ユゴーのレビュー一覧

  • レ・ミゼラブル(一)

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    映画を見る前に再読。
    ものすごくおもしろかった記憶はあるのに、ストーリーを全然覚えていなくて、また新鮮な気持ちでよんだ。
    結局、映画を途中で観てしまったけど、本のほうが濃くておもしろい。
    回りくどいんやけど、いろいろなことがあとでつながっているから読み飛ばせない!

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    2013年01月12日
  • レ・ミゼラブル(五)

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    ミュージカルのレミゼにはまり、本も5冊まとめ買い。
    ストーリーに全く関係のない歴史的な難しい部分などがかなりあり、飛ばし読みしたところもある。

    でも、色々と考えさせられる本で、これぞ文学!という印象。
    最後は号泣した。

    もう少し歳をとったらもう一度読み直したい。

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    2011年07月15日
  • レ・ミゼラブル(一)

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    マブーフのじいさんが旗を立てに行くシーンが大好きです。ユゴー先生の修道院についての考察も興味深い。「修道院は結果として極度の自己犠牲を持つ極度の利己主義である」。
    訳も素晴らしい。

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    2011年03月23日
  • レ・ミゼラブル(一)

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    ネタバレ

    文庫本で5冊とかなりの長編となっていますが、読む価値はあります。
    ここまで長くなった理由といいますと、読んでいてわかりますが、あいだあいだにこの作品の時代背景となる歴史をつづっているところがいくつもあり、それが物語と全く関係ないせいでかなり飽きがまわってくるのですが、しかしそこを読まずしてこの話の全貌を理解しようなどというのは邪道であり、また非常に困難であるといえます。
    最後には本当に感動すると思います。

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    2010年12月23日
  • レ・ミゼラブル(五)

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    一大叙事詩だ。人生の全てが詰まっている。いかなる人も、人が裁いてはならないし、否定してもならない。自分の人生を素直に受け入れていくことがどれだけ美しい生き様であるかを、知ることができる。ユゴーの世界観に触れないことは、人生の10年分を損することに等しい、と言っても過言ではないだろう。

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    2010年11月19日
  • レ・ミゼラブル(一)

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    時代も文化も言語も越える。
    この物語が持つ大きな人間への愛の普遍性とヒューマニズムは
    長い時を軽々と越えて伸ばされた
    ビクトル・ユーゴーの腕に抱きしめられているような感じ。

    児童書では読んでて、ミュージカルの大ファンなので
    筋は全部知っているし
    多分ストーリーのベースとなる一つ一つのイベントは変わらないのだけど
    それらに対する、心の移ろい、葛藤、喜び、絶望
    揺れ動く感情の書き込み方が膨大かつ丁寧で
    とても深いところで理解をすることができるし、感動するなぁ。

    訳も読みやすいです。
    翻訳ものだとか関係なく名文が多すぎる!

    ***

    1巻はファンチーヌの死とジャンバルジャンの再逮捕まで。
    2巻

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    2010年10月31日
  • レ・ミゼラブル(五)

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    第五部「ジャン・ヴァルジャン」。1832年6月5日、パリの共和主義者は一斉に蜂起し、市街戦を展開する。その中には傷ついたマリユスや、彼を助けるジャンの姿も見られた。やがてコゼットとマリユスは結婚し、ジャンはマリユスに自分の素性を語り、離れて暮らすことになるが、コゼットがいなくなるとジャンは心身ともに衰え、二人が駆け付けたときにはすでに死の床にあった──。

    激しく繰り広げられた市街戦によってマリユスの友人が全員戦死したり、テナルディエはどこまでいっても悪人のままでしかなかったり、ジャンの心の葛藤であったり──クライマックスに向けて様々な場面が描かれ、心に痛みを覚えたり、手に汗握る戦闘にこちらも

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    2010年09月21日
  • レ・ミゼラブル(四)

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    第四部「プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩」。パリは陰謀が渦巻き、共和主義者は「ABC(下層の者)」という秘密結社を作っていた。この混乱の中にあって、マリユスは可憐なコゼットとの愛を育てていく。

    ついにコゼットと会い、言葉を交わすことができたマリユス。そのことをずっとジャン・ヴァルジャンは知らなかったが、革命の狼煙がついにあがったパリの中で、ある日ついに彼はコゼットとマリユスの関係を知ってしまう。
    父性という愛の中にすべての形の愛情を包含しているジャン・ヴァルジャンのマリユスへの嫉妬やコゼットへの苛立ちは、人間的な感情であると同時に、人間の醜さ、弱さでもある。彼の心の動揺がどんな結果

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    2010年09月13日
  • レ・ミゼラブル(三)

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    第三部「マリユス」。頑固な祖父にさからって、ひとり下宿生活を始めたマリユスは、窮乏の生活の中で、次第に共和主義に傾倒してゆく。その頃、彼が毎日散策に出かける公園で必ず出会う親娘があった。誇り高く純真な青年マリユスは、その未知の少女の清らかなまなざしにとらえられ、可憐な姿に憧れを抱く。娘は、ジャン・ヴァルジャンに養われているコゼットであった。

    この巻で重要人物となっていたジョンドレット一家が実はジャン・ヴァルジャン、そしてコゼットにとって因縁の相手であったという事実に驚いた。
    だんだん複雑に絡んでくる人間模様と、近づく革命の狼煙に、物語の続きが気になって読むスピードが早くなった。
    マリユスとコ

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    2010年09月13日
  • レ・ミゼラブル(二)

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    第二部「コゼット」。自ら自分の過去を明らかにしたために、市長から一転して再び監獄生活に戻ったジャンは、軍艦で労役中にマストから海に飛び込んで巧みに脱出する。自由を得た彼は、ファンチーヌとの約束にしたがって、幼くして捨てられたその娘コゼットを、悪辣な養父母のもとから救い出し、彼女を伴ってパリの暗闇の中へと潜入する──。

