ふかわりょうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2026/07/23
ふかわりょうさんの2作目。ちょうど発売したばかりの時に書店で見かけたので購入して読みました。
それぞれのエピソードがふかわさんの独特の観点で語られる短編です。ものすごく共感できるものもたくさんあるし、芸能人、芸人といえども考えてることは普通の人と同じなんだなぁと思うこともあれば「これはこの人の独特の観点だよなぁ」と思うものもあり、いろいろな感じ方や考え方に触れられると思います。そして、それが押し付けがましくないところも読みやすさのポイントかなって思います。
今回の2作目では擬人化するエピソードが結構出てきます。もし〜が人の感情を持っていたら、という視点で描かれた話はどこか現実的で、どこかフィクションのような気もする不思議な構成です。
短時間でも読み進められる内容となっているので気楽に、気負わずに読みたいときに読んでみるといいのかなと思います。 -
Posted by ブクログ
2026/07/09
基本的に新潮文庫から出てるお笑い芸人の人が書いたエッセイはいい本であるという自分の中の定義があって、この本も例に漏れず本当にいいなと思いました。
ふかわりょうさんは当然テレビで何回も見たことあるし、色々なシーンで登場していた記憶があります。
それぞれのエッセイの内容は省きますが、ふかわりょうさんという人となりが全面にあらわれているなぁという感じです。
短編で構成されていますが、ふかわりょうさんが日常を生きてく(生きてきた)中で感じたことや考えたこと、思ってことが本当にそのままの文章で綴られているので、彼自身の考えをなぞることができて面白く読むことができました! -
Posted by ブクログ
ネタバレ
『ひとりで生きると決めたんだ』
お久しぶりです⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
ふかわりょう さん ♥
前作の 『世の中と足並みがそろわない』
で、なかなかの衝撃を受けたひとりです♪
「ガハハハ 」よりも「クスッ」の余韻が凄かった前作…今作は「クスッ」もあるのだけれど それよりも
考えさせられることの多い…「ふかわりょう」さんの
言葉が沁みる読書でした(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)
エッセイ22編。文庫化に際し、ボーナストラック 「芸人失格」まで特別収録♡
とても愉しい読書時間でした(*´艸`)
読み終わりたくないほどにね♡
インテリ芸人でお馴染みの ふかわりょうさん。
エッセイを読んでいても「( 'ω')エッ…そうなの?」
なんて思うことを優しく わかりやすく読者を
置いてきぼりにしないで教えてくれるの( ͡ ͜ ͡ )
ただ…おもしろ可笑しく って言うんじゃなくて
なるほど…勉強になります!的エッセイ。
笑いだったら前作の方がわかりやすい笑いかもだけど…でも、今回も ちゃんと きちんと笑わせてくれるから安心してね( ͡ ͜ ͡ )
音楽にも造詣が深いのも凄いことだけど…
今作はそれ以外にも 色々なことに詳しくって
決してそれを"ひけらかさない"ところが…
ふかわりょうの品の良さに繋がるんだと思う
(*・ᴗ・*)و!
例えば…
「清泉」「聖心」「白百合」「フェリス」は泣く子も黙る、男子学生憧れの四大女子大で、合コンも引く手数多。一方、その清らかさとは別に、ファンキーさで
「大妻女子大学」が頭角を現し、合コンとなると男子は「試合」と呼ぶほど、相当な覚悟で臨んでいました……とか
そもそも日本人は「3」が好きです。ここでも一つ、引っかかるものがあります。三三七拍子。
よかったら一緒にやってもらえますか。
「三三七びょーし!ちゃんちゃんちゃん、ちゃんちゃんちゃん、ちゃんちゃんちゃんちゃんちゃんちゃん
ちゃん」
これ、4拍子なんですよ。4拍子で2小節。
……って、面白いでしょꉂ(ˊᗜˋ*)
島根県の仁摩町には、世界最大の砂時計、なんと1年を計る「砂暦」なるものがあるそうです。
……とかね
他にもちょっとしたトリビアが沢山あるの!
