったり、だまされたりと常にドキドキでテンポよく物語が進んでいく。
    とっても読み応えのある、冒険物語だった。
    でも、小学生にはちょっと難しいかな。

    0
    2012年05月31日
  • 白い盾の少年騎士 上

    Posted by ブクログ

    この作品に限らず、児童文学フリークです。
    指輪物語にしようか?カニグズバーグにしようか?はたまた、山中恒?もちろん、ハリー・ポッターでもいい。
    とにかく、児童文学の世界の豊かさは、いわゆる「文学」の世界よりもずっと上質だというのが個人的な考えです。
    この作品もその系譜のひとつ。
    いいです。

    0
    2012年01月19日
  • ネコのミヌース

    Posted by ブクログ

    面白かった!「オランダのほんとうの女王」と敬愛される作家によるオランダ版の猫娘の話。ぜひ繰り返し読みたいし、他の作品も読んでみたい。

    0
    2011年11月18日
  • 王への手紙 下

    Posted by ブクログ

    『王への手紙』の下巻。
    上下合わせると800ページ近い作品ですが、読み進めていくうちに、ページをめくる速度が上がってしまうような、力のある作品です。
    続編の『白い盾の少年騎士』がすごく気になる終わり方をしています。

    0
    2011年10月11日
  • 王への手紙 上

    Posted by ブクログ

    『ふたごの兄弟の物語』がとてもおもしろかったので、同じ作者の作品を読みました。
    この本もすごくおもしろかったです。
    お話のテンポが良いです。
    続きが気になります!

    0
    2011年10月11日
  • ふたごの兄弟の物語 上

    Posted by ブクログ

    ふたごの兄弟を主人公にした、冒険物語。
    上下巻なのですが、12の短編で構成されているので読みやすい。
    また、上巻に8編、下巻に4編、という事実からもわかるように、最初のほうは短めのお話、あとになるほど長いお話になっているのですが、これがとても良いと思いました。
    飽きずに読めます。
    先が気になってどんどんページをめくってしまうおもしろさでした。
    このふたごが、王子などではなく、庶民なのもよかったです。

    0
    2011年09月03日
  • 王への手紙 下

    Posted by ブクログ

    旅が終わった。先を予感させる伏線。度々現れる危機。成長したティウリ。正義と誠実である大切さ。読み終えた満足感、充実感が大きい。中学生向け。

    0
    2011年08月15日
  • 王への手紙 上

    Posted by ブクログ

    「ふたごの兄弟の物語」がとっても面白かったので、続けて「王への手紙」も。まだ一人前の騎士でないティウリが、度肝をつぶされたり、情けなくて泣いたり。最初から勇敢で立派なわけがない。読んでいてとても楽しい。各章冒頭にしかない挿絵から、厳かな雰囲気が伝わってくる。字も小さく文も多く、中学生向けだ~。下巻も楽しみ!

    0
    2011年08月12日
  • ふたごの兄弟の物語 上

    Posted by ブクログ

    すごーく面白い。親以外には見分けのつかないふたごの兄弟が、その外見を利用したり、賢い頭脳をつかったりして、冒険をする。

    0
    2011年06月26日