夏木志朋のレビュー一覧

  • 二木先生

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    変わり者で周りと馴染めない高校生・広一と、誰にも言えない秘密を抱えた担任・二木先生の関わりの行先が気になって楽しく読めた。

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    2026年04月07日
  • 二木先生

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    2019年、第9回ポプラ社小説新人賞を「Bとの邂逅」で受賞。
    単行本刊行時に『ニキ』、文庫化にあたり『二木先生』と改題された。まるで出世魚のように名を変えてきた作品。

    選択肢AかBか。多数派であるAに対し、あえてBを選び取ってしまう側の同士との邂逅——その構図を導入部分は、とても印象に残ります。
    そして 邂逅したのは、二木先生と生徒・広一。

    ポプラ社の文学賞受賞作としてはやや異質に感じます。本作は、同社のイメージに対する一つの試みかもしれない。といっても それほどポプラ社さんを読んでいるわけではないです。ごめんなさい。

    未成熟な存在への志向を抱えた教師と、文字に色を見る共感覚を持ち、他者

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    2026年04月02日
  • Nの逸脱

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    一見普通の人がノーマルを逸脱してしまう3つのお話。
    どのお話も不気味に感じた。
    誰もがちょっとしたことで逸脱してしまうのかもしれない。

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    2026年03月29日
  • Nの逸脱

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    2025年173回直木賞候補作ということで読んでみた。
    ノーマルを逸脱した中編3本の中編集。

    3遍の共通点を探すとすれば、少し奇異な物語だということだろうか?
    ペットショップの話、高校教師の話、そして占い師の話、どれも話の途中で放り出される感があり、話に馴染むことができなかった。
    やはり直木賞とは相性が悪く、ついていけなかった。

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    2026年03月23日
  • ゲーム実況者AKILA

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    ネタバレ

    「ミッチョさん?」
     話しかけられる前から、たぶんそうだと思っていた。遠目に目があったことでこちらが待ち合わせの相手だと確信したらしいチトセが、オレンジ色のキャリーケースの車輪をゴロゴロ鳴らして近づいてきた。
     現実感がないまま互いに相手が間違いないかを確認して、近くにあるチェーンのコーヒー店へ向かった。
    「オタク同士でオフ会する時は、結構、カラオケルームとか使う時もあるんですけど」
     道中でチトセはずっと喋りつづけていた。その間を周助のか細い相槌の声が縫う。
    「ちょっと歩くんですけど、すみません」
    「はい」
    「ミッチョさん背高いですねぇ! 一七五くらい?」
    「はい」
    「羨ましいっす。しかし暑

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    2026年03月18日
  • Nの逸脱

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    逸脱…少し道を外れたかもしれない普通の人々のおはなし
    みんな結構きわどいトコロまで行ってしまうんだけど…なぜか結末が爽やか(笑)
    イヤミスっぽい展開なのにこの結末は意外に良いね~w

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    2026年03月06日
  • Nの逸脱

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    とても不思議な本。どんなジャンルに入るのだろうか⋯?日常の中の非日常を体験しているような感じです。登場人物が若干サイコパスで全く共感できず不気味。
    そんなモヤモヤさも含めて、全然読めない展開が面白かったです!

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    2026年02月19日
  • ニキ

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    見事にひっくり返してくれるし、とてもよく出来た話だと思います。さらに「どこか変」や「行動にはしない気持ち悪い性癖」はそれだけで悪なのか?罪なのか?というストーリーはもともと好みの筈なのに、何故か途中までは上手く乗り切れず。まあ、最後には乗ってきましたが。。。。
    裏口から入って、話の正面に辿り着くまでしばし時間がかかる事。委員長やゆりっぺなど、少し夾雑物が多すぎた事。それらが上手く乗り切れなかった理由かもしれません。主人公をいじめる同級生・吉田が何とも苦手で、しかも彼に関してはケリ(逃げたでも、やられたでも)がつかないまま終わった事も消化不良感があります。
    夏木志朋さんは初めて。
    名前や男子高校

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    2026年02月13日
  • ゲーム実況者AKILA

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    ネットの世界とリアルな世界との衝突。
    2作品とも妙に生々しくて良かった。
    主人公がどちらも陰湿で、子供っぽいところがあって共感は出来ないけど、想像がしやすかった。
    ニキほどのインパクトは無かった。

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    2026年02月02日
  • ニキ

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    3.5 多様性の物語。最後の場面は息つく暇もなしに読んだ。いじめの描写は痛い。残念ながら吉田みたいな奴は実在する。だからこそ犯罪に繋がらない多様性は尊重されなければならない。まず自分を好きになることから初めてみたい。

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    2026年01月30日
  • Nの逸脱

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    すごい勢いで読んだ
    二木先生がとても面白かったので期待して
    これも面白かった
    普段読んでいるものとまた違った感じでこういうのはなんていうんだろうか?

