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Posted by ブクログ
夏木志朋さんの新刊を見つけて即買い!表紙がニキ先生と丸かぶり♡
私はゲームをしないのでゲーム実況とか全然分からない世界だったけど、自分と接点のない世界を知れるのが読書の楽しみ。
それにしても今回もネットの世界のあれやこれや。悪質な投稿や、嘘だらけの設定でやり取りする世界。実物が存在してるかもわかんないような。
そして何のことだかよくわからないネットスラング。
正直この時代の青春を生きてなくてよかった〜と思った。人間関係疲れそうだもん。
それでも、やっぱりさくさく読み切れてしまうのは著書のうまさなんだろうなぁ〜。
面白かったです。
とはいえ、『二木先生』には数歩及ばず、かな。
Posted by ブクログ
『ゲーム実況者AKILA』の中に「ファン・アート」と「ヲチ」という短篇2作品。
どちらも今まで読んできたような小説と全然違ってとても良かった気がする。
どちらの主人公も友だちがおらず、基本的に孤独だ。
かといって孤独を愛しているわけでもない。
「ファン・アート」の底辺ゲーム実況者の周助はそのくせ、やたらと承認欲求が強くある意味傲慢で自分のファンだというチトセを騙して近づく。騙すという意識はあまり強くないのかも。なんというかある意味利己的でそれでいて寂しがり屋で、人らしさがある。お近づきになりたくない。
「ヲチ」の主人公は自分といると相手は楽しめないのではという不安に苛まれる。子供の頃から“友だちと楽しむ”ことが苦手でこちらも日々鬱々としている。ひととかかわるって本当に大変ででも誰もひとりきりでは生きていけない。なんて面倒なんだろう。
社会を変えるほどのなにかを起こすわけでもないはずだけど、どちらも炎上に近い場所のはなしでだから完全に他人事ではない新しい日常のはなしなのかもと思ってしまうのが妙にリアルでちょっと怖かった。
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Posted by ブクログ
「二木先生」に続き二作目です。
以前、王様のブランチに出演されているのを拝見し、
女性だったことに驚きました。
「二木先生」のイメージでは、男性の方が描いているのかと思っていたため。
本作は「ファン・アート」「ヲチ」が収録されています。
「ファン・アート」
ゲーム実況を配信している高校生が、自分をエゴサしている時に見つけた一枚のイラスト。
それは自分をイメージして描かれたものだった。
どんな子か知りたくて、他人のふりをしたアカウントで近づく…
「ヲチ」
Xで狂言や妄想にも似たような発言を繰り返しているイタイ奴を踊り子として眺め言いたいことを言い合うだけのスレッド。
プライベートで対人関係を築けない主人公は、ある日そのスレッドに書き込まれていた踊り子を特定する。それはとても身近な人物だった…
どちらも痛々しいし、
でもあり得なくなさそうで、
100%理解できるかと言われると、
そうでもない。
これを私より年上の方が描いてるんだと思うと、
すごいとしか言えません。
なんかちょっと依存的な部分とか、
少しでも見て欲しい承認欲求とか、
気になって止められない部分とか、
自然を意識すればするほど不自然になっていくとか、
自分を自分でうまく操縦できないもどかしさのようなものを感じる一冊でした。
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