読んでいて へぇへぇへぇへぇ って ボタン
押したくなっちゃうもの♥
「悪魔は愛情でできている」というエッセイは
ある大物芸人との エピソードだったり……
(これは声を出して笑っちゃいました)
(-^艸^-)ヘヘヘ
ぜひ読んで ふかわりょうさんの魅力を一緒に語りましょうヾ(・ω・)ゞ
ちなみに未読の方はぜひとも
「世の中と足並みがそろわない」 も一緒に
読んでほしいな ⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
ぜったい…イヤ たぶん(*´°∀°`)
おもしろいから……|ω・)チラッ
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Posted by ブクログ
読んで良かった。
ふかわりょうといえば、白いターバンを巻いていた頃の印象しかなかったけど、当時からあのシュールなネタと独特な目の付けどころが好きだった。
この本を読んで、なぜ好きだったのかがやっと腑に落ちた気がする。
彼の言葉に対する視点や引っかかるポイントが自分と驚くほど似ていて、読みながら何度も「そうそう!」とうなずいてしまった。
・「忖度」という言葉の使われ方
・「二子玉」や「三茶」は省略するのに、「◯◯◯◯◯◯」は略さない不思議
・「何食べたい?」「焼きそば『で』いいよ」の『で』という1文字の破壊力
・感情剥き出しの言葉は全裸
など、他にもずっと自分の中でモヤモヤしていたことが言語化されていて、読み終えた後は何だかスッキリした。
私も言葉についてのニュアンスが妙に気になる方なので、言葉の微細な違和感の感覚が近くて、勝手ながら親近感までわいてしまった。
作中で紹介されていた「フライドチキン」や「ビート板」のネタも、短いフレーズなのにその前後の情景が浮かんでじわじわくる。
この絶妙な言葉のチョイスこそが、彼にしか出せない味だと感じる。
そんなふかわさんの鋭い(細かすぎる)投げかけを、言語学者の川添愛先生がどんな球でも優しく受け止めてくれるのも心地よかった。
対談が進むにつれてお二人が楽しんでいる様子が伝わってきて、こちらの気分まで明るくなった。
川添先生のあとがきは、飾らない正直な気持ちが綴られていて、読後感をさらに良いものにしてくれた。
彼の視点をもっと覗いてみたくなって、すぐにふかわさんのエッセイをポチッとした。
Audibleにて。 -
Posted by ブクログ
「言語学バーリ・トゥード」の川添愛先生が、ふかわりょうと対談している本ということで読んでみました。
ふかわりょうも意外に(?)言葉に対する感覚が鋭いところがあり、話がきちんと転がっていっているのに感心しました。
印象的だったところをかい摘まんでみますと、まずは、ふかわりょうが、リンカーンの演説の「government of the peopole, by the people, for the people」という有名なくだりについて、実は意味的には「of the people」は要らないはずだと指摘している部分。
これは実は、文章のリズムが良くなるので「of the people」を付けているだけではないか、と言われてみると、なかなか鋭い分析だと思いました。
要素を三つ挙げると心地よいのはそのとおりで、私も文章を書くときに、「要素が二つまでは書けたけど、三つあると落ち着きがいいのに」と思うことがあります。
もう一つは、川添先生が「人が人をコントロールしようとすると、大体不幸になるんじゃないか」と発言している部分。
怒ったり怒鳴ったりせずに、自分の思いや希望を穏やかに伝えるのが理想形であるという話には、私も深く納得します。
ただ、現実はそうもいかず、今日もSNSでは罵詈雑言やら誹謗中傷やらが飛び交っているのでした。 -
Posted by ブクログ
「めっちゃ振り回されるんやけどwww」と苦笑まじりに我が子に言われた。
振り回しているつもりなんてないのだが。
人聞きが悪いなあ。
車で走っていても、歩いていても、途中で気になるものが目に入ると気になって仕方ないのでそこでひっかかる癖があるのだ。
「ちょっとこれ見たい。何かなあ。何でここにあるのかなあ」とか言ってると脱線しまくる。
時間がタイトな時とかは仕方ないので割り切るが、急ぐ旅でないならば確実に立ち止まる、ので叱られるのだった。
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本書は、気になる日本語についつい引っかかって考えてしまうふかわりょう氏と、それを受けて真剣に面白く一緒に引っかかってくれる言語学者・川添愛氏の対談本だ。
なぜこの言い回しをするのか。
この言葉はどうやって生まれたのか。
現代特有の言葉遣いはほんとに現代特有なのか。
なんで四文字で略すのか。
考える必要も(たぶん)ないし、考えなくても困ることはないし、知らないまま使っていても多分差し支えないことにひっかかるのは、特に役に立つことではないが、楽しい。
わからないことをわかるのは楽しい。
だから、某「ボーッと生きてると怒られる」番組は人気があるのだろう。
たとえ「諸説あります」だったとしても。
言葉は生き物、という表現がある。時間の経過とともに意味や使われ方が変わったり、時にはその言葉そのものが変質したりするからで、変えることはまかりならん、というのは横暴というものなのだろう。現代の私たちだって「役不足」やら「敷居が高い」やら言う表現を元の意味とは違う文脈で使っていたりするのだし。
これらの良し悪しではなく、変遷の経緯を知るのは面白い。ひっかかって観察し、詳しい人に教わって「へええええ!」と思う。アハ体験(この言葉ももう聞きませんね)である。
つまらないことに引っかかるのが好きな方にはお勧めです。わくわくしますよ。
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実は本書、本をたくさん置いてあって、希望すると貸してもらえるカフェのスタッフさんが「ばじるさん、多分これ好きだと思う」と言ってお借りしたのだが。
瑣末なことに引っかかりがちな性分が我が子以外にもバレバレだったことをこの時知ったのだった。