    3編収録されているうち1、2までは、逸脱、うんうん、と読んでいたけど
    3つ目がやや難解で特にラストは怒涛の展開に頭がついていかず読後しばらく考えてしまった

    人間、誰しも自分が主人公で、小説でも主人公だと思った人が主人公で、そこにはある種、謎の自信のようなものを持って信じて生きてるのに、急にその足元が掬われる感覚に何度もゾワゾワした

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    2026年01月30日
  • Nの逸脱

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    あれをしたらどうなるんだろう…と思っても出来ないものって沢山あるけれど、それを一歩踏み込んだ現場を少し見せてもらった感じ。

    でも、そんなちょっとした逸脱も、
    結局は日常の力に矯正されていくというか…
    結局は日常は変わらず続いていて、その逸脱も何というかそれに埋没していって、当人の顔もちょっと薄れていくような…。安心するような、逃げられない絶望を感じるような…。

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    2025年12月28日
  • Nの逸脱

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    ネタバレ

    3編、同じ街で起こる不思議なジャンルの物語。

    最後の「占い師B」
    なんだか最後まで全くよめない2人だったし、最後のオチもわかったようなわからないような・・・

    そして、本のタイトルの「Nの逸脱」
    この意味とは何なのだ・・・
    と昨日からスッキリしない。これが狙いか?
    Pと9とN??

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    2025年12月10日
  • Nの逸脱

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    二木先生がすんごくおもしろかったので
    楽しみにしてたのに
    買ったら読む気がしなくなって
    ずっと放置してた本
    積読整理で読み始めたら
    すぐ読み終わっちゃって
    もうちょっと置いときゃよかったなー
    好きなデザート食べ終わっちゃった気分

    なんとなくつながってる3つのお話で
    どれもそこはかとない不穏さと
    逸脱するんたけど
    ぬるっと日常に戻ってくる感じが
    とても好みだった
    ほんのちょっと爽やかな気持ちも
    湧いてこないでもない

    星、4つでもいいなぁと思うけど
    期待しすぎたがゆえの星3つ

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    2025年11月06日
  • Nの逸脱

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    通常逸脱しているが、でも完全悪とも言えない何ともモヤモヤした感じの一冊。
    逸脱がテーマだけあって個性的なキャラ達でした。
    それぞれが長編でも面白そう。
    短編だからこそ、あのモヤさが引き立つのかな。

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    2025年11月05日
  • Nの逸脱

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    日常の歪みを描いているけどあまり嫌な感じはしない。不思議な読書感。
    ただ最終話は主人公の造形が最後まで分からず、物語の世界についていけなかった

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    2025年10月31日
  • Nの逸脱

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    「場違いな客」

    正直、何が起きてるのかよくわからないまま終わった。
    大麻を育ててる? それとも違う?
    主人公の情けなさも印象的だったけど、それも「普通」なんだろうなと思う。
    みんな、どこかで自分を守るために逸れているのかもしれない。


    「スタンドプレイ」

    教師って、ほんとに大変。
    停学になるのも無理ないと思った。
    あの日にあんなことがあって、肘でどつかれたら…
    追いかけてしまう気持ちはわかる。
    一度きりの「ストーカー行為」って犯罪なのか?
    警察も言ってたけど、注意くらいで済むこともあるんじゃないか…と考えてしまう。


    「占い師B」

    イリスと、若いアキツ(アクツ?)のやりとりがなん

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    2025年10月28日
  • ニキ

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    こんなにクソな主人公ははじめてだ(笑)
    主人公の高校生の田井中はどっかズレてる。本人も自覚してるけど、ズレてるし卑怯だ。そりゃ、イジメられる。一方の二木先生はロリコンだが、それをうまく隠している。そんな二人が邂逅したお話。

    とにかく主人公の性格が悪い。やんちゃとかでなく人間として悪い。なのでまったく共感とかできない。
    二木先生はいいキャラクターだと思うので、二木先生視点で生徒や同僚の悩みを解決するような連作にしてもよさそう。

    本作はポプラ社小説新人賞の「Bとの邂逅」を改題して、「ニキ」として出版したもの。その後、文庫化にあたり「二木先生」としてさらに改題。装画を大きく変更したことでヒットし

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    2025年08月28日
  • ニキ

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    普通の人と違う部分がある、だなんて、その手の悩みを持ったことがない人間には、のっけから共感しにくい話だろう。

    もちろん、誰にでも、私にも普通の人とは違う部分があるけど、ここまでの生きづらさは感じたことがない。もし、自分がそうだったらこんな悩みをいただいたのか、と読んでいて苦しかった。物語にはぐいぐい引き込まれたけど、後味はすっきりしない。主人公と二木先生を攻撃する吉田が「世間」だとしたら、こんなにも胸くそ悪いことをしているのかとぞっとするが。考えさせられる作品ではあった。

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    2025年07月06日
  • ゲーム実況者AKILA

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    短篇2篇
    表題作も「オチ」(ウォッチングの略)も対人関係難ありの主人公の生きづらさとか足掻きのようなものをうまく表現している。

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    2025年06月03日