夏木志朋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
知り合いからおすすめされて。
テンポがよくあっという間に読み進められた。
読書に没頭して気づいたら朝になっていた中学時代に戻ったような感覚で、そのくらい夢中になってた。
ワードセンスが自分好みで、特にブーメランが刺さって死ねは声出して笑った。全体的に尖りすぎてる。
完全に好みは分かれる尖り方してるけど、学生に読んでほしいかも。てか自分が学生の時に出会いたかった本。いや出会わなくて逆によかったかも。今でもこんなおもろいと思うのに学生の頃に読んでたら影響されすぎちゃって、死ぬほど尖った奴になり、とんでもない黒歴史が生まれてたかも。
展開はいい意味で裏切られた。あの題材でよくこの展開にもってけたな。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ感想を書き連ねるだけ
主人公の高校生は、自身が人と比べ明らかにおかしくて変わっていることを自覚している。普通の人間に擬態しようとしたこともあるが、おかしいが故に具体的にどこがおかしいのかまでは自覚出来ず、結局普通になることを諦め、人と『変わっている』ことを人より『特別である』という認識に置き換えることで自尊心を保つという生き方をしていた。他を見下すことでしか、自分を肯定できない。しかし、そんなプライドの高さは、自分のことを認めて好きだと思える自己肯定感の高さには繋がっていないようで、そんな矛盾であり正論のようなものが、数々の葛藤や生きづらさを生んでいることに、主人公自身は気がついていない。自分 -
匿名
購入済み普通じゃない皆んなから変わってると言われる少年とごく平凡な教師に見えるけれど、とんでもない闇を抱えてる先生。すごく難しいテーマで、自分でも受け入れられるか何度も考えたけれど答えが出ない。
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Posted by ブクログ
少しずつ、自分が何が好きだったのかがわからなくなっていった。それでいい、と思った。こうして元の自分が消えてしまえば、きっともう少し息がしやすくなる。
それでも、中学に入り、卒業する頃になっても、空気は薄いままだった。(p.29)
人を見下して心をなだめる自らを蔑む気持ちと、その心理を知っているという自負、そうした自意識がキャベツやレタスの層になって、心を襞だらけにしていた。(p.31)
…理解不能なものをこうして「そういうものだ」と押しつけられると、こっちが、明文化されていないものに関しては何が本当で嘘なのかを見抜くのが不特手なことに付け入れられている気がして、不快で、不安だった。そしてなぜ、