西村由美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
バビナ国の首都バイヌーの貧しい靴屋に、ある朝、子犬が2匹やってきた。奥さんに説得され飼うことに。一週間後、子猫が2匹、ハトが2羽やってきました。どんな幸運がおとずれるのか? その夜、奥さんは丈夫な男の子の双子を産んだのでした。
ラウレンゾーとジャコモと名付けられた双子。二しずくの水のように、二粒の砂のようにそっくり。大きくなって町を出ると、二つに分かれた道に出た。ここで別の道へ進んで一年後にまたここで会おうと。 美しいものを作るのが好きなラウレンゾーは右の道を進み、金細工師の親方に会い、弟子になることに。 世界を旅したいと言っていたジャコモは左の道を進み、ヤノスという男にであい、弓矢の扱い -
Posted by ブクログ
騎士になる前夜、見知らぬ男から手紙を託される。
白い盾の黒い騎士に手紙を渡してほしいと言われ、騎士叙任式には間に合うだろうと手紙を持って出かけるのだが、そこでであった白い盾の黒い騎士は敵に襲われて瀕死状態だった。
騎士は隣国の国王に手紙を届けるよう伝えてから力尽きてしまう。
騎士になりたかったが、国の未来がかかった手紙をそのままにすることもできず、ここから冒険が始まっていく。
敵の騎士に襲われたり、おいはぎにあったり、スパイにあったり、だまされたりと常にドキドキでテンポよく物語が進んでいく。
とっても読み応えのある、冒険物語だった。
でも、小学生にはちょっと難しいかな。