ユゴーのレビュー一覧

  • レ・ミゼラブル(四)
    第四部「プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩」。パリは陰謀が渦巻き、共和主義者は「ABC(下層の者)」という秘密結社を作っていた。この混乱の中にあって、マリユスは可憐なコゼットとの愛を育てていく。

    ついにコゼットと会い、言葉を交わすことができたマリユス。そのことをずっとジャン・ヴァルジャンは...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(二)
    第二部「コゼット」。自ら自分の過去を明らかにしたために、市長から一転して再び監獄生活に戻ったジャンは、軍艦で労役中にマストから海に飛び込んで巧みに脱出する。自由を得た彼は、ファンチーヌとの約束にしたがって、幼くして捨てられたその娘コゼットを、悪辣な養父母のもとから救い出し、彼女を伴ってパリの暗闇の中...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(一)
    わずか一片のパンを盗んだために、19年間の獄中生活を強いられることになった男、ジャン・ヴァルジャンの物語。
    その第一部「ファンチーヌ」。出獄したジャンは、マドレーヌと名乗って巨富と名声を得、市長にまでなる。

    娘を産むも、育てることができずにテナルディエ夫婦に託し、その後娘の顔を見ることなく逝ったフ...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(一)
    「悪習を壊すだけでは、十分ではない。風習を変えるべきです。風車がなくなったのに、風がまだ残っている」
    「私の兄弟のジャン・ヴァルジャンよ、あなたはもう悪の見方ではなく、善の見方です。あなたの魂をわたしは買います。暗い考えや、破滅の精神から引離して、あなたの魂を神にささげます」
    「この不幸な男より18...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(一)
    全てはここから始まった。


    ミリエル司教が素敵すぎる。

    ジャンバルジャン!ジャンバルジャン!
  • レ・ミゼラブル(一)
    レ・ミゼラブルを通して、一番おもしろかったのは1巻でした。理由は、物語に関係のある話しかないから。他の巻では歴史の話や文化の話がでてくるので読むのに苦痛ですが、読んで物語も読むと感動します。
  • レ・ミゼラブル(二)
    名作中の名作。ユゴーの代表作の一つ。何人かに訳された中の1つで佐藤朔訳版。訳が古いので文体なども古く、いま読むと読みづらい作品です。ユゴーの作品はストーリーを追うだけではなく、当時の物語の背景などわき道が多く更に読みにくい。しかしユゴーワールドに入り込んだら最後、次を次をとどんどん惹かれ最後まで目が...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(三)
    名作中の名作。ユゴーの代表作の一つ。何人かに訳された中の1つで佐藤朔訳版。訳が古いので文体なども古く、いま読むと読みづらい作品です。ユゴーの作品はストーリーを追うだけではなく、当時の物語の背景などわき道が多く更に読みにくい。しかしユゴーワールドに入り込んだら最後、次を次をとどんどん惹かれ最後まで目が...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(五)
    名作中の名作。ユゴーの代表作の一つ。何人かに訳された中の1つで佐藤朔訳版。訳が古いので文体なども古く、いま読むと読みづらい作品です。ユゴーの作品はストーリーを追うだけではなく、当時の物語の背景などわき道が多く更に読みにくい。しかしユゴーワールドに入り込んだら最後、次を次をとどんどん惹かれ最後まで目が...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(四)
    名作中の名作。ユゴーの代表作の一つ。何人かに訳された中の1つで佐藤朔訳版。訳が古いので文体なども古く、いま読むと読みづらい作品です。ユゴーの作品はストーリーを追うだけではなく、当時の物語の背景などわき道が多く更に読みにくい。しかしユゴーワールドに入り込んだら最後、次を次をとどんどん惹かれ最後まで目が...続きを読む
  • 死刑囚最後の日
    平野啓一郎氏の「死刑について」にて取り上げられていた本。読んだ後ずっしりと気持ちが重くなる感覚。日本では存続している死刑制度だが、その存在について改めて考えさせられる一冊だった。
    またこの作品をユゴーが20代のうちに書いたといのには驚いた(出版時26歳だという)。本当に死刑囚の手記を元に書いたのかと...続きを読む
  • カラー名作 少年少女世界の文学 宝島

    お試ししたら読みやすかった

    文がやさしくて読みやすそう。全訳ではないんですね、低年齢用にやさしくしたもの。
    1章の中にカラー挿絵が何枚も入ってきてそれでこの値段なのは良いです。
    シリーズほかの本も順に見てみたい。
  • ノートル=ダム・ド・パリ 下
    邪恋やら暴動やら、そして可憐な乙女の運命。
    フランス版時代物、大ロマン小説。

    ジプシーゆえに魔女狩りというのか、死刑を宣告されるエスメラルダ。その美しい娘はストーカー的に恋する中年の聖職者に追いかけられ、死刑から救ってくれた醜い背むし男にも純愛をささげられるが、娘は娘でちゃらんぽらん美男に恋焦がれ...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(五)
    全5巻を読み終えての感想。
    古典的作品なので、読者それぞれに解釈はあると思うが、この長編は過去に罪を負った人間の救いの話であったように思う。
    主人公ジャン・ヴァルジャンは、徒刑囚となってからも罪を重ねるが、聖人と出会い、改心する。それまでの罪を贖うように、彼自身も聖人のように多くの人に善行を施すが、...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(二)
    前巻で亡くなったファンチーヌの娘、コゼットと、刑務所から脱獄したジャンバルジャンの交流を軸に話が展開する。
    途中、ナポレオンの敗戦と修道院に関する、本筋と離れた著者による解説がある部分が、やや読みにくいが、その他は古典といえるほど古い話であっても、引き込まれる面白さがある。特に最終盤の不法に侵入した...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(一)
    フランス文学の古典ということで、構えて読んだが、思いの外面白い。フランス史とキリスト教の知識があまりないので、それがあればもっと楽しめそう。
    長い刑期を終え、出所したジャン・ヴァルジャン。出所の直後も刑務所上がりとして扱われ、絶望に打ちひしがれた中、司祭の家て盗みをはたらき、再度警察に捕まりそうにな...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(四)
    政府に対する反乱が起こっていく町の様子が細かに描かれていて、緊張感が伝わってきた。ガヴローシュけっこう好き。
  • レ・ミゼラブル(五)
    まずは読破できた喜び。がんばってよかった!

    遠回しな表現がフランス文学?なのか、でも、クライマックスが近づくにつれ、その感じが心地よく、感情が昂った。やっぱり娘には会いたいよね。

    ユゴーの事を知りたくなったし、歴史的背景を勉強してみようか、という気にもなってしまった。
    100年以上前の作品の思想...続きを読む
  • ノートル=ダム・ド・パリ 下
    上巻の街並みなどの景観説明が必要だったのかが最後まで分からなかった。
    僕には必要ない駄文としか思えない。
    それに比べると下巻の物語の展開は凄まじく、面白い。
    フロロの鬼気迫る台詞は読む者を圧倒する。
    この物語には本当の悪人は出て来ない。
    精々、フェビュスの人間性に難が有るが時代背景や自分の恵まれた環...続きを読む
  • レ・ミゼラブル(一)
    小学生だったか中学生だったか...
    ミュージカルを観る予定があり、5巻買ったのですが、この本の半分位までしか読めず。
    結果、あっという間に読んだ部分は終わり、あとは兎に角ミュージカルを必死に観ていました。
    観終わってから5巻全てを読み終え、大きな達成感と共に、凄い作品だったなぁ...と思った思い出が...続きを読む