夏木志朋のレビュー一覧

  • ニキ

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     面白かった。思っていたのとは違う内容と結末だったが、純粋に面白かった。ただ、ニキはそんなにヤバくない。

     帯から想像するのは、広一とニキとのやり取りがもっとドロドロとしたものだったが、思っていたよりずっと青春小説の色が濃い仕上がりだ。

     広一は周りに馴染めないちょっと変わった高校生。そんな広一が唯一分かり合えると思って近づいたのが教師のニキ。ニキの秘密を知る広一はニキを脅しつつも、ニキの提案で小説を描き始める。

     お互いに秘密を知る2人は、窮地に追い込まれるが、その時2人のとった行動は・・・。

     自分が思い描いていた内容とかけ離れたものだったが、むしろこの結末は素晴らしい。そしてこれ

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    2023年01月01日
  • ニキ

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    ネタバレ

    こっとんさんの本棚で見つけました
    2019年ポプラ社小説新人賞受賞作
    20歳の受賞!
    デビュー作とは思えませんね。
    巧み過ぎて。
    読者をぐいぐい引き込んでいく力量には感嘆です。
    ただ婆さんにはハードルが高かったです。
    (だったら年相応のものを読めばいいのですが うふふ)
    若者の中から生み出された葛藤に竦んでしまいました。
    まだまだすごいものを書いていかれることでしょう。
    楽しみです。

    ≪ 絶壁の 生徒と教師の 闇の色 ≫

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    2022年11月22日
  • ニキ

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    文庫版の二木先生と中身は一緒ということで。
    あちらのほうがカバーがセンセーショナルなので興味を引きますね。

    思ってた話とちょっと違って、あーなー最近こういうテーマ増えてきたけど、こういう角度でくるのか。
    個人の嗜好や思想は自由、だが他人を巻き込むな迷惑かけるな、隠し通して墓まで持っていけ、ではあるんだがな~~。
    そこを正義感や多数派や普通であることが踏みにじって暴いて晒していくのはね…。
    悪意と善意がほんと表裏一体であり、怖い話ですよ。
    結末がまた様式美とかなんとなくいい着地点とかでないのがなんとも。

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    2022年11月20日
  • ニキ

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    これどうなるの、どうするの、でぐいぐい引き込まれてあっという間に完読。

    絶対に次の作品も読みたいなと強く思った
    面白かった

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    2021年09月20日
  • Nの逸脱

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    2025年173回直木賞候補作ということで読んでみた。
    ノーマルを逸脱した中編3本の中編集。

    3遍の共通点を探すとすれば、少し奇異な物語だということだろうか?
    ペットショップの話、高校教師の話、そして占い師の話、どれも話の途中で放り出される感があり、話に馴染むことができなかった。
    やはり直木賞とは相性が悪く、ついていけなかった。

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    2026年03月23日
  • 二木先生

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    ものすごくリアルで世に蔓延る感情の連続なのに、不思議とここまでストレートに物語になっている作品は少ないと思う。その証拠に、この物語の登場人物はみんな気持ち悪い。

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    2026年03月20日
  • ゲーム実況者AKILA

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    ネタバレ

    「ミッチョさん?」
     話しかけられる前から、たぶんそうだと思っていた。遠目に目があったことでこちらが待ち合わせの相手だと確信したらしいチトセが、オレンジ色のキャリーケースの車輪をゴロゴロ鳴らして近づいてきた。
     現実感がないまま互いに相手が間違いないかを確認して、近くにあるチェーンのコーヒー店へ向かった。
    「オタク同士でオフ会する時は、結構、カラオケルームとか使う時もあるんですけど」
     道中でチトセはずっと喋りつづけていた。その間を周助のか細い相槌の声が縫う。
    「ちょっと歩くんですけど、すみません」
    「はい」
    「ミッチョさん背高いですねぇ! 一七五くらい?」
    「はい」
    「羨ましいっす。しかし暑

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    2026年03月18日
  • 二木先生

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    朝井リョウ先生の生欲を思い出した。

    多数派か少数派か…感じ方は自由なのに、自分が少数派に属していると気づいた瞬間に生きづらくなったしまう世の中。誰だって人と違うことは不安だし不安定だ。誰かにわかってほしいと願う気持ちは皆同じ。
    でも孤独じゃない。自分が自分を好きでいる。味方は自分だ。人と違う自分でも自分は愛せるように。そんな生き方をしよう。そして分かり合える相手ができたら喜ぼう。
    やっぱり二木先生は先生だ。

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    2026年03月15日
  • Nの逸脱

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    逸脱…少し道を外れたかもしれない普通の人々のおはなし
    みんな結構きわどいトコロまで行ってしまうんだけど…なぜか結末が爽やか(笑)
    イヤミスっぽい展開なのにこの結末は意外に良いね~w

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    2026年03月06日
  • 二木先生

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    人と違う少数派の生き方を問う小説。
    みんなと違う、ということは生きていく上で少し大変なことだと思う。それが些細なことならいいが、ロリコンや人と違う感性を持つというように大きなことになると話は変わってくるなと思う。隠しながら、普通の人のふりをしながら生きていくことへの葛藤を描いていて面白かった。

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    2026年03月02日
  • Nの逸脱

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    とても不思議な本。どんなジャンルに入るのだろうか⋯?日常の中の非日常を体験しているような感じです。登場人物が若干サイコパスで全く共感できず不気味。
    そんなモヤモヤさも含めて、全然読めない展開が面白かったです!

