ふかわりょうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こじらせ芸人ふかわりょうのやさしく頑固なエッセイ。
こじらせ、と言うけれど
世の中の大半が
疑問に思っても考えるのが面倒でスルーしたり
ただそういうものだと受け流すことに対して
しっかり自分の意見を持って疑問を呈す。そうすると時間もかかるし歩幅も小さい。
だから周りから見た時にめんどくさいこじらせたやつになる。
拗らせてるやつは、めんどくさいけど
ちゃんと自分の意思や思考があるやつなんだ。たぶん。
わたしも世の中と足並みが揃わない。
いくつか挙げてみた。
●させていただきすぎる現代人
●今更聞けない、がどうしようもなく嫌い
●マッチングアプリで会うのは恋じゃない
●付き合えないのではなく付 -
Posted by ブクログ
バンダナしてた頃の印象が強くて苦手だったけど
彼が感じる世の中に対する違和感に妙に共感して
それを文字に起こせるのってやっぱり
ふかわりょうの才能だなって思った。
とても読みやすいエッセイで
クスッと笑える話から
だんだんただの愚痴の羅列に聞こえてくるんだけど
私が普段ぼんやり思ってることを
うまく言語化してくれててすごくスッキリする。
言ってることほぼ間違ってないと思えてくるマジック。
特に「河川の氾濫」の話はなるほどだった。
不満を不満で終わらせず
ちゃんと掘り下げて考えてるとこが凄い。
彼の人柄のようにゆるーく読めるのも良くて
人におすすめしたくなるエッセイ。
ふかわりょう、好きに -
Posted by ブクログ
お笑い芸人・タレントとして活躍する著者が題名の通りスマホを家に置いて3泊4日の旅に出た道中を記した一冊。ちなみにガイドブック等は活用しているので情報NGではなくデジタルデトックスの意味合いが近い。それにしても地図にカメラに店探しや乗り換え検索に、スマホ無し旅って今やめちゃくちゃ難しそうに思えてしまうよなぁ。ゼロ年代はみんなそういう生活をしていたはずなのに。不便が贅沢になる時代が来るとは。自分も数年前に一人旅した先で本書の言うところの“おじゴリズム”で2軒目に連れて行かれて奢って頂いたことあって楽しかったのを思い出す。夏休みの旅行計画を前に良い時期に読めた。
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Posted by ブクログ
・対談というものは、立場が全く違う二人(先生と生徒とか、専門家と初心者とか、キノコ派とタケノコ派とか)のほうが読みやすいのだな。この本はそうではなく、日本語に一家言ある玄人どうしの対談。文頭の「ふかわ:」「川添:」表記を逐一確認しながら読まないと「いま、どっちのターンだったんだっけ?」となること多々。
・「冬将軍」という言葉について、「『将軍』は冬にしかつかないなと思うんですよ」、夏はどんなに暑くても「夏将軍にはならない」(p.86)。愛媛人としては、「夏将軍」とは「松山商業」として認識していて、「夏」と「将軍」の語の結び付き自体に違和感はないのだが…。「将軍に薄着のイメージはない」(同頁)ら