夏木志朋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった。思っていたのとは違う内容と結末だったが、純粋に面白かった。ただ、ニキはそんなにヤバくない。
帯から想像するのは、広一とニキとのやり取りがもっとドロドロとしたものだったが、思っていたよりずっと青春小説の色が濃い仕上がりだ。
広一は周りに馴染めないちょっと変わった高校生。そんな広一が唯一分かり合えると思って近づいたのが教師のニキ。ニキの秘密を知る広一はニキを脅しつつも、ニキの提案で小説を描き始める。
お互いに秘密を知る2人は、窮地に追い込まれるが、その時2人のとった行動は・・・。
自分が思い描いていた内容とかけ離れたものだったが、むしろこの結末は素晴らしい。そしてこれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ミッチョさん?」
話しかけられる前から、たぶんそうだと思っていた。遠目に目があったことでこちらが待ち合わせの相手だと確信したらしいチトセが、オレンジ色のキャリーケースの車輪をゴロゴロ鳴らして近づいてきた。
現実感がないまま互いに相手が間違いないかを確認して、近くにあるチェーンのコーヒー店へ向かった。
「オタク同士でオフ会する時は、結構、カラオケルームとか使う時もあるんですけど」
道中でチトセはずっと喋りつづけていた。その間を周助のか細い相槌の声が縫う。
「ちょっと歩くんですけど、すみません」
「はい」
「ミッチョさん背高いですねぇ! 一七五くらい?」
「はい」
「羨ましいっす。しかし暑 -
Posted by ブクログ
見事にひっくり返してくれるし、とてもよく出来た話だと思います。さらに「どこか変」や「行動にはしない気持ち悪い性癖」はそれだけで悪なのか?罪なのか?というストーリーはもともと好みの筈なのに、何故か途中までは上手く乗り切れず。まあ、最後には乗ってきましたが。。。。
裏口から入って、話の正面に辿り着くまでしばし時間がかかる事。委員長やゆりっぺなど、少し夾雑物が多すぎた事。それらが上手く乗り切れなかった理由かもしれません。主人公をいじめる同級生・吉田が何とも苦手で、しかも彼に関してはケリ(逃げたでも、やられたでも)がつかないまま終わった事も消化不良感があります。
夏木志朋さんは初めて。
名前や男子高校 -