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    2026年02月19日
  • 二木先生

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    話の持っていき方は上手いし、たまに出てくる比喩(ラム肉のとことか)は面白かった

    結末はんんん、という感じだったけど
    よく考えたら緑の小説の部分とか、
    主人公が実際に考えた小説の中身の結末とか
    いろんなところが意識されている?気がしてそこは楽しかったです

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    2026年02月16日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    思春期の男の子とか、特殊性癖を持つ担任の先生とか、静かだけど内側には歪なものを抱えた人間が描かれる。一番の盛り上がりは序盤の主人公と二木の会話。普通になりたいけどなれない主人公が、普通じゃないことを隠してうまく教室に馴染んでいる担任を攻撃する場面が、根は自分と同じなのに立ち回りが器用な担任への苛立ちが表現されてて面白い。さらに対する二木の何を仕掛けてくるか分からない感じもスリルがあったのだが、最終的に安っぽい人間ドラマのようになってる印象があり後半の失速感は否めない。

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    2026年02月13日
  • ニキ

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    見事にひっくり返してくれるし、とてもよく出来た話だと思います。さらに「どこか変」や「行動にはしない気持ち悪い性癖」はそれだけで悪なのか?罪なのか?というストーリーはもともと好みの筈なのに、何故か途中までは上手く乗り切れず。まあ、最後には乗ってきましたが。。。。
    裏口から入って、話の正面に辿り着くまでしばし時間がかかる事。委員長やゆりっぺなど、少し夾雑物が多すぎた事。それらが上手く乗り切れなかった理由かもしれません。主人公をいじめる同級生・吉田が何とも苦手で、しかも彼に関してはケリ(逃げたでも、やられたでも)がつかないまま終わった事も消化不良感があります。
    夏木志朋さんは初めて。
    名前や男子高校

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    2026年02月13日
  • 二木先生

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    最近こういう、世の中の「普通」に入り込めないという人の話が多い気がした。
    今は時代的にもそういうのに寛容だが、一昔前を思えば「普通」じゃなかったなと思う子もたくさんいたような気がする。
    途中でなんだか読む手が止まったりもしたが、読み終わったあとどっと疲れる文だった。

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    2026年02月12日
  • 二木先生

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    ある変わり者の生徒と、ある秘密を隠し持った先生が、あることをきっかけに関わるようになり、、。

    読んでいてずっと不快な気分だったし、最後も「そんな感じ?!」という感想で、あまり好きではなかった。登場人物全員好きじゃなかった。

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    2026年02月08日
  • ゲーム実況者AKILA

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    ネットの世界とリアルな世界との衝突。
    2作品とも妙に生々しくて良かった。
    主人公がどちらも陰湿で、子供っぽいところがあって共感は出来ないけど、想像がしやすかった。
    ニキほどのインパクトは無かった。

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    2026年02月02日
  • ニキ

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    3.5 多様性の物語。最後の場面は息つく暇もなしに読んだ。いじめの描写は痛い。残念ながら吉田みたいな奴は実在する。だからこそ犯罪に繋がらない多様性は尊重されなければならない。まず自分を好きになることから初めてみたい。

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    2026年01月30日
  • Nの逸脱

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    すごい勢いで読んだ
    二木先生がとても面白かったので期待して
    これも面白かった
    普段読んでいるものとまた違った感じでこういうのはなんていうんだろうか?

    3編収録されているうち1、2までは、逸脱、うんうん、と読んでいたけど
    3つ目がやや難解で特にラストは怒涛の展開に頭がついていかず読後しばらく考えてしまった

    人間、誰しも自分が主人公で、小説でも主人公だと思った人が主人公で、そこにはある種、謎の自信のようなものを持って信じて生きてるのに、急にその足元が掬われる感覚に何度もゾワゾワした

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    2026年01月30日
  • 二木先生

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    ネタバレ

    二木先生のスタンスはずっと正しいので、そっとしといてくれと思いました。

    ラストの先生の独白はすごくよかったのですが
    終盤のいじめ描写で抱いたモヤモヤが消化されるほどでもなく、
    スッキリしない読後感でした

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    2026年01月25日