ふかわりょうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレちょっとした日本語の言い回しでモヤモヤしているふかわさんと
気鋭の言語学者・川添愛さんが、
「言語学」という枠を超えて、
日本語のユニークさと奥深さを楽しむ、異色の対談集。
●トマトトマトしている!?
●「冬将軍」はあっても、「夏将軍」はない?
●「普通においしい」の「普通」って?
●「昼下がり」でなく、「昼上がり」なら情事はない?
●日本人が「ドラクエ」と略してしまうワケ
●「サボる」「ヤバい」の由来は?
●「汚い」と「小汚い」、どちらが汚い?
身近なのに意外とややこしい!?
繊細かつ頑固な「日本語」の素顔に迫る!
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Posted by ブクログ
ネタバレ『世の中と足並みがそろわない』
はじめまして♪ ふかわりょうさん。
流石です。
どちらかというと…
「ガハハハハ」の抱腹絶倒より
「クスッ」です。
クスッの余韻がすごいの!!
テーマが様々な22からなるエッセイ。
着眼点がすごい!
ふかわさんの小さな気づきが描かれていて
それがなかなか 言い得て妙で…
なるほどなぁ…うんうん…
ってのが続いちゃう。
タモリさんが突然自分の家に訪ねてきたエピソードや、亡くなられた志村けんさんへの愛と尊敬も凄くって…ヒゲダンスの音楽を志村さんが選んだこととか…
ふかわさんはお笑いにも音楽にも才能があって造詣が深いんだなぁ…って感心しました。
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Posted by ブクログ
本屋さんで目が合ってタイトルにひかれて、1度手に取って止めたけどまた戻って買いました。だってこの1冊がlastだったし、今の私にピッタリくるフレーズだったから。
ふかわりょうさんは知ってたけど、どちらかと言うと苦手なタイプだった。
でも私と同じ気質と知った頃から少しづつ見方が変わっていって嫌いじゃないと思ってた。
そんな矢先に出会った本。
本書を読んで確信しました。
やはり同じ気質の方だと。
共感できる事が多々ありました。
そしてふかわりょうさんという人を昔苦手だと思っていた気持ちは今ではすっかり無くなり同士のように親近感を抱くようになりました。(軽く失礼な事言ってすいません)
もしテレビで見 -
Posted by ブクログ
まだ完読してないが、、出たし良好。
3泊4日の旅で、出発日から台風、地震などのトラブル発生、そんな中、スマホが無いが故の不便さに「なるほど」と思うのと、、確かに心にゆとりが生まれるかも、、
最後の最後まで素敵な内容。
スマホで世の中便利になりすぎて、移動中はスマホばっか見て車窓の変わりゆく景色とか知らずに、また街中でも人との直接の触れ合いが無くなってるよなと改めて感じさせてくれました。
「あとがき」も良く、旅の前半で出会った和紙がこの本の中表紙に使っている事に触れ、私も読んでてそれまで気づかなかったんだけど、「確かに」と実感。
あとがきの後には、旅の途中に写るんですで撮った27枚の写真も素敵 -
Posted by ブクログ
「言葉は共感され使われ続けるものが残る」のだそうだ。
曖昧さがあって、聴いた人がどういう意味かを判断する必要がある言葉。
音感やリズム感が気に入って、口にしたくなる言葉。
が気に入られて残るようだ。
意味が変わってしまう言葉もある。
「忖度」は良い意味での「気遣い」という感じだったのが、一瞬で悪い意味になってしまった。
「忖度」という言葉自体があまり使われていなかったことも、一気に広まった理由のようだ。
一度ネガティブの意味が浸透すると、元には戻りにくいらしいので「忖度」の意味は変わったと思った方がいい。
大丈夫、ちょっと、結構です、~的には、ヤバイ、普通に、エモい、キモい、ディスる、ほ -
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ふかわさんが、日常的に使われている言葉の
違和感や疑問を、言語学者の川添さんに
投げかけた対談集。
日本語の誕生から始まり、敬語や慣用句、
助詞ひとつで、言葉のもつニューアンスが、
変わってしまう話など、日本語の面白さを
再認識させてくれる内容。
ふかわさんが、好きなことわざに
雨だれ岩をうがつが、好きなことわざ
TOP40に入るとさらりと話されていたが、
40個も好きなことわざがあるって、
普段から意識して、ことわざに接していないと、出てこない数字だと思うので、慣用句や
ことわざが、本当にお好きなんだと思った。
言葉はファッションだ。
感情がむき出しの言葉は、「全裸」と同じ、
だ -
Posted by ブクログ
ふかわりょうさんと、言語学者の
川添愛さんの対談集。面白かった
確かに「深まる」のは秋だけ。
「夏が深まる」とは言わない。
「秋の気配」は言うけど、「夏の気配」は
言わない。「冬将軍」は冬にしかつかない。
グルメリポーターが
トマトのパスタを食べた時に使う
「あまりトマトトマトしていなくって、
あっさりしていておいしいです」という
表現の箇所に、「トマトトマト?」
なんとなく分かってしまうところが可笑しい。
「お寺お寺」?いやいや、それは聞いたこと
ないですよー(笑)
もともと悪い言葉ではなかった「忖度」が、
一夜にしてひっくり返った「忖度」の悲哀も
面白かった。
読んでいると、普段耳にし