    テナルディエ家でのコゼットの凄惨な生活に、とても胸が締め付けられた。そこに突然現れたジャンによって救い出され、安息を得たのも束の間、今度はジャンがジャヴェールによって追われることになる。その息つく間もない逃亡劇に、時間を忘れて夢中で読んだ。
    辿り着いた先での修道院の下りは、説明

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    2010年09月06日
  • レ・ミゼラブル(一)

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    わずか一片のパンを盗んだために、19年間の獄中生活を強いられることになった男、ジャン・ヴァルジャンの物語。
    その第一部「ファンチーヌ」。出獄したジャンは、マドレーヌと名乗って巨富と名声を得、市長にまでなる。

    娘を産むも、育てることができずにテナルディエ夫婦に託し、その後娘の顔を見ることなく逝ったファンチーヌ、ジャン・ヴァルジャンと間違われ、終身刑の罰を受けたシャンマチウなど、不幸の中で生きる人の姿がとても切なく、胸に迫った。
    ジャンがミリエル司教との出会いによって改心し、その後の人生を大きく変えていくところに、一人の人間の精神の変革の重要性を見る重いがする。
    ファンチーヌの最期は、あまりにも

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    2010年09月06日
  • レ・ミゼラブル(二)

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    名作中の名作。ユゴーの代表作の一つ。何人かに訳された中の1つで佐藤朔訳版。訳が古いので文体なども古く、いま読むと読みづらい作品です。ユゴーの作品はストーリーを追うだけではなく、当時の物語の背景などわき道が多く更に読みにくい。しかしユゴーワールドに入り込んだら最後、次を次をとどんどん惹かれ最後まで目が話せなくサイドストーリーなども楽しみになってしまう。フランスに興味が出てくる作品です。

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    2009年10月04日
  • レ・ミゼラブル(三)

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    名作中の名作。ユゴーの代表作の一つ。何人かに訳された中の1つで佐藤朔訳版。訳が古いので文体なども古く、いま読むと読みづらい作品です。ユゴーの作品はストーリーを追うだけではなく、当時の物語の背景などわき道が多く更に読みにくい。しかしユゴーワールドに入り込んだら最後、次を次をとどんどん惹かれ最後まで目が話せなくサイドストーリーなども楽しみになってしまう。フランスに興味が出てくる作品です。

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    2009年10月04日
  • レ・ミゼラブル(四)

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    名作中の名作。ユゴーの代表作の一つ。何人かに訳された中の1つで佐藤朔訳版。訳が古いので文体なども古く、いま読むと読みづらい作品です。ユゴーの作品はストーリーを追うだけではなく、当時の物語の背景などわき道が多く更に読みにくい。しかしユゴーワールドに入り込んだら最後、次を次をとどんどん惹かれ最後まで目が話せなくサイドストーリーなども楽しみになってしまう。フランスに興味が出てくる作品です。

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    2009年10月04日
  • レ・ミゼラブル(五)

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    名作中の名作。ユゴーの代表作の一つ。何人かに訳された中の1つで佐藤朔訳版。訳が古いので文体なども古く、いま読むと読みづらい作品です。ユゴーの作品はストーリーを追うだけではなく、当時の物語の背景などわき道が多く更に読みにくい。しかしユゴーワールドに入り込んだら最後、次を次をとどんどん惹かれ最後まで目が話せなくサイドストーリーなども楽しみになってしまう。フランスに興味が出てくる作品です。

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    2009年10月04日
  • レ・ミゼラブル(二)

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    11/21- まあ100ページまでジャン・バルジャンが出てこない笑 イギリスとの戦争の話なので、内容的には必要なのかな? コゼットがミュージカルよりひどい扱いされてて可哀想だった。

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    2025年11月24日
  • レ・ミゼラブル(一)

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    11/11-12まさかの112ページまでジャン・バルジャンが出てこない。出てきてからはミュージカルで知ってるので読みやすく、おもしろかった。そこまではちょっとつらかった。ファンテーヌの前日談も明かされて、元恋人本当にクソ。可哀想過ぎた。

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    2025年11月12日
  • レ・ミゼラブル(一)

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    レミゼラブルの舞台や映画を見て、興味を持ったので原作を読みたいと思い購読。分厚く内容ももりもりの為、読むのに苦労するが、物語の概要が入っていれば展開も分かるので読みやすかった。概ね映画と同じ展開だったが、細かい感情描写が読めたり、カットされた話も読める。半分くらいは、当時の戦争の様子や社会情勢が書かれているので、読みづらく長かった。
    映画を観て興味を持ったのなら読んでもいいが、映画や舞台の方が分かりやすく面白い。

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    2025年09月13日
  • レ・ミゼラブル(四)

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    ジャン・ヴァルジャンがコゼットを奪われたくないという潜在意識からマリユスを睨みつけるというシーンに同情する。

    脱獄後、改心して市長をしていた頃は、聖人そのものだったのに、今のヴァルジャンには、娘の幸せを邪魔したがる邪悪な心が(意図せず)芽生えている。果たしてヴァルジャンが本当の聖人になれるのか、最終巻が見ものである。

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    2025年07月22日
  • レ・ミゼラブル(五)

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    ミュージカルのドラマティックとは違う、重厚な物語。強靭な意志の権化ジャンヴァルジャンに訪れる嫉妬、苦悩と絶望。他の登場人物も鮮明に描かれ、時代の息遣いまで感じられる。物語とは一見関係なさそうな話が延々続くところはとりあえず気合いで!そこまでしてでも読み切る価値アリ!

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    2025年04月21日